【オーストラリア留学体験談】シドニーのSELC English Language Centres (セルク・イングリッシュ・ランゲージ・センターズ)へ1年の留学
留学体験談概要
- お名前:齊藤 千晴 さん
- 留学先:オーストラリア シドニー
- 留学期間:1年
- 学校名:SELC English Language Centres(ラングポーツ・イングリッシュ・ランゲージ・カレッジ・ゴールドコースト)
留学体験の感想
進学準備英語(EAP)コースの先生方は、とても厳しいですが、熱心で愛情を持ち、いつも一生懸命に教えてくれました。また自分の弱点をはっきりと伝えてくれるため、何ができて何ができていないのかなど、弱点を補強することができました。
特にアカデミックライティングの指導は、とても上手で配慮があり、学生の理解力にあわせて授業を進行・指導してくれました。例えば、前回の授業の復習の際、学生と先生のライティングを比較して指導してくれるため、とても分かりやすかったです。そして専門学校や大学に関する知識も豊富で、進路相談にも真剣に乗ってくれる頼りがいのある先生ばかりでした。
EAPでは、専門学校や大学で必要なスキルとなる、エッセイの書き方、プレゼンテーションの仕方、ノートの取り方、IELTS攻略のノウハウを学べたことが一番ためになりました。
授業では、環境やスポーツ、テクノロジーなどの分野をアカデミックに学べたため、現在の学校で“750文字のエッセイ作成”や“プレゼンテーションを2カ月に1回”という難しい課題にも、パニックにならずに取り組めています。全てはEAPで必要なスキルを学べたおかげです。本当にEAPを受講してよかった!と心から思います。
留学当初は、他国からの留学生の自己表現力に圧倒される日々でした。
SELCには多国籍の学生さんが多く、授業中はそのクラスメイトと一緒にロールプレイ、グループワークをするため、自分のことや日本のことを“自分の言葉”で伝えることができず、恥ずかしい思いをたくさんしました。
そのたびに「私も自己表現ができるようになりたい!」と思うようになり、できる限り自ら異文化に入り込むようにしました。その甲斐あって自分を確立していける力、相手に自分の意思を正確に伝える力を身につけることができました。
現在は、オーストラリア州立専門学校のTAFEでAIN(Assistance In Nursing 看護助手)の免許を取得するために勉強をしています。学生は、思っていた以上に留学生の数が少なく、オーストラリアに滞在して5年以上の学生やネイティブスピーカーの学生がほとんどで、キャンパス内では日本人に合うことがほぼありません。
授業では、SELCのEAPコースで勉強したようなプレゼンテーションが頻繁に行われるため、自分の言葉で相手に伝えることの大切さを日々実感しており、私も自分の意見を積極的に発言するよう、毎日の授業に取り組んでいます。
TAFE卒業後は看護助手として病院で勤務しながら、オーストラリアの正看護師(Registered Nurse)の免許を取得できるよう、IELTSの勉強も両立していきます。正看護師への夢はまだまだ先となりそうですが、まずは看護助手として病院で働きながら、医療について学んでいこうと思います。
SELCに入学後、英語力ゼロからスタートした私でしたが、ゆっくりではありますが、自分のペースで一歩ずつ前進しています。今後もまだまだ目指すところは高く、がんばらなければなりませんが、自分一人ではここまで来られなかったと実感しています。
SELCの先生方や友達、そして何よりもサポートしてくださったSELC日本人スタッフの方々がいらっしゃったことが、私にとってとても心強いものでした。SELCで勉強できたこと、SELCで出会えた皆さんに本当に感謝しています。