留学先のおすすめはどこ?主な国の特徴や選び方のポイントを解説
語学の習得やキャリア形成、異文化交流などを目的として留学に挑戦する人は少なくありません。そうした状況で、留学先にどの国を選ぶかは悩むポイントではないでしょうか?留学先の国の選び方やその国の特徴を解説します。
留学の種類について知ろう
留学にも目的や用途によって色々な種類があるのはご存じでしょうか?留学について考える際には、まずは種類から決めていきましょう。中でもオーソドックスな留学の種類を二つ紹介します。
短期から可能 語学留学
留学の中でもメジャーなのが『語学留学』ではないでしょうか。近年はグローバル化が進んでいるため、仕事や資格のために外国語を習得しようとする人が増えています。
国内の語学レッスンなども良いですが、ビジネス英語やアカデミック英語などの専門性の高い語学を学ぼうとするなら、海外の専門のスクールに通うのがオーソドックスです。また、講師の家にホームステイするという方法もあります。
単位取得もできる 大学留学
海外の大学で学ぶことを目的とした留学です。オックスフォードやハーバードなど、日本よりもはるかに教育水準が高い大学に通うために留学する人もいます。専門的な知識を学ぶだけでなく、現地の風土や習慣に触れ、人脈作りを考える人もいます。
編入や学部聴講などの種類もあり、必ずしも4年間とは限らないので、しっかりプランを立てて臨みましょう。
留学先におすすめの国と特徴
アメリアやイギリスなどが留学先としてはオーソドックスですが、留学先の国としてはさまざまな候補があります。その中でも留学におすすめの国と特徴を紹介しましょう。
多様な人と触れ合える アメリカ
アメリカは留学先として最も人気のある国です。世界有数の教育機関であるハーバード大学やシカゴ大学、芸術面では世界三大ファッションスクールに数えられるパーソンズ美術大学、音楽ではジュリアード音楽院など教育機関が充実しています。
またアメリカは多様な人種・宗教が入り交じっている国です。中華圏やヨーロッパ圏の文化や風習に触れる機会も多く、色々な人と触れあう機会があります。
短期留学のプログラムも種類が豊富で、目的や用途にあわせた留学が可能です。
住みやすく人気の高い カナダ
カナダは治安が比較的良いことでも有名です。バンクーバー、トロント、カルガリーの3都市は留学希望者が多くいます。
東京都の3倍の広さがあるアルゴンキン州立公園をはじめ、ナイアガラの滝やローレンシャン高原など、自然にあふれた観光スポットが多いのも人気の理由でしょう。ウインタースポーツも非常に盛んです。
バンクーバー校などの名門校も多く、なまりのない、きれいなアクセントの英語を学べるのもカナダの魅力といえます。
伝統や格式も学べる イギリス
イギリスはおしゃれなアンティークや古い町並みを受け継ぐ都市も多く、ヨーロッパの中でも歴史を感じさせてくれる国です。オックスフォードやケンブリッジなどの名門校や、経済学においては正解最高峰のロンドン大学など、教育が充実しています。
アメリカの英語とは違うイギリスの英語を学ぶにもおすすめです。仕事のキャリアアップや専門的な勉強をするのであれば、イギリス留学も選択肢の一つでしょう。
南半球の定番地 オーストラリア
日本から近い場所にあり、治安の良さと温暖な気候が特徴です。
オーストラリアでは『ESOS法』によって留学生の権利が補償されています。レベルの高い教育機関も多く、日本人留学生も多いため現地のコミュニケーションで困ることはないでしょう。日本と時差も少ないので、連絡が取りやすいというメリットもあります。
語学学校もシドニーやメルボルンなど、5つの主要都市にそれぞれ1校ずつあるのが特徴です。すべての学校でIELTS試験対策コースとケンブリッジ英語検定対策コースが導入されているので、そのままキャリアアップを目指すこともできます。
留学先選びのポイント
留学先を選ぶ際に、国やプログラムを選ぶポイントについて紹介します。
目標や能力
留学する目的や、どんな能力を身につけたいのかといった学習対象は重要な要素です。
例えば語学留学をとってみても、留学先の国や学校、コースによって学べるものはまったく違います。同じ英語を学ぶにしても、日常英語を学ぶのか、ビジネス英語を学ぶか、あるいは複数の言葉を学ぶのかといった、学びたい能力やスキルを決めなければなりません。
キャリアアップや異文化交流など、どんな目的で留学するのかも重要なポイントです。まずは何を目的とするかを決めてから、滞在先の国や留学期間を決定しましょう。
プログラムやエージェントの信頼性
もう一つ重要な要素は、プログラムや留学エージェントの信頼性です。
留学エージェントは、留学先の紹介や手続きをしてくれる機関で、留学先で問題が起こった場合のサポートなども行ってくれます。エージェントの役割は非常に重要です。
できれば現地エージェントと提携している会社か、現地エージェントと直接交渉してしまうのがおすすめです。国内エージェントのみだといざというときの対処が難しい場合があります。
自分にぴったりの留学エージェントをお探しの方は、こちらの記事も併せてご確認ください。
プログラムについても、目的としているテーマがきちんと学習できるのか、料金はどうなのかなど、評判や妥当性についても確認しましょう。
どこで学ぶかを慎重に検討しよう
留学するなら、どこで学ぶかはとても重要です。国や学校、期間は十分に検討し、信頼できるエージェントを選ぶのがポイントになります。
何のために留学するのか、目的は明確にしておきましょう。学びたいことがはっきりしている方が、留学後も目的を持って学習に臨むことができます。