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【ニュージーランド留学体験談】クライストチャーチのCCEL Christchurch (シーシーイーエル・クライストチャーチ)へ1年の留学

このページの内容

留学体験談概要

  • お名前:Yoshi さん(仮名)
  • 留学先:ニュージーランド クライストチャーチ
  • 留学期間:1年
  • 学校名:CCEL Christchurch(シーシーイーエル・クライストチャーチ)

世界一周旅行のための英語力を


70歳で退職後、世界一周を計画。世界共通語の英語を使って、出会う人々とコミュニケーションしたいという思いから、留学を決意しました。英語を勉強して英検一級を取得したのは、45年も前。その後英語に接する機会はほとんどなかったので、ここでもう一度やり直そうと、英語環境の中に自分の身を置くことに決めました。

留学先のクライストチャーチは、「ガーデンシティ」と呼ばれていて、どの家も手入れの行き届いた芝生や、色とりどりのバラの花が咲いた美しい景観の街。一日のうちに四季があるといわれるほど天気が変わりやすいのですが、街の人も皆親切で、過ごしやすいところでした。

心がけた「英語耳」「英語脳」

Christchurch College of English はカンタベリー大学のキャンパス内にある語学学校です。初日に登校するとき、ホストマザーから道を教わっていたのに迷ってしまい、雨の中困っていたら、大学職員の女性が親切にも車に乗せてくれて、学校まで連れて行ってくれました。

クラス分けのテストの後にはキャンパスツアーがあり、緑が多く広々とした敷地や、食堂や図書館などの大学施設が利用できるのが気に入りました。

最初に受講した一般英語の授業は中上級クラスで、クラスメイトは5人。内容は文法の授業が半分以上を占めていました。クラスや教科書で出てきた単語・イディオムは単語帳にまとめ、授業外でもテレビやホストファミリーとの夕食時などで学んだ表現は会話帳を作って覚えました。

また、特にリスニング力を鍛えたかったので、登下校時にラジオを聴くなど、ネイティブスピーカーの英語のスピードに慣れるように工夫をしました。

授業は毎日3時半には終わりましたが、5時半ごろまでは学校に残り、復習や宿題をして過ごしていました。他のクラスの学生と話したり、受付に行ってスタッフの女性と話をしたり…。なるべく日本人で固まらず、たくさんの留学生と交流することを心がけました。わからなかったパソコンの使い方も、友人をつかまえては教えてもらっていました。

大学生がくつろぐ、カンタベリー大学構内の食堂前。何人かの大学生とも友達になりました。

集中的に学んだ試験対策コース

一般英語の受講期間中、クラスメイトからケンブリッジ英検コースはしっかり勉強ができて評判がよいという話を聞きました。そこで、先生と相談し、コースの開始されるタイミングで、5カ月目にケンブリッジ英検(FCE)コースへ変更しました。

ケンブリッジ英検コースは、勉強量が圧倒的に違いました。勉強した、というより勉強させられた、という印象です。 宿題は毎日プリントが5〜6枚あり、さらに毎日テーマを与えられてのライティング課題も提出。きわめて多忙で、毎日の睡眠時間は3時間くらいだったんじゃないかと思います。

先生はウェールズ出身のイギリス人。クラスメイトは6人で、チェコ、韓国、タイ、日本からの留学生でした。ケンブリッジ英検クラスは3カ月間のコースで、受講中ずっとこのメンバーで授業を受けました。同じ目標を持って学んでいるということもあり、クラスは熱気で溢れていました。

授業ではスピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、文法・イディオムといった全てのスキルを学びつつ、日々模擬試験の繰り返し、という感じでとにかく勉強漬けでしたが、モチベーション高いクラスメイトに恵まれ、充実した毎日でした。お陰で試験にも無事合格することができ、達成感を得ることができました。

最後は一般英語の上級クラスで

ケンブリッジ英検FCE対策コースを修了した後は、6週間のビジネス英語を経て、再び一般英語コースへ戻りました。ビジネス英語コースは実践的なものというよりは、ビジネスに関する単語やイディオムを学ぶ内容でしたが、最終日にプレゼンテーションを行ったのはよい経験となりました。

3〜4人ずつグループになって準備を進め、ニュージーランド首相の生い立ちを一人5分の持ち時間で順に紹介しました。

最後に受けた一般英語コースは一番上の上級クラスです。当初英語教師養成コースを受講しようかなという思いがあったので、その旨を先生に相談したところ、「世界で通用する語学力をつけたいのであれば、一般英語を取るほうが総合的な英語力が身につく」とのアドバイスでした。

通常一般英語で上のレベルのクラスへ上がるためにはテストを受ける必要があるのですが、先生はテストを受けなくても上級クラスに入っていいですよ、と言ってくださいました。

最初に受講した中上級クラスとは異なり、上級クラスは多くの場合、ディスカッションが中心となった授業。生徒や先生が気になったトピックを提供し、そこからいろいろな方向へ話を展開させて進められました。 上級クラスになると、希望者は大学の講義へ参加することができ、単位も取得できるので、クラスメイトの半分くらいが午後はそのようにして学んでいました。

クラスは生徒が二人くらいになるので、私はプライベートレッスンのような感覚で授業を受けることができました。

一般英語の上級クラス。先生はイタリアで演劇を学んだ経歴があり、授業もユニークで興味深いものでした。

積極的な好奇心を持つこと

一年間の留学生活中こだわったのは、英語学習だけでなく、あらゆることに好奇心を持つこと。そして、ここでしかできない体験をすることでした。たくさんの思い出や友人ができたのは、その成果だと思っています。

「部屋にこもっての勉強は日本でもできる!」と、フラットに住む友人の食事会に参加したり、韓国人の女の子とランチを取りながら自国の言葉を教え合ったり。旅行ではイルカとの海水浴やシーカヤック、マウントクックのトレッキング、飛行機からのフランツ・ジョセフ氷河上陸などを体験しましたが、毎回ドライバー兼ツアーガイドの横の席を取ってもらい、ツアーの間中アシスタントをさせてもらいました。

学校を去るときには、クラスメイトや友人、先生・スタッフからのメッセージが書かれた二冊分ものノートをもらいました。彼らとは今後もメールやスカイプなどで交流を続けていきます。

世界一周旅行中、ニュージーランドで学んだことがどのくらい通用するのか、試してみたいと思っています。体力の続く限り、個々の国を数多く旅して行くつもり。世界中にいる友人たちと再会するのが、今から本当に楽しみです!

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