アメリカ留学の費用はどれくらい?安く抑える方法や学校を紹介
留学先として人気の高いアメリカですが、費用が高いイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。
今回は、アメリカ留学の費用の目安をご紹介します。
また、費用の内訳や、アメリカの留学費用を安く抑える方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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アメリカ留学の費用の目安
語学留学の費用
アメリカ留学の費用は、語学学校へ通う場合、1ヶ月で60~70万円、1年間で380~500万円ほどです。
期間 | 費用の目安 |
---|---|
1ヶ月 | 60~70万円 |
3ヶ月 | 120~150万円 |
半年間 | 210~250万円 |
1年間 | 380~500万円 |
費用に含まれるものは、入学金、授業料(フルタイム・およそ週20レッスン)、滞在手配料、滞在費用(ホームステイ)、空港送迎(片道)、航空券代、保険代です。
※ 2023年1月時点のレートで試算
費用は留学する学校や時期によって異なりますので、あくまで参考としてお考えください。
高校留学の費用
アメリカの高校留学の費用の目安は以下の通りです。
留学方法 | 費用(1年間) |
---|---|
交換留学 | 200〜220万円 |
公立高校 | 300万~700万円 |
私立高校 | 400万~1,120万円 |
アメリカ留学の費用の内訳
留学費用と言っても、その中にはさまざまな項目があります。
アメリカの留学費用の内訳は、下記の通りです。
- 入学金
- 授業料
- 教材費
- 滞在先手配料
- 滞在費
- 空港送迎費
- 海外送金手数料
- 航空券代
- 保険代
- ESTA(電子渡航認証)の申請費用
- ビザ申請費用
- お小遣い
- 持ち物を揃える費用
それぞれ簡単に説明してきます。
入学金
語学学校へ入る際に、授業料と合わせて、入学金を支払う必要があります。
アメリカの語学学校の場合、入学金の相場は$150〜$200ほどです。
授業料
語学学校の授業料は、コースごとに設定されています。
また一般的に、1週間あたりの単価が決められており、コース受講期間が長くなるほど授業料の単価は安くなります。
下記のようなイメージです。
週数 | 授業料 |
---|---|
1〜11週間 | $400/週 |
12〜13週間 | $370/週 |
24週間以上 | $350/週 |
アメリカの語学学校の場合、1〜4週間の授業料の単価は、1週間あたり$300〜$500ほどが相場です。(週20レッスンの場合)
教材費
教材費も、授業料と同じように、1週間あたりの単価が決められている学校が多いです。
なかには教材費がかからない(授業料に含まれている)語学学校もあります。
アメリカの語学学校の教材費の相場は、1週間あたり$10〜12ほどです。
滞在先手配料
ホームステイや寮を学校経由で申し込むと、学校に対して、滞在先を手配するための手数料を支払う必要があります。
それが滞在先手配料です。
アメリカの語学学校の場合、滞在先手配料の目安は、$80〜$100ほどです。
なお、滞在先手配料は、授業料などとは異なり、滞在期間に関係なく一律で設定されていることがほとんどです。
基本的に、入学金と同じように、最初に1回だけ支払いが必要ですが、現地滞在中にホームステイ先を変更するような場合は、滞在先手配料が再度発生するケースもあります。
滞在費
滞在費というのは、ホームステイ代や寮代のことです。
授業料と同じく、1週間あたりや4週間あたりの単価が設定されています。
アメリカの場合、ホームステイ代(個室・2食付き)は1週間あたり$300〜$450ほどが相場です。
ホームステイは朝夕の2食付きが一般的で、学校によっては3食付きに変更できるところもあります。
空港送迎費
空港送迎費とは、現地に到着した際に、空港からホームステイなどの滞在先へ送迎してもらう場合の費用です。
希望者は、帰りの送迎の手配できる学校がほとんどです。
空港送迎は必須ではなく、オプション扱いになっています。
空港送迎費の目安は、片道$100〜$200ほどです。
海外送金手数料
留学費用を学校へ送金する際に、海外送金手数料が発生します。
留学エージェントを通して申し込みをする場合は、エージェントが代わりに送金してくれます。
各エージェントでは、海外送金手数料を一律で設定していることが多いです。
航空券代
航空券代は、時期や空席状況によって変動します。
やはり留学や旅行をする人が多い時期は高くなる傾向にあります。
アメリカの場合、往復航空券の相場は10〜30万円ほどです。
アメリカはとても広く、たくさん都市があるため、航空券代は留学する場所によって大きく異なります。
保険代
海外留学期間をカバーする保険に加入しましょう。
保険もたくさん商品があり、費用はそれぞれ異なりますが、1ヶ月あたり2〜3万円ほどが目安です。
ESTA(電子渡航認証)の申請費用
アメリカへ留学する場合、期間が90日未満で、かつ、授業が週18時間未満であれば、学生ビザなしで留学することができます。
つまり、アメリカへ旅行でいくのと同じ形で滞在できます。
その場合、ESTA(電子渡航認証)の申請が必要です。
ESTAの申請費用は$21です。(2023年1月現在)
(出典:ESTA(エスタ)申請 – 在日米国大使館と領事館)
ビザ申請費用
学生ビザやワーホリビザで渡航する人は、それぞれビザ申請費用が必要です。
アメリカの学生ビザ(F-1ビザ)の申請費用は、$160です。(2023年1月現在)
もしビザ申請を業者に代行してもらう場合は、別途、ビザ申請代行費用が発生します。
(出典:米国ビザ申請|ビザ申請料金)
お小遣い
現地で使うお小遣いも準備しておきましょう。
お小遣いは人によって必要な金額が大きく異なると思います。
たくさん買い物をしたい人は多く必要でしょうし、とにかく勉強に集中しようという人はそんなに多くは必要ないでしょう。
アメリカは日本よりも物価が高いので、日本の2倍ぐらいを目安に計算してみてください。
持ち物を揃える費用
旅行に行く時のように、アメリカへ留学する際もいろんなものを日本から持っていく必要があります。
普段から使用しているものを持っていく場合は費用はかかりませんが、新しく買い揃えなければいけないものがあれば、その分の費用も留学にかかる費用として考えられるでしょう。
なお、アメリカ留学に必要な持ち物については、下記の記事で詳しくご紹介しています。
アメリカ留学の費用を抑える方法
アメリカは、世界の中で最も留学費用が高くなる国です。
費用が高すぎて留学を諦めてしまう人もたくさんいます。
「費用が高くてもアメリカに留学したい」「できるだけコストを下げて留学したい」という方に向けて、ここではアメリカ留学の費用を抑える方法をご紹介します。
- 学校のキャンペーンを利用する
- 滞在先を現地で探す
- 留学費用の安い都市を選ぶ
- 学費の安い語学学校を選ぶ
- 留学のハイシーズンを避ける
一つずつ見ていきましょう。
学校のキャンペーンを利用する
語学学校のキャンペーンを利用すると、留学費用を抑えることが可能です。
語学学校のなかには、期間限定でお得なキャンペーンを提供しているところがあります。
キャンペーンの内容はそれぞれ異なりますが、例えば下記のようなイメージになります。
- 入学金免除
- 授業料10〜20%オフ
- 滞在費5%オフ
- ハイシーズン料金免除
- 教材費免除
期間限定で設定していることが多いため、学校が決めた期間に申し込まなければいけないという制約はありますが、キャンペーンなしで普通に申し込みよりも、かなりお得に留学できるケースもがあります。
例えば、半年間(24週間)留学する場合、通常の授業料が$10,000だったとしましょう。
授業料が10%オフになるキャンペーンを適用した場合、$1,000が割引されます。
1ドル130円と想定すると、13万円も安くになるということです。
このように、キャンペーンは非常にお得ですので、留学費用を少しでも抑えたい場合は上手に活用しましょう。
アメリカにはたくさんの語学学校があるため、どの学校がどんなキャンペーンを提供しているのか、自分で探すのは大変です。
そこで利用したいのが、留学エージェントです。
留学エージェントは各学校から直接連絡をもらっており、常にお得なキャンペーンを把握しています。
今では手数料無料の留学エージェントもたくさんありますので、ぜひ一度相談してみてください。
アメリカ留学でおすすめのエージェントについては、下記の記事で詳しくご紹介しています。
滞在先を現地で探す
学校を通して、アメリカ滞在中のホームステイや寮を申し込むことができます。
ただ、現地でシェアハウスなどを探す方が安価に済むケースがほとんどです。
そうは言っても、最初から現地で部屋を探すのは大変です。
そのため、まずは最初の1〜2ヶ月分だけ学校を通してホームステイなどを申し込んでおき、残りの留学期間の滞在先はその1〜2ヶ月で探すのがおすすめです。
留学費用の安い都市を選ぶ
アメリカの留学費用を抑えるためには、どこに留学するかを吟味するのも重要です。
大都会であるニューヨークや、人気都市のロサンゼルスなどは、留学費用が高くなりがちです。
授業料だけでなく、物価も高いので、初期費用に加えてランニングコストも大きくなります。
そのため、アメリカ留学の費用を抑えたい人は、上記のような都市は避けると良いでしょう。
学費の安い語学学校を選ぶ
アメリカは世界で最も人気の留学先であり、たくさんの語学学校があります。
もちろん学費は学校によって異なります。
たとえば、同じ授業数のコースの授業料を比較すると、最も高い部類の語学学校Aの単価が$465/週であるのに対して、安い語学学校Bの授業料は$270/週です。
この2校を比較すると、1週間あたり$195、1ドル130円で計算すると、25,350円もの差があります。
アメリカ留学の費用を抑えたいなら、しっかり比較検討をして、学費の安い語学学校を選ぶと良いでしょう。
留学のハイシーズンを避ける
少しでも留学費用を抑えたい場合、留学のハイシーズンを避けましょう。
アメリカの場合、6〜9月あたりが留学のハイシーズンになります。
この時期に留学すると、多くの語学学校では、ハイシーズン料金が別途発生します。
ハイシーズン料金は、ホームステイや寮の滞在費に対してかかることが多く、1週間あたり$30〜$50ほど(1ドル130円で計算すると、3,900〜6,500円ほど)です。
また一部の学校では、滞在費だけでなく、授業料にもハイシーズン料金が設定されています。
もしスケジュールを柔軟に調整できる場合は、ハイシーズンを避けることで、費用を抑えることが可能です。
アメリカで費用が安い語学学校
アメリカは留学費用が高い国だとお伝えしてきましたが、なかには比較的費用を安く抑えられる学校もあります。
ここでは、費用が安いアメリカの語学学校を3つご紹介します。
- TALK English Schools, Boston
- OHC Boston
- TLA-The Language Academy
TALK English Schools, Boston
TALK English Schools, Bostonは、ボストンにある語学学校です。
中南米やヨーロッパの留学生から人気の学校で、いろんな国の人と触れ合いたい人におすすめです。
授業は学校名の通り、会話力上達に重点を置いています。
【TALK English Schools, Bostonの費用(2023年)】
項目 | 費用 |
---|---|
入学金 | $150 |
授業料(一般英語、週18時間) | $270 / 週(2〜4週の単価) |
教材費 | – |
滞在手配料 | $75 |
滞在費(ホームステイ、個室、2食付き) | $370 / 週 |
空港送迎費 | $155 |
1ヶ月の留学費用の目安:約387,000円
※1$=130円の場合
※含まれる費用:入学金、授業料、教材費、滞在手配料、滞在費、空港送迎費、海外送金手数料
OHC Boston
OHC Bostonは、ボストンにある小規模な語学学校です。
日本人生徒の割合が少なく、英語に親しみやすい環境です。
授業はコミュニケーション中心なので、会話スキルをしっかり上げたいという人にもおすすめします。
【OHC Bostonの費用(2023年)】
項目 | 費用 |
---|---|
入学金 | $150 |
授業料(一般英語、週20レッスン) | $365 / 週(1〜4週の単価) |
教材費 | $55(1〜10週の費用) |
滞在手配料 | $150 |
滞在費(ホームステイ、個室、2食付き) | $370 / 週 |
空港送迎費 | $165 |
1ヶ月の留学費用の目安:約455,000円
※1$=130円の場合
※含まれる費用:入学金、授業料、教材費、滞在手配料、滞在費、空港送迎費、海外送金手数料
TLA-The Language Academy
TLA-The Language Academyは、フォートローダーデールの中心部、モダンなビルの中にある語学学校です。
日本人が少なく多国籍な雰囲気なので、さまざまな国の友人を作ることができます。
【TLA-The Language Academyの費用(2023年)】
項目 | 費用 |
---|---|
入学金 | $150 |
授業料(一般英語、週17時間) | $290 / 週(1〜12週の単価) |
教材費 | $30(4週ごとの費用) |
滞在手配料 | – |
滞在費(ホームステイ、個室、2食付き) | $65 / 泊 |
空港送迎費 | $150 |
1ヶ月の留学費用の目安:約435,000円
※1$=130円の場合
※含まれる費用:入学金、授業料、教材費、滞在手配料、滞在費、空港送迎費、海外送金手数料
アメリカ留学のエージェントをお探しの方は、こちらの記事も併せてご確認ください。
アメリカの物価が高い都市と安い都市
アメリカは同じ都市の中でも場所によって大きく物価が異なります。
マディソン
学生が多く教育水準が高い街です。治安も良く、物価も比較的安いので留学先としてオススメします。4つの湖に囲まれた美しい都市です。
アトランタ
アメリカ南部最大の都市と言われているアトランタは、数々の有名企業が集まる街として知られています。日本のように四季がはっきりし、他都市と比べて冬は比較的温暖で暮らしやすい街です。大都会ですが物価は比較的安いです。
シカゴ
アメリカ第3の都市ですが、大きな都市の割に物価はそこまで高くはありませんが場所によります。
交通網が発達しているの、あらゆる場所へ気軽に遊びに行けるのもポイントです。
ニューヨーク
世界の中でもトップクラスに物価の高い都市ですが、場所により大きく異なります。また、語学学校数も多いため、授業料が安い学校もあれば高い学校もあります。世界中から人が集まってくる刺激的な街です。
アメリカ留学中にアルバイトは可能?
アメリカの場合、留学中にアルバイトをすることはできません。
語学学校へ通う場合、観光ビザもしくは学生ビザで滞在することになりますが、どちらもアルバイトは認められていません。
アメリカ留学を検討している方は、現地でお金を得ることは基本的にできないため、滞在期間中の生活費をカバーできるだけのお金を準備しておきましょう。
アメリカのチップや税金は?
アメリカはチップ文化です。レストラン、ホテル、美容院などあらゆる場所で必要です。
税金は州によって異なります。
アメリカ留学は費用が高いがメリットもたくさん
今回はアメリカ留学の費用について解説しました。
アメリカは世界のなかで最も留学費用が高くなる国です。
金銭面において留学するハードルが少し高いですが、アメリカ留学には様々なメリットがあります。
アメリカは世界中から人が集まるので、色々な友人を作ることができます。
都市部では情報が集まりやすく、おけいこができる場所も多いので、放課後に色々学びスキルを磨くのも良いでしょう。語学学校によってはアート&デザイン、ツーリズムなどのコースを取り扱っているところもあります。
また、アメリカの語学学校は大学のキャンパス内にあるところも多く、キャンパスライフを堪能できるチャンスです。将来、海外に進学したい方にオススメします。
アメリカの学校については、留学エージェントが多くの情報を持っています。
学校選びや費用についてお悩みの方は、ぜひ一度留学エージェントに相談してみてください。