イタリア留学にかかる費用はどれくらい?安くおさえるコツやおすすめの学校は?
西ヨーロッパの中でも、学費が安い語学学校の多い国です。イタリアは料理や美術などが有名で、勉強ついでに観光するのも良いですが、それらを学べるお得なコースもあります。
食費や滞在費などを抑えて安く留学するコツをお伝え致します。
イタリア留学に語学留学した場合、どれくらい費用がかかるの?
授業料+滞在費(ホームステイ)+食費の費用が下記の通りです。
レートによっても費用は変動します。
期間 | 費用の目安 |
1カ月 | 20~30万円 |
3カ月 | 50~80万円 |
半年間 | 100~145万円 |
1年間 | 190~290万円 |
物価が高い都市と安い都市が知りたい
ローマ
国内でも物価は高い街です。観光客が多く特に夏は特に賑わうため、値上がりするものもあります。家賃も東京より高いのでシェアルームをオススメします。観光名所が固まっているため、頑張れば有名な環境名所を歩いて色々周ることが可能です。また、バチカンにすぐ行けるので是非行きましょう。観光客が多いため、スリには気を付けてください。
フィレンツェ
全体的な物価は家賃を含め、東京とあまり変わりませんが、場所にもよります。少し離れた場所に住めば家賃は安くなるでしょう。世界中から人が集まるため、観光地は物価が高めです。
ヴェネツィア
国内一物価が高いと言われ、家賃も高めです。観光客用のお店は国内でも群を抜いて高いため、地元の人にオススメ店を聞きましょう。ぼったくりをしてくる店もあるので口コミをチェックしましょう。生活用品は安めです。
ナポリ
物価は他都市と比べると安いので、イタリアで安く留学されたい方にオススメします。治安が悪い場所もあるので、スリなどに気をつけましょう。また、引っ越す際にここの街は問題ないかどうか、先輩や先生に相談してください。
費用の内訳と、それぞれどう抑えればよいかコツが知りたい
交通費
バスや電車、飛行機などあらゆる交通機関があります。イタリアのさまざまな都市を周る際、バスは『Baltour』『FlixBus』電車は『Trenitalia』がオススメです。
また、イタリア近くに色々な国があるので、バスや電車でも簡単に移動でき、バスは『Eurolines』電車は『Eurorail』がオススメです。
日本からイタリアへ行く場合、留学タイムズでは大手旅行会社H.I.Sと提携を結んでいるので、電話1本で手配が可能です。
滞在費
現地の文化を知るためにはホームステイがオススメですが、慣れてきた後は誰かとシェアルームに滞在すると、留学費用が抑えられます。
学校から紹介される滞在先は安全ですが、個人で調べて転居する場合、暗い道を通らないか、治安は悪くないかチェックし、周りに相談してから決めましょう。
食費
イタリアは美食の国として有名ですので、色々なお店に挑戦してみたい気持ちは分かりますが、先生や先輩、インターネットでどこがオススメか調べて、行くお店を絞りましょう。イタリア=全てのご飯が美味しいと思いがちですが(日本で食べたほうが美味しい…)と思うこともあるので、過度な機会をせず、下調べをしてから行きましょう。
格安スーパーは『Lidl』『EURO Spin』等が有名で、マーケットでも安い食材を見つけられます。外食は極力控えましょう。
水道水は飲めますが日本と違うので、身体に合わない場合はミネラルウォーターを買ってください。炭酸入りが基本なので、苦手な方は炭酸なしを選びましょう。
娯楽費
「食」「歴史的な場所巡り」「美術館」「博物館」など、楽しみが豊富な国です。夏場は特に観光客が多く人気な都市はどこも混雑致します。スリには気をつけましょう。イタリアは都市によって特長が違うので、周遊してみても良いかもしれません。その場合、バスが安いです。
語学学校は様々なアクティビティを開催しているので、是非ご参加ください。クラスメートと仲良くなれるチャンスでもあり、スピーキングスキルが上がります。
学費
一般イタリア語が一番安いですが、せっかくイタリアまで来たのでしたら他のコースも受講してみましょう。
例えば、将来イタリアレストランで働きたい・経営されたい方は、料理コースもあります。試験対策やイタリア語教師スキルアップコースなども、将来仕事を探す際に役立つでしょう。絵画を学ぶコースなどもあるので、詳細はお問い合わせください。
アルバイトってできるの?
学生ビザでアルバイトが可能ですが、労働時間が決まっています。また、仕事先が見つけにくいので、高い語学力が必要です。時給は東京とあまり変わりませんが、20%税金を納めなければならないので、手取りは少ないです。ですので、東京でお金を貯めたほうが効率が良いですが、実践的なイタリア語を上達させるには素晴らしい体験となります。
チップや税金はかかるの?
大抵のホテルやレストランにサービス料が加算されているので、チップを払わなくても良いですが、サービスが良かった場合などは払っても良いでしょう。標準税率は22%ですが、生活品などは4%または10%です。
イタリアで学費が安い語学学校3選
Centro Italiano
4週間:163,800円(学費+滞在費(シェアアパート))
(€1=130円)
ナポリにある陽気な雰囲気の語学学校です。『ピザ・パスタ』『クラシック音楽』『ジュエリー』『ビジネス』など、一般イタリア語以外のコースが多彩です。校舎は歴史的中心地区でもある、学生街に位置しています。
Istituto Venezia
4週間:170,300円(学費+滞在費(ホームステイ))
(€1=130円)
水の都、ヴェネチアにある語学学校です。テーマ別ウォーキングツアー、料理レッスンなど、イタリア文化を満喫できるアクティビティが多彩に開催されています。日本語スタッフも在籍し、生徒1人ひとりのパーソナルケアに力を入れているため初心者でも安心です。
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Centro Koine, Bologna
4週間:円(学費+滞在費(ホームステイ)+食費)
(€1=130円)
重厚な中世の街並みが残る、ボローニャに位置する語学学校です。イタリア語教師たちによって設立された質の高いイタリア語学校で、校舎は市内中心地に位置しています。一般語学コースはアクティビティも含んでおります。
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イタリアで安く留学するまとめ
- 「これだけは食べる」というものを決めて、他は自炊する
- 語学力がある方は、一般イタリア語以外も挑戦する
- シェアハウスに滞在する
イタリアに行くと、美味しそうなスイーツ、パスタ、ピザなどあれもこれも試してみたくなりますが、一気にお金が減るのでどの店の何を食べるか絞りましょう。また、観光客向けは高いので、先生にオススメの場所を聞いてみてください。
せっかく遠いイタリアに来たのですから、料理コースなど将来に役立てそうなコースも受講してみましょう。
滞在先はホームステイが一般的ですが、シェアルームにすると滞在費用が一気に安くなります。