海外留学は寮滞在がおすすめ?ホテルやホームステイとの違いや費用や規則について
通う学校も気になるけれど、滞在形式も留学の大事な要素。語学留学で最もポピュラーな滞在形式と言えばホームステイですが、近年同じくらいに人気が高まっているのが寮滞在です。学生寮やホステル形式のレジデンスなど種類はさまざまですが、「周囲の人が同世代で友達ができやすい」「学校に近いところが多く、通学しやすい」、「いつも賑やかなところが多く、さびしくない」などのメリットが魅力。なかには時期によって大学の学生寮を利用できるところや、学校専用の寮を完備している場合もあります。
国から選ぶ!寮滞在が選べるおすすめ語学学校
希望留学先の国ごとに、ホームステイ以外の滞在形態の種類や、おすすめ語学学校の寮滞在情報を掲載しています。
寮にはどんな種類がある? ホテルとどう違うの?
寮とひとことで言っても、その形態はさまざまです。イメージしやすいのはオンキャンパス型の学校で利用できる併設の学生寮ですが、そのほか大規模な語学学校が所有している専用の学校寮、また都市型の語学学校に多いホステル形式のレジデンスもあります。
いずれの場合も数が限られているので、部屋を確保するためには早めに申し込んだ方がよいでしょう。
レジデンスとホテルでは料金が違うように、レジデンスの設備は一般的にホテルと比べて簡素です。学生が生活するために必要な最低限のものが揃っている程度、と考えるほうがよいでしょう。設備や快適さなど細かいこだわりを持つ方には不向きです。
寮とホームステイ、どちらを選ぶべき?
留学する方の目的や年齢、価値観によって、快適な滞在形態は異なります。
寮とホームステイの違いを理解したうえで、自分にはどちらが合っているかを考えましょう。
ホームステイと寮の大きな違いは、共に生活する人が、現地の家庭か、同じ留学生かということです。
留学先の地域で生活している家庭に「家族の一員」として迎えられるホームステイでは、その土地の文化や生活習慣を身近に感じられるのが大きな魅力。生活する中でのコミュニケーション力も鍛えやすい環境です。
寮滞在では、同じ目的を持って海外から学びにきた学生との交流を多く持つことができます。二人部屋以上ならルームメイトができますし、一人部屋でも、自然と寮内に暮らす学生同士で交流が盛んになります。
初めて海外に行く方・留学する方には、どちらかといえばホームステイの方がおすすめです。 ホストファミリーは滞在中、家族の代わりとなって見守ってくれる存在。安全や健康の面でも、何か困ったことがあれば相談することができるので安心です。
食事に関しては、ホームステイだと一般的に食事が1日2食付きますので、自分で用意する必要がほとんどありません。
寮やレジデンスの場合は食事が付いている場合もありますが、自炊となることもあるので、共同のキッチンがあれば簡単なものを作ったり、外食をするなど、自分で用意する必要があります。ただ、好き嫌いの好みが激しい人は、自分で用意できる寮やレジデンスを選んだ方がストレスになりにくいでしょう。
寮とホームステイでは、どちらが安い?
語学学校が用意している寮によって料金は差がありますので一概には言えませんが、寮滞在で部屋タイプをシェアルームにした場合は、基本的に一人部屋となるホームステイよりも費用が安くなることが多いようです。
学校によっては設備や立地などの条件が異なる数種類のレジデンスを用意していることもあります。また、寮やレジデンスでは食事付きのプランと食事なしのプランでも料金が異なります。食事がない場合は現地で使う費用も考慮して予算を考えましょう。
寮・レジデンスでは、滞在費用として、部屋料金の他にキーデポジット(預かり金)やクリーニング代がかかる場合があります。デポジットは部屋をきれいに保てば退去時に返金されます。
興味のある学校に複数の滞在形態があれば、希望の滞在形態に応じて複数のお見積もりをお出しすることも可能です。詳しい料金を知りたい方は、留学タイムズのお見積もりフォームをご利用ください。
寮の規則はある?
ホームステイではステイ先の家庭によって、門限や洗濯についてなど、お互い快適に過ごすためのハウスルールが設けられていますが、寮滞在では細かいルールはなく、門限についてもないところがほとんどです。
ただ、寮によっては、喫煙や飲酒を禁止していたり、訪問者についてのルールを設けていたりする場合があります。