海外留学するなら、現地での支払い方法のひとつとしてクレジットカードを作っておくのがおすすめです。なぜクレジットカードを作っておくべきなのか、海外で利用するならどんなカードを選べばいいのか。学生の抱えるクレカの悩みを解決していきましょう。

海外留学するならクレカを作っておくべき!

海外留学の準備に追われている学生の皆さん、持っていく「クレジットカード」はもう決まりましたか?

「クレカって本当に必要なの?」
「どれを選べばいいか分からない…」

短期なら2~4週間、休学して長期的に留学するのであれば1年近くも慣れない海外で生活する訳ですが、クレジットカードがあるのとないのでは雲泥の差です。

現地での支払いがとってもスムーズ

クレジットカードをおすすめする理由としては、やはり留学先での支払いがスムーズに行える点でしょう。

日本円を現地通貨に両替する方法もありますが、正直手間がかかって仕方がありません。

編集者も1週間かけて海外旅行に行ったことがありますが、両替する場所は少なく、支払いにも時間がかかってしまい、慣れるまでかなりストレスでした。

その点、クレジットカードであれば「Can I use a card?」これで概ね問題ありません。現金を持ち歩く必要もないので、お金の管理もしやすいです。

予期せぬトラブルに見舞われても安心

意外とチェックされていないのが、「旅行保険」という付帯サービス。クレジットカードによっては、カードを作るだけで様々な保証が自動で付いてきます。

予期せぬ事故、病気、ケガなど、クレジットカードによってその内容は様々です。他にも、カードの紛失、不正利用などのトラブルに対する保証もあります。

少々難しく感じるかもしれませんが、クレジットカードを持っているだけでこのようなサービスが受けられることも、おすすめする理由のひとつですね。安心感が違います。

クレカは2枚作っておくのがおすすめ

海外留学に行くときは、学校指定のクレジットカードを作るのが一般的です。学生の皆さんは、「指定のクレカを1枚持っておけばいいだろう」と考えているのではないでしょうか?

でも、ちょっと待ってください。海外に持っていった唯一のクレジットカードが使えなくなってしまったらどうしますか?

暗証番号の誤入力、不正利用ロックの誤作動、通信不良、ICチップの磁気不良など、海外でクレジットカードが使えなくなってしまうケースは意外とあります。

そんなアクシデントに備えて、サブカードとして「2枚目のクレジットカード」を作っておくべきなのです。

国際ブランドは異なるものをチョイス

学校指定のクレジットカードであれば、おそらくVISAブランドで発行されるでしょう。

VISAは、世界シェアトップクラスの国際ブランドです。

引用:「クレジットカード利用実態調査」の結果を公表|Ipsos

上記はイプソスの統計結果ですが、シェア率の高さがよく分かります。海外留学で持っていくのなら、1枚はVISAブランドがいいでしょう。

2枚目のクレジットカードでは、VISA以外の国際ブランドを選んでみてください。クレジット支払いできる店舗の幅が広がります。

海外で利用するのなら、MasterCardがおすすめです。JCBという選択もありますが、ハワイなどのメジャーな観光地以外ではほとんど利用できません。

カードの利用枠にも注目

クレジットカードは便利な支払い方法ですが、無限に決済できる訳ではありません。利用できる限度枠が決まっていて、学生向けのクレジットカードであれば10万円程度が一般的です。

つまり、1枚だけ持っていったとしても10万円までしか利用できないのです。短期留学でも2~4週間は滞在することになるので、学生によっては限度枠が足りなくなってしまう可能性もあるでしょう。

こういった利用可能な金額を考えても、やはり2枚持っておくべきだと言えます。

ポイント還元率で選ぶのもあり

一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%、200円ごとに1ポイント獲得できるのが現在のスタンダードです。なので、ポイントをお得に貯めたいのなら、還元率が1%以上のカードを選びましょう。

中には、海外で使うとポイントが2倍貯まるクレジットカードもあります。仮に、通常の還元率が1%なら2%!これはお得です。

利用額 還元率 獲得ポイント
1,000円 0.5% 5ポイント
1,000円 1% 10ポイント
1,000円 2% 20ポイント

同じ利用額でも、これだけの差が出ます。せっかく海外で利用するのですから、こういったポイントサービスにもぜひ目を向けてみましょう。

海外留学する学生向けのクレジットカード3選!

では、実際にどんなクレジットカードが海外留学におすすめなのか、編集者が選んだ4枚を紹介します。

クレジットカード選びに悩んでいる学生は、ぜひ参考にしてみてください。

①三井住友VISAクラシックカード(学生)

項目 詳細
商品名 三井住友VISAクラシックカード(学生)
年会費 在学中は無料
国際ブランド Visa、Mastercard
海外旅行傷害保険 最高2,000万円
ショッピング補償 年間100万円まで
ポイントサービス ワールドプレゼント
利用可能枠 10~30万円

▶参照|[三井住友VISAクラシックカード(学生)]

海外留学の定番とも言える1枚ですね。学校指定のクレジットカードとして選ぶ方も多いのではないでしょうか。

国際ブランドも安心のVISA、在学中は年会費が一切かかりません。旅行保険も自動付帯となっていて、海外旅行傷害保険は最高2,000万円という安心感です。

デメリットとしては、ポイントサービスが普通であること。とはいえ、Tポイントやnanacoポイントなどに交換すれば利用できる幅は広がります。留学中に貯めたポイントも無駄にはなりません。

②JALカード navi(学生専用)

項目 詳細
商品名 JALカード navi
年会費 在学中は無料
国際ブランド JCB、ダイナースクラブ、MasterCard、Visa
海外旅行傷害保険 最高1,000万円
ポイントサービス JALマイル
利用可能枠 10万円

▶参照|[学生専用JALカード navi]

海外留学で航空マイルを貯めるなら、やはり航空系のクレジットカードです。とはいえ、ANAかJALの2択で悩む人もいるのではないでしょうか?

結論としては、学生専用のJALカード naviがおすすめです。なんと、100円使うごとに1マイル貯まります。航空券を購入するだけでも、効率的にマイルを貯ることが可能です。

ちなみに、ANAカードだと、ワールドプレゼントというポイントを貯めてからANAマイルに移行しなければいけません。JALマイルと同等の還元率で移行するには、手数料として6,000円(税抜)かかるので、やはりJALカードがおすすめです。

さらに、JALカード naviなら「6,000マイル」で国内旅行の往復券と交換できます!通常は「15,000マイル」必要なので、かなりお得に還元できるでしょう。

ただし、利用枠が10万円までとなっているのがデメリットです。マイルを貯めるためのサブカードとして利用するなど工夫しましょう。

③学生専用ライフカード

項目 詳細
商品名 学生専用ライフカード
年会費 永年無料
国際ブランド MasterCard、JCB、Visa
海外旅行傷害保険 最高2,000万円
ポイントサービス LIFEサンクスプレゼント
利用可能枠 5万円~30万円

▶参照|[学生専用ライフカード]

海外でお得に利用できる学生向けのクレジットカードと言えば、ライフカードです。なんと、海外でクレジット払いすると5%もキャッシュバックしてもらえます。

例えば、10万円使うと翌々月に登録口座へ5,000円振り込んでもらえるのです。次のカード決済にそのまま回すこともできるので、大きいメリットと言えるでしょう。

デメリットとしては、在学中であれば海外旅行保険が自動付帯されるものの、卒業後は保証期間終了となる点です。卒業後に社会人向けのクレジットカードに切り替えるといいかもしれません。

まとめ

海外留学を控える学生の皆さんに向けて、クレジットカードを持っていくべき理由や、カード選びのポイント、編集者おすすめの3枚を紹介していきました。

慣れない海外生活を送るうえで、クレジットカードはとても便利なアイテムです。日常的な支払いだけでなく、海外保険やポイントサービスなどを賢く使っていけば、とてもお得なマネーライフを送れます。

素敵な海外留学となるように、これからクレジットカードを作る学生の参考になれば幸いです。


【監修】村上 敬
マネットクレジットカード編集長
ファイナンシャルプランナー
公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」