イギリス留学の費用は?期間別の目安・内訳・節約術を現役カウンセラーが解説【2026年】

「イギリス留学って、結局いくらかかるの?」——これは、留学タイムズのカウンセリングでもっとも多く聞かれる質問のひとつです。イギリスは物価が高く、近年のポンド高もあって「手が届かないのでは」と不安に感じる方が少なくありません。
結論から言うと、語学留学なら1ヶ月で約60〜95万円、半年で約280〜420万円、1年で約470〜750万円が総額の目安です(学費・滞在費・生活費・航空券・保険・ビザ込み。都市や学校によって幅があります)。
ただし「語学留学」か「大学正規留学」かで費用の桁が変わり、都市(ロンドンか地方か)でも大きく差が出ます。
この記事では、現役カウンセラー(JAOS認定留学カウンセラー)が、留学タイムズ提携校の実際の料金データと英国政府(gov.uk)の一次情報をもとに、イギリス留学の費用を期間別・内訳別にわかりやすく整理します。
費用は2026年7月時点・1ポンド=215円で換算しています(為替は変動するため、最新額は本文中のシミュレーターまたは無料相談でご確認ください)。
イギリス留学の費用の目安【期間別】
まずは「全体でいくら必要か」の目安です。下の表は、学費・滞在費・生活費・航空券・保険・ビザをすべて含めた語学留学の総額の目安です。イギリスは都市や学校による差が大きいため、「費用を抑えた場合」と「ロンドン・一般的な場合」の2パターンで示します。
| 期間 | 費用を抑えた場合 (地方都市・シェア等) | ロンドン・一般的な場合 |
|---|---|---|
| 2週間 | 約35万円 | 約55万円 |
| 1ヶ月(4週) | 約60万円 | 約95万円 |
| 3ヶ月(12週) | 約150万円 | 約240万円 |
| 半年(24週) | 約280万円 | 約420万円 |
| 1年(48週) | 約470万円 | 約750万円 |
同じ期間でも、都市(ロンドンか地方か)・学校のグレード・滞在方法(ホームステイかシェアか)で総額は大きく変わります。ロンドン中心部の人気校+ホームステイなら右列に、地方都市+シェア住居なら左列に近づきます。イギリスは生活費そのものが高いため、長期になるほど滞在・生活費が総額を押し上げます。
なお上の総額には概算のビザ費用を含んでいますが、7〜11ヶ月の留学は短期就学ビザ+医療付加金(IHS)で約21万円、11ヶ月を超えると学生ビザ+IHSで約29万円がかかります(後述)。滞在期間が半年を超えるかどうかで、ビザ関連費が大きく変わります。
費用シミュレーターで自分の条件を試算する
「自分が行きたい期間だと、だいたいいくら?」を知りたい方は、下のシミュレーターで国・期間別のおおよその費用を試算できます。留学タイムズが扱う実際の学校料金データをもとにしているので、ネット上の相場感より現実に近い数字が出ます(※学校ごとの個別費用の試算ではありません。学校別の詳しい見積りは無料相談で承ります)。なお、シミュレーターは学費+滞在費を中心とした試算のため、生活費・航空券・保険・ビザを含めた総額は上の目安表もあわせてご確認ください。
留学タイムズが提携する語学学校の実際の料金をもとに、費用の目安と内訳がわかります。
選択すると、ここに費用の目安が表示されます。
語学留学と大学正規留学で費用は大きく違う
イギリス留学の費用を考えるうえで最初に整理しておきたいのが、「語学留学」と「大学(学位)留学」では費用の桁が変わるという点です。同じ「イギリス留学」でも、目的によって必要額はまったく異なります。
| 留学の種類 | 学費の目安(年間) | 特徴 |
|---|---|---|
| 語学留学(語学学校) | 約150〜250万円 | 期間を自由に選べる。この記事の主対象 |
| ワーキングホリデー(YMS) | 語学+就労で調整可 | 18〜30歳。就労で滞在費を補える |
| 大学(学部)正規留学 | 約250〜400万円+生活費 | 入学要件・英語スコアが必要 |
| 大学院正規留学 | 約250〜450万円+生活費 | 1年で修了できる修士が多い |
留学タイムズにご相談いただく方の内訳は、語学留学が約8割、ワーキングホリデーが約2割で、大学正規留学よりも「語学力を伸ばす」「英語圏で暮らしてみたい」という目的が中心です。
そのためこの記事では語学留学とワーホリを主軸に費用を解説します。大学・大学院の正規留学を検討している方は、学費が大きく異なるため、個別の無料相談でお見積りするのが確実です。
イギリス留学の費用の内訳
総額の目安がわかったところで、「何にいくらかかるのか」を項目ごとに見ていきましょう。イギリス留学の費用は、大きく「学費」「滞在費」「生活費」「渡航・手続き費」の4つに分けられます。
学費(授業料・入学金・教材費)
語学学校の授業料は、一般英語コース(午前中心・週20レッスン)で1週あたり£245〜£450程度が相場です(ロンドン校・2026年公式料金)。長く通うほど1週あたりの単価は下がります。
これに加えて入学金(登録料)£75〜£105、教材費£35〜£50前後(レベルごと)が別途かかります。集中コース(週28〜30レッスン)にすると授業料は2〜3割上がります。
滞在費(ホームステイ・寮・シェア)
滞在方法は主にホームステイ・学生寮・フラットシェアの3つ。ホームステイは1週あたり£200〜£300前後(朝夕の食事付きが一般的)。学生寮はロンドンで月£800〜£1,000、地方で月£400〜£600が目安です。
滞在費は都市による差が最も大きい費用で、ロンドンと地方では月£300〜£500ほど変わります。夏季(6〜8月)はホームステイに週£30前後の繁忙期加算がつく学校が多い点にも注意しましょう。
生活費(食費・交通費・お小遣い)
ホームステイの食事以外の食費、交通費、通信費、娯楽費などの生活費は、ロンドンで月£1,200〜£1,800、地方都市で月£900〜£1,300が目安です。参考として、英国政府はStudent visa申請時の生活費要件としてロンドン£1,529/月、ロンドン以外£1,171/月(2025年時点の基準・最大9ヶ月分)という基準を設けています。
これは「イギリスで暮らすのに最低これくらいは必要」という公式の目安として役立ちます。
渡航・手続き費(航空券・保険・送金・ビザ)
- 航空券:東京〜ロンドン往復で12〜18万円ほど(時期により変動)
- 海外留学保険:1ヶ月あたり2〜3万円が目安
- 海外送金手数料:学費の送金に5,000円前後
- 空港送迎:ヒースロー空港〜ロンドン市内で片道£135〜£180程度(手配する場合)
- ビザ・IHS:滞在期間により変動(後述)
【カウンセラーが補足】見落とされがちな3つの費用
費用の見積りを立てるとき、相談者の方が見落としやすい費用があります。現役カウンセラーが実際のカウンセリングで「これは忘れないでください」と必ずお伝えしている3つを紹介します。
- ① IHS(医療付加金):6ヶ月を超える留学では、ビザ申請料とは別に年£776の医療付加金(IHS)がかかります。1年留学なら約16.7万円と決して小さくない金額で、意外と見落とされがちです。
- ② 滞在先のデポジット(保証金):フラットシェアや寮では、家賃1ヶ月分前後のデポジットを入居時に求められることがあります。退去時に返金されますが、渡航直後に「まとまった現金」が必要になる点は要注意です。
- ③ 現地での交通費:ロンドンは公共交通費が高く、ゾーン制の地下鉄・バスで月£150前後になることも。学校と滞在先の位置関係で交通費は大きく変わるため、滞在先選びの段階で確認しておくと安心です。
イギリス留学のビザ費用(学生ビザ・IHS)
ビザの種類と費用は滞在期間で決まります。以下は英国政府(gov.uk)の2026年7月時点の公式額です。ビザ費用は改定されることがあるため、申請前に必ずgov.uk公式で最新額を確認してください。
| 滞在期間 | 必要なビザ | 費用(£) | 円換算の目安 |
|---|---|---|---|
| 6ヶ月以内 | ビザ不要+ETA(電子渡航認証) | £20 | 約4,300円 |
| 6〜11ヶ月 | Short-term study visa(短期就学)+IHS | £228+IHS£776 | 約21.6万円 |
| 11ヶ月超 | Student visa(学生ビザ)+IHS | £558+IHS£776/年 | 約12万円+約16.7万円/年 |
ポイントは、6ヶ月以内の語学留学ならビザ申請は不要で、£20のETA(電子渡航認証)だけで渡航できること。6ヶ月を超えると短期就学ビザ(£228)、11ヶ月を超えると学生ビザ(£558)が必要になり、いずれも年£776の医療付加金(IHS)が別途かかります。
24週(約5.5ヶ月)までの留学ならETAで収まるため、「6ヶ月を超えるかどうか」がビザ費用の大きな分かれ目です。
ワーキングホリデー(YMS)の費用と最新情報
イギリスのワーキングホリデー(正式名称:Youth Mobility Scheme/YMS)は、留学タイムズの相談者の約2割が選ぶ人気の選択肢です。現地で働きながら滞在できるため、生活費の一部を現地収入で賄え、語学留学より総額を抑えやすいのが魅力です。
- 年齢要件:申請時点で18〜30歳
- ビザ申請料:£340(約7.3万円)+IHS £776/年(約16.7万円)
- 受け入れ枠:2024年に日本人向けの枠が大きく拡大
- 抽選の有無:日本人は抽選不要・年間を通じて直接申請可能(2024年以降。抽選が必要なのは香港・台湾のみ)
以前は抽選制で「当たらないと行けない」イメージがありましたが、日本人は抽選なしで随時申請できるようになりました。語学学校に数ヶ月通ってから就労に移る「語学+ワーホリ」の組み合わせも人気です。最新の要件はgov.uk公式で確認できます。
都市による費用・物価の違い
イギリス留学の費用は、どの都市を選ぶかで大きく変わります。最大の要因は家賃を含む滞在費と物価です。
| 都市タイプ | 月額生活費の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| ロンドン | £1,200〜1,800 | 物価・家賃が最も高い。学校・エンタメの選択肢は豊富 |
| 地方都市(マンチェスター・エジンバラ等) | £900〜1,300 | ロンドンより月£300〜500安い。落ち着いた環境 |
ロンドンは世界有数の物価の高さで、費用を抑えたい方には地方都市も有力な選択肢です。ロンドンの詳しい費用や生活情報は、専用ページで詳しく解説しています。
他国と比べてイギリス留学は高い?
「イギリスは高い」とよく言われますが、他の英語圏と比べると実際どうなのでしょうか。1ヶ月の語学留学の総額目安で比較してみます。
| 国 | 1ヶ月の総額目安 | コメント |
|---|---|---|
| フィリピン | 約25〜30万円 | 寮・食事込みで最安。英語漬け向き |
| マルタ | 約35〜50万円 | ヨーロッパで費用を抑えたい方に |
| オーストラリア | 約50〜70万円 | ワーホリで収支を組みやすい |
| カナダ | 約50〜70万円 | 治安・環境のバランスが良い |
| イギリス | 約60〜95万円 | ポンド高で近年上昇。本場の英語・欧州旅行のしやすさ |
イギリスは英語圏のなかでは費用が高めの部類で、近年のポンド高(2026年7月時点で1ポンド=約215円)がそれに拍車をかけています。とはいえ、ブリティッシュイングリッシュを本場で学べること、ヨーロッパ各国へ気軽に旅行できることなど、費用に見合う価値を感じて選ぶ方が多いのも事実です。
国選びに迷う方は国別の留学費用まとめもあわせてご覧ください。
イギリス留学の費用を安く抑える方法
費用が高めのイギリス留学でも、選び方の工夫で総額はかなり変わります。カウンセリングで実際にご提案している節約のポイントを紹介します。
- 地方都市を選ぶ:ロンドンにこだわらなければ、滞在費・生活費で月£300〜500ほど抑えられます。留学タイムズでも、費用重視の方には地方校をおすすめすることがよくあります。
- 滞在方法を工夫する:長期ならホームステイからフラットシェアへの切り替えで滞在費を下げられます。
- 学校のキャンペーンを利用する:時期によって授業料の割引や入学金無料のキャンペーンがあります。
- 6ヶ月以内に収める:半年以内ならビザ不要(ETAのみ)で、就学ビザ・IHSの費用を抑えられます。
- ワーホリで就労収入を得る:18〜30歳ならYMSで滞在費の一部を現地収入で賄えます。
- 円高のタイミングを狙う:ポンドは変動が大きく、円高局面で送金するだけでも総額が変わります。
イギリスのおすすめ語学学校と費用
留学タイムズが提携するイギリスの語学学校のうち、代表的な5校の一般英語コースの料金です(ロンドン校・2026年公式料金)。学校・都市・期間で費用は変わるので、あくまで目安としてご覧ください。教材費・繁忙期加算は別途です。
| 学校 | 一般英語コース(週あたり) | 登録料 |
|---|---|---|
| Centre of English Studies(CES) | £245〜£275 | £75 |
| LSI ロンドン | £310〜£365 | £95 |
| Frances King School of English | £335〜£447 | £105 |
| St Giles International | £325〜£537(集中コース) | £85 |
| Kaplan International Languages | £240〜£365(校舎により変動) | 別途 |
同じ「一般英語コース」でも学校によって週£245〜£450と幅があります。どの学校が自分の目的・予算に合うかは、コース内容や滞在オプションもあわせて比較する必要があります。
「予算内で通える学校を知りたい」「自分の条件での見積りが欲しい」という方は、無料相談でお一人ずつご案内しています。
イギリス留学の費用に関するよくある質問
社会人のイギリス留学はいくらかかる?
費用の考え方は学生と同じで、期間と都市で決まります。社会人の方は短期(1〜3ヶ月)で集中して学ぶケースが多く、その場合は約60〜240万円が目安です。有給休暇を使った1〜2週間の短期留学(約35〜55万円)も人気です。
学生ビザでアルバイトして稼げる?
Student visa(学生ビザ)では、大学の学位課程であれば週20時間まで就労が認められます(学位未満の課程は制限あり)。ただし語学学校のコースは原則就労不可です。
働きながら滞在したい場合は、ワーキングホリデー(YMS)が現実的な選択肢になります。
奨学金で費用を下げられる?
大学・大学院の正規留学向けには英国政府のChevening奨学金などがありますが、語学留学向けの奨学金は限られます。語学留学では、学校のキャンペーンや割引を活用するほうが現実的です。
子ども(中学生・高校生)の留学費用は?
ジュニア向けコースや18歳未満のホームステイには、通常のコースに加えて年齢サプリメント(週£25前後)などがかかり、大人より割高になる傾向があります。夏休みの短期プログラムなど選択肢は幅広いので、条件に合わせて無料相談でご案内します。
出発前にまとめて必要なお金はいくら?
学費・滞在手配料・登録料・航空券・保険・ビザは、出発前に支払うのが一般的です。加えて、現地到着直後の生活費や滞在先のデポジット用に、現金・カードで数十万円ほど準備しておくと安心です。
自分に合った費用プランは無料相談で
イギリス留学の費用は、期間・都市・学校・滞在方法の組み合わせで大きく変わります。この記事の目安を出発点に、「自分の条件だと結局いくらになるのか」を具体的に知りたい方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
留学タイムズは提携する語学学校のなかから、ご予算・目的に合ったプランをご提案します。もちろん留学タイムズも数ある相談先の一つですので、他社と比較しながら気軽にご相談いただければと思います。ポンド高の今、資金計画のご相談も含めてお手伝いします。
※本記事の費用・為替・ビザ情報は2026年7月時点・1ポンド=215円換算です。為替やビザ費用は変動するため、最新額はgov.uk公式または無料相談でご確認ください。この記事は現役カウンセラー(JAOS認定留学カウンセラー)の監修のもと、留学タイムズ提携校の実料金データと英国政府の一次情報をもとに作成しています。






















