語学学校の入学時期はいつ?メリットやデメリット、費用などを徹底紹介
留学には様々なスタイルがありますが、なかでも人気があるのは「語学学校に通って英語をはじめとした語学を学ぶ」というスタイルです。語学学校は様々な国籍の人と一緒に学ぶことができ、留学のハードルも比較的低いため、多くの方に利用されています。今回は、語学学校に通うメリット・デメリット、そしてかかる費用や留学期間などについて紹介していきます。
語学学校とは
一言でいうと、語学学校とは「海外にある英語を学べる施設」のこと。
海外という環境でネイティブ講師に英語を教えてもらえるため、集中して英語を身に付けたい方に人気です。
語学学校の種類は?英語が苦手でも入学できる?
語学学校の種類は、大きくわけて以下の2つ。
- 私立の学校
- 大学に付属する学校
いずれの場合も、基本的に誰でも入学することができます。
とくに英語のレベルやTOEFLの成績を求められることはありません。
入学時に受けるテストに基づいてレベル別にクラス分けが行われるため、自身のレベルに合わせた授業を受けることができます。
語学学校ではどんな授業をするの?
語学学校の授業の内容は多岐にわたりますが、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングなど、英語に関する授業を一通り受けられるのが特徴です。
また、ほとんどの学校では授業のほかに毎日宿題が出ます。休日の宿題の量が平日よりも多い学校もあります。
英語を学ぶ環境にどっぷり浸かることになりますので、人によってはそれがつらいと感じてしまうことがあるかもしれません。
厳しさや教え方、宿題の量なども学校によって異なりますので、ぜひ自分の目的に合った学校探しを行いましょう。
語学学校のメリット・デメリットは?
様々な留学スタイルの中から語学学校を選ぶことには、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
メリット
語学学校に通うメリットは、以下の3つです。
- 基礎英語能力が上がる
- 自分のペースで学習できる
- 様々な国の人との交流ができる
1つずつ解説していきます。
基礎英語能力が上がる
語学学校では、自身のレベルに合わせた授業を受けることができます。
クラスは全員が同じくらいの英語力の生徒で構成され、多くの語学学校は少人数制を採用。そのため、授業についていけないということはほとんどありません。
授業中は英語以外の言語の使用を禁止されるなど、強制的に英語を使わざるを得ない環境になるため、自然と基礎的な英語力が身につきます。
自分のペースで学習できる
語学学校には様々なクラスやコースが存在し、自分のペースに合わせて選択できます。
「午前中だけ」や「午後だけ」といった授業選択も可能なので、一日の時間を比較的自由にコントロールすることも可能。授業の厳しさから脱落してしまうことは少ないでしょう。
母国語が英語でない国のクラスメイトと交流できる
語学学校には、英語を母国語としない様々な国の生徒がいます。そのため、同じクラスの仲間同士の交流は、必然的に英語で行うことに。
お互いに英語が母国ではありませんが、唯一のコミュニケーション言語が英語となるため、強制的に英語を話す環境が作れます。
また、人と繋がることで人脈が広がり、様々な価値観に触れることもできます。
ただし、そのためには自分から積極的に話す意識が必要です。そうしないとクラスで孤立してしまい、「辛い」「つまらない」語学留学となってしまう可能性が高いです。
デメリット
続いてデメリットについても3つほどご紹介します。
- ネイティブスピーカーとの交流が少ない
- 利用できる奨学金が少ない
- 休みがとりづらい
こちらも順番に解説していきます。
ネイティブスピーカーとの交流が少ない
他の生徒たちはみな「英語を学びにきている外国人」のため、語学学校には講師以外のネイティブスピーカーはいません。
そのため、学校内という環境に限定すると、ネイティブスピーカーと会話をする機会は少ないです。
唯一のネイティブスピーカーである講師も、スラングなどはほぼ使用せず、初心者にもわかりやすい英語だけを教えてくれます。
丁寧な授業のため英語の基礎力はつきますが、そこから先の実践的な英語力までは望むことができません。あくまで英語の基礎力をつけるための留学という位置づけです。
利用できる奨学金が少ない
奨学金を利用して海外留学に行ったという話を聞くことも多いと思いますが、一般的に留学に対する奨学金は大学や大学院といった進学を目的とする学生に対して支給されるケースがほとんど。
進学目的ではない語学留学の場合、選択肢がかなり限られてしまいます。特に、返済不要の給付型奨学金の場合は、その数はさらに限られます。
一般的な語学学校の学費の相場は月10万円程度ですが、ある程度の資金を用意する必要があることは覚えておきましょう。
とはいえ、利用できる奨学金が全くないわけではありません。
どんな奨学金が利用できるかは条件次第で異なりますので、気になる方はぜひ一度留学タイムズにご相談ください。
短期では本格的な語学力が身に付かない
語学学校には1か月以内の短期から通うことができ、忙しい社会人にも人気です。
しかし、本気で英語をマスターしたいと思うなら、ある程度の期間が必要。語学力の実感を得ることが目的であれば、少なくとも3か月以上の期間を検討する必要があります。
もちろん、短期であっても「英語を学びながら海外の生活を体験」することはできますが、いわゆる「英語脳」の獲得には3か月以上の期間が必要になるということを覚えておきましょう。
留学期間と英語の上達レベルの関係については、こちらの記事で詳しく解説しています。
語学学校に通う期間や入学時期は?
続いて、語学学校に通う期間や、入学可能な時期についてご紹介します。
期間
語学学校の場合、留学期間は目指したいレベルによって変わります。
1ヶ月以内の短期留学の方もいますし、それ以上の長期留学を行う方も少なくありません。
予算や時間の都合に合わせて選択すると良いでしょう。
ただし、先ほども触れたように、英語力を本格的にアップさせることが目的であれば、短期ではなくある程度の期間が必要となります。
入学時期
語学学校の入学時期は、学校の種類によって異なります。
私立の学校の場合は、毎週もしくは毎月といった高頻度で入学日が設定されているため、かなり柔軟なスケジュールが組めます。
それに対して、大学に付属する学校の場合は、年に数回のタイミングに限定されているケースがほとんどです。
いずれにしても、留学準備や申し込みは早めに行うことがポイント。なぜなら、入学時期の直前に準備を始めても希望通り入学できないことがあるからです。
目安としては9ヶ月ほど前から準備をすることが理想で、どれだけ遅くても3ヶ月前には申し込むようにしましょう。
語学留学おすすめの国は?
語学学校に通って英語をマスターするのにおすすめの国は、以下の8か国です。
- フィリピン
- カナダ
- マルタ
- オーストラリア
- アイルランド
- イギリス
- アメリカ
- ニュージーランド
それぞれ国の特徴を紹介します。
フィリピン
留学費用が安いというのが最大の特徴です。
また、留学中は寮に入るため滞在費や食費を抑えることもできます。
カナダ
訛りのない綺麗な英語を使う国として人気。
治安が良いというのも特徴です。
マルタ
温暖な地域ですごしやすく、歴史や文化を感じることができるヨーロッパの国。
留学先として近年、人気があります。
オーストラリア
住みやすい都市として有名な国。日本とは季節が真逆。
サーフィンなどのウォーターアクティビティを楽しむこともできます。
アイルランド
ヨーロッパからの留学生が多く、日本人が少ないというのが特徴。
温かい国民性も人気の理由です。
イギリス
イギリス英語を学ぶことができる国。
世界トップレベルの教育を受けることができます。
アメリカ
都市ごとに特色があり、様々な価値観にふれることができる国。
また、世界の最先端のテクノロジーにふれることもできます。
ニュージーランド
温かく、のんびりとした国民性の国。
日用品などが安いため、長期滞在しやすいというのも人気の理由です。
国別費用の比較
先ほどご紹介した人気国の、国別の費用を比較してみましょう。
いずれも、「授業料」「滞在費(学生寮)」「食費」を合わせた、トータルの留学費用となります。
1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | |
フィリピン | 15~25万円 | 35~70万円 | 70~135万円 | 135~270万円 |
カナダ | 15~30万円 | 45~70万円 | 85~150万円 | 165~300万円 |
マルタ | 20~25万円 | 60~155万円 | 120~305万円 | 230~615万円 |
オーストラリア | 25~30万円 | 60~80万円 | 150~160万円 | 250~300万円 |
アイルランド | 25~30万円 | 65~80万円 | 130~155万円 | 235~310万円 |
イギリス | 20~30万円 | 55~85万円 | 100~155万円 | |
アメリカ | 20~40万円 | 55~120万円 | 125~250万円 | 250~500万円 |
ニュージーランド | 20~25万円 | 55~75万円 | 100~160万円 | 250~300万円 |
国によって、留学費用に大きな開きがありますね。長期留学になると、特にそれが顕著になります。
格安で行くためには?
語学学校に格安で行きたいなら、やはり留学費用が安い国を選ぶのが基本です。
上記の表からは、フィリピンへの留学がもっとも安いということが分かりますね。
留学タイムズの無料カウンセリングでは、より詳細な費用や、留学料金を節約する方法などについてのアドバイスも行っていますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。
利用できる奨学金の種類などについても、一人ひとりの条件に合ったものをお伝えさせていただきます。
ワーキングホリデー中に語学学校に通えるの?
ワーキングホリデーをしながら、語学学校に通うことは可能です。
ただし、国によって就学できる期間が決まっているため、渡航の際は注意が必要。
ワーキングホリデー前に語学学校に通い、語学力をつけてからワーキングホリデーをすることで、時給の良い仕事に就くこともできます。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
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