看護留学の費用・国・期間を解説！おすすめの留学エージェントも紹介

「看護師としてのキャリアをより充実させたい」
「海外で看護師として働きたい」

こんな方には、看護留学がおすすめです。

この記事では、看護留学の費用や国、必要な期間を解説します。看護留学をサポートしているおすすめの留学エージェントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

看護留学とは？

看護留学とは、看護師や看護学生が海外の医療施設や大学で学ぶことを目的とした留学です。

世界で活躍できる国際看護師を目指す方や、看護師としてより高度な技術を習得したい方、実践的な医療英語を習得したい方などが参加されています。

看護留学の参加条件！年齢・語学力・費用について

対象年齢や必要となる語学力・費用など、看護留学に参加するための条件を表にまとめました。

対象年齢	プログラムにより異なります。また、取得するビザの種類によって年齢制限が設けられているため、事前に確認しておきましょう。 例えばオーストラリアの場合、学生ビザまたはワーキングホリデービザを取得しますが、それぞれの年齢制限は以下の通りです。・ワーキングホリデービザ（取得時に18～31歳）・学生ビザ（18歳以上、上限は制限なし）※学生ビザは、18歳未満場合は宿泊先の確保と保護者の承諾書があれば可能です。
性別	男女ともに参加可能です。
語学力	留学の目的に応じて必要な語学力は異なります。 例えば、海外の看護師資格の取得を目指す場合、高い英語力がもとめられます。各国、基準が設けられています。基準を満たしている場合は看護資格取得学校の入学を目指せますが、基準に満たない場合は、まずは語学学校での学習が必要となります。
期間	目的に応じて、短期間のものから長期にわたるものまで様々です。
費用	留学費用は国や学校、プログラムによって異なります。 例えばオーストラリアに1年間留学した場合は、200～300万円が目安となります。 なお、ワーキングホリデービザを利用する場合、アルバイトができます。また、オーストラリアの場合は、学生ビザでも週に20時間までのアルバイトが認められています。
看護師資格	看護師資格が必要かどうかは、国やプログラムによって異なります。 例えば、オーストラリアでは、日本の看護師資格を取得していない方でも、オーストラリアの看護師資格の取得を目指せます。しかし、「オーストラリア看護協会が定める基準の英語力」と「看護協会に認定されたオーストラリアの大学の学位取得」が必要なため、看護留学ではそれらをクリアするためのプログラムが用意されています。 また、医療英語の習得など特定のテーマやスキルに焦点を当てたプログラムの場合は、看護師資格が不要な場合がほとんどです。

必要な留学期間

看護留学の期間は、特定のスキル取得を目的とする短期プログラムから、現地の大学や医療施設での長期研修まで、目的に応じて変わります。

既に日本で看護師として勤務している方が長期留学を希望する場合は、退職時期を考慮しながら留学計画を立てることが重要です。

看護留学はどこの国でできる？人気の国を紹介！

ここからは、看護留学先として人気の5カ国をご紹介します。

• オーストラリア
• イギリス
• カナダ
• ニュージーランド
• アメリカ

オーストラリア

オーストラリアは、看護師としてのビザ取得や永住権取得の手続きが他の主要英語圏（イギリス・アメリカ・カナダ）よりも簡単なため、看護留学先として大変人気があります。

また、看護師として働く際に有給休暇や産休が取りやすく、希望する分野でのキャリアを構築しやすい点も魅力です。

オーストラリアの看護留学プログラムは最終学歴に応じて異なるため、ご自身の状況に応じて個別の計画を立てましょう。

日本の看護師資格を持たない方でも、オーストラリアの大学での学位取得と看護協会の英語基準を満たせば、オーストラリアで正看護師資格を取得できます。

イギリス

イギリスは近代看護の先駆者「ナイチンゲール」が活躍した国として知られており、様々な映画や音楽の舞台としても有名です。

イギリスで看護師として働くためには、Nursing and Midwifery Council （NMC：看護助産師協議会）の基準を満たし、登録手続きを行う必要があります。

資格の取得のためには、NMCが認める学士コースの修了、指定された英語能力基準の達成、書類審査の通過、そして試験の合格が求められます。

日本の学歴や資格によってイギリスでの資格取得までのステップが異なるので、注意してください。

日本の看護師資格を持たない方は、NMCの基準に沿ったコースを修了し、NMCへの登録が必要となります。

カナダ

カナダで看護師は人気職業の一つですが、その中でも、医師の指示を必要とせず、特定の医療行為や薬の処方が可能な「ナースプラクティショナー」は大変人気があり、平均給与も高額です。

大学では、看護師(RN Registered Nurse)と准看護師（RPN Registered Practical Nurse）のコースを用意しています。また、オンタリオ州のConestoga Collegeでは、日本の看護経験者向けの2年間の特別プログラムを提供しています。

各州の看護協会によって看護師になる為の申請条件が異なりますので、進学前にしっかり確認をしておきましょう。

ニュージーランド

ニュージーランドは治安が良く、アメリカやイギリスに比べて留学費用が安く抑えられるため人気です。ただし、給与もやや低く設定されており、介護や終末期ケアに優れているという特徴があるため、最先端医療に携わりたい方には向いていないかもしれません。

正看護師になるには、ニュージーランドの看護協会が認める学士レベルを修了、英語力証明（IELTS7.0以上）、臨床経験などが求められます。

看護師資格がない方でも、進学ルートに応じた英語力とプランニングで資格の取得が可能です。日本での資格や最終学歴に応じて、ニュージーランドでのステップが異なりますので、注意してください。

アメリカ

トップレベルの医療機関や研究所が存在するアメリカは、世界中からたくさんの留学生が集まる人気の留学先です。

アメリカでの看護師資格を取得するためには、国家試験「NCLEX」の合格が必須です。受験資格として、日本の看護師資格の所持、またはアメリカの大学での看護課程修了が求められます。

また、どのケースにおいても、TOEICのスコアが 725以上であることが基準として定められています。

合格した場合でも、外国人労働者の受け入れに対して閉鎖的なところがあり、また、永住権の取得が厳しいことから、難易度は高め。しかし、看護師としてアメリカで活躍している日本人も存在しているため、不可能ではありません。

看護留学におすすめの留学エージェント5選

ここからは、看護留学をサポートしているおすすめの留学エージェントをご紹介します。適切なプログラムとエージェントの選択は、看護留学の成功に大きく影響しますので、選ぶ際の参考にしてください。

留学エージェント	特徴
DEOW（留学ワールド）	アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドでの医療分野留学に対応。
StudyIn	出発まで無料で英会話レッスンを受講可能
留学情報館	現地スタッフや留学生から直接話しを聞ける（場所によっては不可の場合あり）
EF	語学レベルが上がらない場合、レベルが上がるまでの費用が無料になる制度を採用
SchoolWith	LINEで気軽に無料相談可能

DEOW（留学ワールド）

特徴	・留学手数料無料（一部例外あり）・定期的な視察を行う専門のカウンセラーが担当 ・12の海外直営オフィスにて現地サポートを提供 ・最大週7回受講可能な無料の英会話オンラインレッスンを開講 ・プライバシーマークとJ-CROSS認証企業による運営 ・オリジナル国際学生証（ISICカード）をプレゼント
運営会社	株式会社DEOW
公式HP	https://deow.jp/objective/medical/

DEOW（留学ワールド）では、医療分野留学プランを提供。いろんな患者さんと触れ合いたい方や、将来的には海外で就職したい方におすすめのプログラムです。アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドでの留学に対応しています。

DEOW（留学ワールド）の口コミや評判に関しては、以下の記事が参考になります。ぜひご確認ください。

StudyIn（スタディーイン）

特徴	・留学手数料無料 ・年間4500名をサポート ・出発から帰国まで手厚いサポート体制 ・出発まで無料で英会話レッスンを受講可能 ・結果の出る留学エージェントとしてメディアで話題
運営会社	株式会社ブルード
公式HP	https://studyin.jp/

StudyInでは、語学力に不安のある方に向けて、長期留学で語学につまづく事なく生活できるようにする「2カ国留学プラン（看護留学の前にフィリピンなどで低価格で集中して語学を学ぶ）」を用意しています。詳しくはお問い合わせください。

StudyIn（スタディーイン）の口コミや評判に関しては、以下の記事が参考になります。ぜひご確認ください。

留学情報館

特徴	・留学手数料無料で手厚いサポートを提供 ・留学経験者がカウンセラーとして担当 ・世界中の独自のネットワークで留学生をサポート ・留学プランを立てる時には、LINEでのやりとりも可能 ・現地スタッフや留学生から直接話しを聞ける（場所によっては不可の場合あり）
運営会社	株式会社留学情報館
公式HP	https://www.ryugaku-johokan.com/purpose/speciality/

留学情報館では現地パートナー会社と提携し、看護留学をサポートしています。詳しくはお問い合わせください。

留学情報館の口コミや評判に関しては、以下の記事が参考になります。ぜひご確認ください。

EF

特徴	・1965年創業の豊富な実績 ・個々の生徒の言語能力を最大限に引き出すことを重視した授業 ・語学レベルが上がらない場合、レベルが上がるまでの費用が無料になる制度を採用
運営会社	海外留学EF
公式HP	https://www.efjapan.co.jp/senmon-ryugaku/kangoshi/

EFの社会人向け語学コースでは、国際看護師に求められる語学力と一緒に、特別選択科目として、医療英語、製薬業界の英語、政治、社会などの専門科目を学ぶことができます。

EFの口コミや評判に関しては、以下の記事が参考になります。ぜひご確認ください。

SchoolWith

特徴	・申込みユーザーの満足度95.7％の実績 ・独自メソッドの英語学習サポート ・手数料無料＆最低価格保証 ・日本最大級の語学学校 ・語学情報を提供 ・LINEで気軽に無料相談可能
運営会社	株式会社スクールウィズ
公式HP	https://schoolwith.me/

SchoolWithでは、留学プログラムの提供以外にも、自身で探した留学に対して、目的にあった留学期間が設定できているか、渡航先の雰囲気は自分に合っているか、受け入れ先の語学学校や滞在先は自分の希望に沿っているかなど、プロの目線からのアドバイスも行っています。

SchoolWithの口コミや評判に関しては、以下の記事が参考になります。ぜひご確認ください。

看護留学で得られるメリット

看護留学には様々な魅力がありますが、ここでは主なメリットを2つご紹介します。

• 医療で必要な語学力を習得できる
• 国際看護師を目指せる

医療で必要な語学力を習得できる

看護留学では、日常のコミュニケーション能力だけでなく、医療現場で必要とされる専門的な医療英語を習得できます。

これにより国際的な医療現場での活躍が期待できますし、日本においても英語を話せる看護師への需要が高まっているため、帰国後の市場価値も向上します。

国際看護師を目指せる

看護留学先で看護師資格を取得して国際看護師（海外で活躍する看護師）を目指せる点も、大きなメリットです。

海外での看護師としての就職には、日本と比べて専門性の高い知識や技術が求められます。そのため、日本ですでに看護師として働いている方にとっても、国際看護師のハードルは低くありません。

しかし、その分、看護師のステータスやお給料が高い国が多く、永住権の取得ができる国もあるため、国際看護師を目指して多くの留学生が看護留学を利用しています。

まとめ

看護留学は、医療分野での国際的なキャリアを目指す看護師や学生にとって、計り知れない可能性を秘めた経験となります。また、医療英語を習得することで、日本で働く場合でも看護師としての市場価値を高めることも可能です。

留学の目的や期間、国によって異なる特徴を理解し、自分に合ったプログラムを選ぶことが、看護留学成功の鍵です。ぜひ専門の留学エージェントを活用して、プログラムの選定や手続きを進めてください。

この記事でご紹介した留学エージェント

留学エージェント	特徴
DEOW（留学ワールド）	アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドでの医療分野留学に対応。
StudyIn	出発まで無料で英会話レッスンを受講可能
留学情報館	現地スタッフや留学生から直接話しを聞ける（場所によっては不可の場合あり）
EF	語学レベルが上がらない場合、レベルが上がるまでの費用が無料になる制度を採用
SchoolWith	LINEで気軽に無料相談可能