「マルタ留学は意味ない」の真相を徹底分析!意味ある留学にするためのポイントもご紹介
英語を学びたい人たちの中で人気が出てきているマルタ留学。
下のグラフは、2023年に留学タイムズにご相談いただいたお客様のデータから作成した「留学したい国ランキング」なのですが、ご覧の通り、マルタはフィリピンに次ぐ7位でした。
しかし最近、マルタ留学のことを「意味ない」と言う人がいるとかいないとか…。
この記事では、「マルタ留学は意味ない?」の真相を徹底分析。意味ある留学にするためのポイントもご紹介するので、マルタ留学をご検討中の方は参考にしてみてください。
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「マルタ留学は意味ない」の真相は?デメリットをチェック
地中海に浮かぶ島国、マルタ共和国。最近、日本人に人気の留学先です。
マルタ留学を検討していると、留学経験者のリアルな口コミが目に入ってきます。
例えば、以下のような口コミをみると、「マルタ留学って意味ない…?」と感じてしまうかもしれません。
マルタ留学を検討しているそこのあなた!
マルタでは遊び程度の英語力しか鍛えられませんよ。そういう意味では豪遊の地、長いバケーションの場所でしかないと思う
https://twitter.com/Ken_QS/status/1780618178374115474
今年の夏は去年の夏よりもマルタ留学してる日本人絶対的に多いだろうな〜どこ行っても2~4人グループで歩いてるからビックリよ、その割には知り合いは少ないけど
https://twitter.com/_mctp/status/1695862797182152825
本当にマルタ留学は意味ないのでしょうか?
まずはマルタ留学のデメリットを見ていきましょう。
日本人が多い時期や学校がある
マルタの語学学校の留学生の国籍はさまざまです。
例えば、EC Maltaの学生国籍比率は以下のようになっています(1週間の学生数の3年間平均)。
- ブラジル:15%
- コロンビア:14%
- 日本:13%
- フランス:8%
- トルコ:7%
- スイス:6%
- 韓国:5%
- それ以外:32%
別の語学学校、ClubClass Maltaの留学生の国籍割合(2023年のデータ)は、以下の通りです。
- ブラジル:9.6%
- コロンビア:8.3%
- イタリア:8.2%
- 日本:7%
- スペイン:5.7%
- フランス:5.6%
- トルコ:5.4%
上記の通り、日本人の割合は10%前後となっています。1クラスの人数を10~20人で換算すると、日本人は1クラスに1~3人いる計算になります。
オーストラリアへの留学などでは、日本人比率が平均して20%程度であることを踏まえると、10%という数値は少なく感じますが、これは留学先の学校や時期によって変動します。
例えば、初級クラスであれば日本人が多くなる傾向があり、クラスの3割が日本人ということも。
また、大学の長期休みの時期は、日本人の比率が多くなります。
マルタは国も小さく、語学学校の数もオーストラリアやアメリカに比べて多くないため、1クラスに数人しか日本人がいなくても、「日本人が多い」と感じてしまうかもしれません。
さらに、海外ではどうしても、日本語を話せる安心感と居心地の良さから、日本人同士で集まりがちです。海外生活に対する不安から、つい日本語で日本人に話しかけてしまい、放課後や休日も一緒に過ごしてしまうという人もたくさんいます。
こうなると、留学の効果も半減します。
マルタ留学に限ったことではありませんが、留学先でも日本人とばかり一緒にいると、英語力の向上が感じられず、留学=意味ないと感じてしまうかもしれません。
費用の安さだけで選ぶと失敗することも
マルタ留学は、北米やヨーロッパへの留学に比べると、比較的リーズナブルに留学できます。ただ、費用の安さばかりを追求してしまうと、安かろう悪かろう…な留学になってしまうことも。
費用が安いのにはそれなりの理由があるはずです。「安いから」だけの理由ですぐに学校を選ばずに、立地や1クラスの人数、選択できるコースの種類や施設の充実度など、その学校の特徴をしっかり確認しましょう。
他国に比べるとリーズナブルではあっても、それなりのお金を払ってきているのに、思っていたような学習ができなかったりすると、「マルタ留学は意味ない…」と感じてしまうかもしれません。
現地の人の英語はマルタ訛りがある
マルタの公用語はマルタ語と英語ですが、母語はマルタ語です。そのため、現地やホームステイ先では、母語であるマルタ語訛りの英語を聞く機会が多いかもしれません。
実際、次のような口コミもありました。
マルタ留学でホームステイしても、残念ながら英語力はそんなに伸びない。なぜなら、マルタの人たちは、マルタ語が母国語だから。みんな英語も話せるけど、本当に簡単な英語。アメリカやカナダ、オーストラリア等の、英語ネイティブとは違う。
https://twitter.com/Yui_upY_English/status/1704147050802139581
ネイティブが話すような英語に憧れて留学すると、「こんなはずではなかった…」「マルタ留学は意味ない…」と感じてしまうかもしれません。
しかし、語学学校で英語を教える先生は基本的にはマルタ訛りのない英語を話すので安心してください。
人気の学校の先生は、英語教授資格を取得している方ばかりです。留学生が聞き取りやすいような英語を話してくれるので、学校に関してはマルタ訛りを気にする必要はないでしょう。
小さな国だから飽きやすい
マルタは小さな島国です。島の大きさは、東京23区の半分程度。世界の国の面積の小さい順ではトップ10に入る小ささです。
その小さな島国には、美しいビーチがあったり、世界遺産があったりと、観光地的な魅力は多いのですが、 1ヶ月も生活すれば飽きてくる人も多くいます。
「留学先では都会的な生活をして…」「週末は大型ショッピングモールで買い物…」と理想を抱いて留学すると、マルタ留学は物足りないかもしれません。そのような方は「マルタ留学は意味ない…」と感じてしまう可能性があります。
遊びの誘惑がある
マルタは小さな国ですが、地中海のリゾート地として有名な国でもあります。観光客も多く、特に夏は、バケーションを兼ねて短期で留学するヨーロッパの学生も多いです。
そのため、リゾート気分やバケーション気分に流されると、ただ遊んだだけになってしまう可能性も。そうなると、ただの旅行と変わりありません。
遊びに夢中になってしまい、留学したのに思った以上に英語力が向上しなかったら、「マルタ留学は意味ない…」と感じてしまうでしょう。
マルタ留学を意味のあるものにするためのポイントは?
ここまで、「マルタ留学は意味がない」と言われる理由を解説してきましたが、自分次第で意味のある留学にすることは可能です。
マルタ留学を意味あるものにするためのポイントは以下の通りです。
マルタ留学の目的・目標を明確にしておく
マルタ留学に限ったことではありませんが、留学すれば必ず英語がペラペラになる、というわけではありません。語学学校で積極的に授業に参加したり、語学学校での勉強に加えて自主的な勉強をしたりと、本人の努力も大切です。
そのために、まずはマルタ留学の目的・目標を明確にしておきましょう。
例えば、「マルタ留学後のTOEICで〇〇〇点を取る」など、数値化できる目標であれば成果を見える化できます。
その他、下記のような目標でもOKです。
- 授業中は必ず1回発言する
- 外国人の友達を作る
- 朝、単語を覚えてから学校へ行く
目的や目標があれば、何となく授業に参加したり、遊びの誘惑に負けて遊んでしまったりすることを防げるでしょう。
日本人との付き合い方でマイルールを決めておく
マルタは日本人に人気の留学先になりつつあるので、今後も留学する日本人は増えていくでしょう。
仮に日本人が増えたとしても、日本人との付き合い方についてマイルールを決めておけば、日本人とばかり一緒にいることによる「マルタ留学は意味ない」を防げます。
例えば、下記のようなルールです。
- 日本人同士でも英語で会話する
- 日本人だけのグループで行動しない
- 他国の留学生と一緒に自主勉強する
異国の地で何かあったときに頼ることができたり、精神的な面で支えてくれたりするのは日本人であることが多いため、日本人との関係を完全に断ち切ることはおすすめしません。
日本人とうまく付き合いつつ、積極的に英語だけの空間に自分の身を置くことがポイントです。
せっかく留学しに来ているのですから、居心地の良い日本人コミュニティにいるのではなく、日本語を話す機会を減らして英語力向上へと結び付けましょう。
なお、マルタの中でもAce English Maltaのように、比較的日本人が少ない学校もあります。
先ほど、EC MaltaとClubclass Maltaの日本人比率をご紹介しましたが、Ace English Maltaは2023年の日本人比率が5%と、他の学校よりも低い傾向にあります。
このような学校を選ぶことで、日本人との接触を減らすことも可能です。
オンとオフを明確にする
何事もダラダラするのはNG。一方で、ずっと勉強だけでは息が詰まってしまい、心身の健康を害してしまうことがあります。
マルタ留学でもオンとオフのメリハリをつける生活が、留学を充実させるためのポイントです。
- 目標を達成できたら、そのご褒美として思い切り観光を楽しむ
- 平日の夜は友達と息抜きをする
など、勉強するときは集中して、遊ぶときは思い切り、とメリハリをつけた生活がおすすめです。
オフも充実させたいなら夏の留学がおすすめ
オフもしっかりと楽しみたい方には夏の留学がおすすめです。
マルタは一年中温暖な気候の土地です。冬は雨の日が多くはなるものの、気温が10℃以下になることは滅多にありません。そのため、冬でも過ごしやすいのが特徴です。
とはいえ、夏の方が観光は盛んです。
マルタには数多くのビーチがあり、透明度が高く波も穏やかです。ビーチでの海水浴はもちろん、ダイビングやボートツアーなどのマリンアクティビティやイベントが豊富です。
観光客も多く訪れるため、国全体が活気づくので、テンションも上がるでしょう。
マルタ留学のメリットも確認
先ほどマルタ留学のデメリットをご紹介しましたが、メリットもたくさんあります。
マルタ留学には、アメリカやカナダ、イギリスなどにはない魅力があるので、「意味がない」という噂だけを聞いて、マルタ留学を断念するのはとても勿体無いです。
マルタ留学の大きなメリットを3つ見てみましょう。
欧米諸国の中では留学費用が安め
マルタの留学費用は欧米諸国に比べて安いです。
物価もヨーロッパの中では比較的リーズナブルなため、生活費も抑えることができます。学生寮や学生アパートに滞在して自炊すれば、マルタの食文化を楽しみながら食費も節約できるでしょう。
ヨーロッパにありながら、リーズナブルに留学できるのがマルタ留学のメリットです。
留学エージェントの中には、独自の割引を提供しているところもありますので、留学費用を抑えたいという方はいくつかのエージェントに相談して割引がないか確認してみてください。
多国籍な環境で英語を学べる
先ほど触れた通り、マルタの留学生の国籍比率はバラエティに富んでいます。地理的な関係からヨーロッパ出身の留学生も多いです。
そのため、多国籍な環境で英語を学べるのが特徴です。さまざまな国の人が話す英語を聞く機会も得られるので、リスニングのトレーニングにもおすすめです。
外国人の友達を作れば、語学力を高めるだけでなく、異文化理解にも役立ちます。学生寮などで多国籍学生と一緒に生活すれば、各国の食事を楽しみながらのコミュニケーションも可能。より留学生活が充実したものになるでしょう。
観光を楽しめる
マルタはリゾート地としても有名です。世界遺産などの観光名所やマリンアクティビティなどが豊富にあります。特に夏はたくさんの観光客が訪れるので、イベントもたくさん開催されます。
国中が活気にあふれるので、どこに行っても楽しい気分になるでしょう。
さらに、ヨーロッパ旅行に気軽に行きやすいのもメリットです。LCCを使えばリーズナブルに旅行に行けます。週末の国内旅行のような感覚でオーストリアやフランス、イタリアに旅行に行けるので、マルタ国内に飽きてきたら、ヨーロッパ各地へ旅立ちましょう。
失敗を防いで意味のあるマルタ留学を!
マルタ留学は意味ないといわれるのは、マルタにたくさんの魅力があってのこと。
留学の目標を立てたり、日本人との付き合い方にマイルールを決めたり、オンとオフを明確にしたりすれば、意味ある留学にすることができます。
ここでご紹介したポイントを押さえて、ぜひ、意味のあるマルタ留学を実現してください。