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ワクチン留学|大学拠点の接種状況とワクチン目的の海外留学について

ワクチン留学

国際教育交流を促進する目的で設立された非営利団体「NAFSA」が公表したアンケート結果によると、留学生および留学予定の学生の約半数が、受け入れ先の教育機関から新型コロナウイルスのワクチン接種を求められているとのことです。

今後もこの傾向は続くと思われ、海外留学を希望する方のワクチンニーズは高まりを見せています。

そこで今回は、文部科学省が開始した「留学予定者ワクチン接種支援事業」と、「ワクチン接種を目的に行う留学」の2点についてまとめていきたいと思います。

このページの内容

文部科学省が「留学予定者ワクチン接種支援事業」を開始

日本国内のワクチン接種の普及を踏まえ、「大学間交流協定等に基づく1年間の海外留学プログラムについて、学生の安全確保に万全を期することを前提に再開する」という通知が、2021年6月15日に文部科学省より行われました。

それに伴い、2021年10月末から海外留学を予定している学生を対象とした「新型コロナウイルスワクチン接種の支援」も開始されています。

参考:「留学予定者ワクチン接種支援事業」の開始について

大学拠点接種の枠組みを利用

留学予定の学生を対象としたワクチン接種の支援に利用されるのは、「大学拠点接種」の枠組みです。

大学拠点接種とは、「大学等における学生・教職員等を対象としたワクチン接種」のことで、ワクチン接種の加速化を図るため、自治体接種に影響を与えないよう医療従事者や会場などを大学が自ら確保することを前提に実施されます。

参考:大学拠点接種とは

対象者の条件について

現在のところ、「留学予定者ワクチン接種支援事業」の対象者は、以下の条件をすべて満たす学生に限られます。

  • 渡航先でワクチン接種が必須又は強く求められている。
  • 「海外の大学での学位取得」若しくは「日本の大学の留学が必須の課程での学位取得」のため、又は9か月以上の期間海外の大学に渡航する必要がある。
  • 今秋(令和3年10月末)までに渡航する必要がある。
  • 基本的には他の代替手段がない。(自治体や所属大学等の方が早く接種を受けられる可能性もありますので注意してください。)
  • 申請時点で18歳以上である。

使用されるのは武田/モデルナ社のワクチンで、対象年齢が18歳以上とされているため、留学を希望する高校生は対象とはなりません。

18歳以上かつ、上記に記載されているような「ワクチン接種の必然性と緊急性」の要件を満たした学生を対象に、文部科学省の留学ワクチン推進チームが審査を行い、審査に通過すると接種会場の割振り結果が連絡されるという手順です。

ワクチン接種会場一覧

2021年6月25日に文部科学省から公表された「留学予定者ワクチン接種支援事業接種会場」は、以下の通り。

受付を終了した大学や予約の受付開始日が未定の大学も含まれるため、注意してください。

〇期日が確定した大学(6月25日現在)

大学名会場住所接種開始予約受付開始
北海道医療大学北海道石狩郡当別町開始済開始済
東北大学宮城県仙台市開始済開始済
慶応義塾大学東京都港区開始済開始済
大和大学大阪府吹田市開始済開始済
藤田医科大学愛知県豊明市開始済開始済
長崎国際大学長崎県佐世保市開始済開始済
京都先端科学大学京都府京都市開始済開始済
近畿大学大阪府東大阪市開始済開始済
鹿児島大学鹿児島県鹿児島市開始済開始済
広島大学広島県東広島市6月26日開始済
弘前大学青森県弘前市6月27日開始済
大阪大学大阪府吹田市6月28日開始済
神戸大学兵庫県神戸市6月28日開始済
日本歯科大学新潟県新潟市7月1日開始済
朝日大学岐阜県瑞穂市7月2日開始済
山梨大学山梨県甲府市7月3日開始済
三重大学三重県津市7月4日6月28日
関西大学大阪府吹田市7月5日開始済
徳島大学徳島県徳島市7月5日6月28日
久留米大学福岡県久留米市7月7日開始済
東京医科歯科大学東京都文京区7月8日6月28日
鳥取看護大学鳥取県倉吉市7月10日6月28日

〇受付を終了した大学

大学名会場住所接種開始予約受付開始
日本体育大学東京都世田谷区受付終了受付終了
日本体育大学神奈川県横浜市受付終了受付終了
松本歯科大学長崎県塩尻市受付終了受付終了
大阪経済法科大学大阪府八尾市受付終了受付終了

〇接種開始日または予約受付開始日が未定の大学

大学名会場住所接種開始予約受付開始
九州大学福岡県福岡市6月29日調整中
日本歯科大学東京都千代田区7月上旬6月28日
秋田大学秋田県秋田市調整中調整中
東邦大学千葉県船橋市調整中7月中旬

ワクチンの接種を目的にアメリカ留学をする方も

上記のように、日本国内においても留学予定者向けのワクチン接種が始まりましたが、大学拠点接種の枠組みを利用してワクチンを接種するためには、条件を満たしたうえで審査に通過する必要があります。

そこで注目されているのが、「ワクチンの接種」を目的とした留学です。

カリフォルニア州では住所登録のみでワクチン接種が可能

例えば、アメリカのカリフォルニア州では16歳以上のすべての住人がワクチンの接種対象となっています。

人種や国籍を問わず、条件は「16歳以上かつアメリカ国内の住所に登録がある」ことのみ。そのため、留学生であっても、ホームステイ先の住所を利用すればワクチンを受けることができるのです。

この仕組みを利用し、留学エージェント各社では現地でのワクチン接種と語学留学をセットにしたプランも取り扱っています。

ワクチンを受けてからの留学ではなく、留学先でワクチンを受け語学の習得も同時に行いたい方は、ぜひ一度留学エージェントにご相談ください。

ニューヨーク留学中に現地でワクチンを接種した留学生の口コミ

実際に、留学先でワクチンを接種した留学生の口コミもご紹介します。

口コミの投稿者は、ニューヨークに留学中のRikoさん。EF留学(リンク)を利用して、Eニューヨーク校に通学中の学生です。

隔離期間中に予約を済ませる

私は到着後隔離期間が約1週間あったので、その間に、隣の部屋に滞在していた同じEFニューヨーク校の生徒と一緒に予約をしました。

ワクチン接種の予約は、入学先の学校から送られてくるメールに記載されたURLから行えるとのこと。英語のサイトですが、難しい項目はないため誰でも簡単に予約を行えます。

いくつかある接種会場から希望の会場を選ぶことができるようです。

同じ学校の生徒と一緒に接種

ほとんど全員がワクチンを受けるので、1人で行くようなことは決してないと思います。友達も、ルームメイトも含め、すぐにできると思います!

EFの学生ほとんどが同じ会場で受けているので、会場のスタッフの人も慣れていてスムーズに接種することができました。

海外でワクチン接種というと心細さを感じるかもしれませんが、同時期に入国したルームメイトやクラスメイトと一緒に受けることができるため、安心です。

ワクチン接種当日の流れ

土曜日でしたが、時間が少し遅くついたからか空いていて、15分ほどで接種することができました。
受付を通り、健康状態を回答→接種→15分、経過観察のため待機して終了 という流れです。

混雑状況は日によってまちまちのようで、2回目の接種時はRikoさんも1時間ほど並んだとのこと。平日に授業を休んで摂取する留学生もたくさんいるようです。

ワクチン接種が進む現地は元の生活に戻りつつある

ニューヨークでは若者の約7割が接種完了し、NY市内では色々な制限が解除されつつあります。9月にはブロードウェイもオープンし、全面通常通りになる予定です!

ワクチン接種が進む海外は、徐々に元の生活を取り戻しているようです。

Rikoさんの投稿全文は、こちらのページで確認できます。

Rikoさんが利用したEF留学は、世界中で直営の語学学校を運営する私立の教育機関。直営の学校ゆえコロナ時代の感染対策も責任をもって実施しており、安全面においても安心できます。

NYのように現地でワクチン接種が可能な都市にも直営の語学学校が多数ありますので、興味がある方は無料カウンセリングで相談してみると良いでしょう。

海外留学を計画する方が増加中|相談はお早めに

日本国内のワクチン接種も軌道に乗りはじめましたし、先行してワクチン接種が進んだ諸外国は、徐々に元の生活を取り戻しつつあります。

ずっと我慢していた留学を実現したいという方は、ぜひ留学エージェント各社の無料カウンセリングを受けてみてください。希望する留学先の状況などを確認し、ぜひ計画的な留学を実現してください。

留学エージェント選びは3社見積りがおすすめ

留学エージェントは全国に数百社あり、どこを選ぶかで料金やサービス内容が変わってきます。そのため最低でも3~5社のエージェントとカウンセリングをする、見積もりをもらうことで、それぞれの対応や料金を比較することをおすすめします。大手だから安心、現地エージェントだから安心ということは決してないので、実際に各社を比較してあなたに一番合うエージェントを選ぶようにしましょう。

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