トロント留学の費用はいくら?期間別の総額・内訳とおすすめ語学学校【2026年版】

「トロント留学の費用は、結局いくらかかるのか」——本記事は、その疑問にまっすぐ答えることを第一にした現役カウンセラー(JAOS認定留学カウンセラー)による解説です。

提携している語学学校の実際の料金をもとに、期間別の総額と内訳、トロントならではの魅力(多文化の大都市・IT/キャリアに強い・冬の寒さ)まで、2026年時点の最新情報でまとめました。

先に費用の結論をお伝えすると、トロント語学留学の総額の目安は次の通りです(授業料・滞在費・往復航空券・諸経費込み/為替1カナダドル=約116円・2026年6月時点)。

  • 1ヶ月(短期)……約65〜85万円
  • 3ヶ月……約130〜180万円
  • 半年(6ヶ月)……約230〜300万円
  • 1年……約350〜450万円

金額の根拠と内訳、節約のコツは記事後半で具体的に解説します。トロントは語学留学のほか、IT・専門スキル・Co-op(有給就労付き)などキャリアにつなげやすい大都市でもあります。

自分に合うプランや正確な見積もりは、無料相談でも気軽にご確認ください。

このページの内容

トロントってどんな街?カナダ最大の多文化都市

トロントはカナダ最大の都市で、オンタリオ州の州都。金融・ビジネス・ITが集まるカナダ経済の中心地です。留学先としては「多文化の大都市」「キャリアに強い」「冬が寒い」が三大キーワードになります。

人口の約半数が移民の多文化都市

トロントは世界有数の多民族都市で、市民のおよそ半数が海外出身ともいわれ、200を超える民族的ルーツを持つ人々が暮らしています。世界中から人が集まるため、外国人として暮らしやすく、多少英語が拙くても寛容な雰囲気があります。

街を歩けば各国のレストランやコミュニティが点在し、さまざまな国の文化や食に日常的に触れられるのも、大都市トロントならではの魅力です。多様な国籍の人と接する中で、生きた英語と異文化理解の両方が自然と身につきます。

金融・ITの中心地でキャリアにつなげやすい

トロントはカナダの金融・IT・ビジネスの集積地で、北米でも有数のスタートアップ都市です。求人や産業の幅が広いため、語学留学の先にCo-op(有給就労付き)や専門カレッジでのキャリアアップを視野に入れる人にとって、刺激の多い環境です。この点は記事後半で詳しく触れます。

冬は長く寒い(気候の注意点)

トロントは四季がはっきりしており、11月〜3月ごろの冬は長く、氷点下の日が続きます。一方で夏は暖かく過ごしやすい気候です。温暖なバンクーバーと比べると寒さは厳しいため、ダウンコートや防寒小物の準備は欠かせません。寒さが苦手な人は、出発前にこの点を理解しておくと安心です。

トロント留学のメリット・デメリット

トロント留学の良い面と、知っておきたい注意点を整理します。

メリット

  • 多文化で英語を学びやすい……多国籍な環境で、さまざまな国の人と交流しながら英語を使える。
  • キャリアの選択肢が広い……金融・ITの大都市で、Co-opや専門カレッジなどキャリア志向の進路につなげやすい。
  • 北米の大都市の割に治安が良い……基本的な注意は必要だが、大都市としては落ち着いて生活しやすい。
  • 都市機能・アクセスが充実……交通・買い物・娯楽が揃い、ナイアガラの滝や米国主要都市にも行きやすい。

デメリット・注意点

  • 冬が長く寒い……防寒対策と、寒い時期の過ごし方の工夫が必要。
  • 物価・住居費が高い……大都市のため滞在費がかさみやすい。後述の通り工夫で抑えられる。
  • 日本人も一定数いる……人気都市のため日本人留学生もいる。英語を伸ばすには多国籍の友人と過ごす意識が大切。

トロント留学の費用|期間別の総額の目安

まずは全体像として、期間別の総額の目安です。授業料・滞在費(ホームステイ食事付きを基準)・往復航空券・保険・諸経費を合計したもので、為替は1カナダドル=約116円(2026年6月時点)で換算しています。

  • 1ヶ月(短期)……約65〜85万円
  • 3ヶ月……約130〜180万円
  • 半年(6ヶ月)……約230〜300万円
  • 1年……約350〜450万円

レンジに幅があるのは、主に授業料(コースと通学週数)・滞在方法(ホームステイかシェアハウスか)・往復航空券の時期で総額が変わるためです。期間別にもう少し詳しく見ると、次のような積み上げになります。

  • 1ヶ月……授業料 約22万円+ホームステイ(食事付き)約13〜16万円+往復航空券 約20〜30万円+入学金・保険・諸経費 約10万円=約65〜85万円。航空券と滞在費の取り方で幅が出ます。
  • 3ヶ月……授業料が週単価の下がる長期料金になり約60万円前後+滞在費(3ヶ月)約40〜50万円+渡航・諸経費で約130〜180万円
  • 半年〜1年……滞在先をホームステイから郊外のシェアハウス+自炊に切り替えると、滞在費を月3〜5万円ほど圧縮できます。半年で約230〜300万円、1年で約350〜450万円が目安です。

航空券は時期で大きく変動し、オフシーズンなら往復20万円前後、年末年始や夏の繁忙期は30万円近くまで上がることもあります。次の章で、授業料とその他費用の内訳を具体的に見ていきます。

トロント留学費用の内訳(授業料・滞在費・物価)

授業料の実例(提携校・トロント校)

語学学校の授業料は「週あたり単価×通学週数」で決まり、長く通うほど週単価が下がるのが一般的です。提携校トロント校の代表的なコースの実料金は以下の通りです。

学校・コース週あたり単価4週間12週間24週間
Kaplan(一般英語)約380〜470カナダドル約22万円約60万円約106万円
EC(一般英語 GE20〜30)約435〜520カナダドル約20〜24万円約58〜65万円約115〜130万円
ILSC(フルタイム集中/週30時間)約450〜480カナダドル約22万円約64万円約125万円
※2026年6月時点・1カナダドル=約116円換算。単価は通学週数が長いほど下がる(表は短期〜長期のレンジ)。最新料金は無料相談でご確認ください。

授業料以外にかかる費用

授業料のほかに、入学金・滞在費・渡航費などがかかります。主な項目の相場は次の通りです(カナダ留学全体の費用はカナダ留学の費用まとめでも詳しく解説しています)。

項目費用の目安
入学金約16,000〜20,000円
教材費1週あたり約1,200円(4週で約5,000円)
滞在先手配料約23,000〜27,000円(期間に関係なく一律)
ホームステイ(個室・食事付き)1週あたり約32,000〜41,000円
海外留学保険1ヶ月あたり約20,000〜30,000円
往復航空券約20〜30万円
空港送迎片道 約12,000〜16,000円
お小遣い・交通・通信費1ヶ月あたり約30,000〜50,000円

物価・最低賃金の目安

トロントは大都市のため、生活費は日本の都市部よりやや高めです。主な目安は次の通りです。

  • 家賃(シェアハウス・個室)……ダウンタウンで月10〜15万円、郊外なら月8〜12万円程度。
  • 食費……自炊中心なら月4〜6万円。外食は1食2,000〜3,000円+チップ(15〜20%程度)が目安で、日本より割高。
  • 交通費……市内交通はPRESTOカードが便利で、定期は月2万円前後。
  • 通信費……スマホのプランは月3,000〜6,000円程度。

ワーキングホリデーなどで働く場合の参考として、オンタリオ州の最低賃金は時給約17.6カナダドル(2025年10月〜2026年時点)と、カナダの中でも比較的高めの水準です。最新の金額はオンタリオ州政府の公式情報をご確認ください。

トロントでおすすめの語学学校

トロントには数多くの語学学校があります。当社のカウンセリングで実際によくおすすめしているのが、Kaplan(カプラン)・EC・ILSCの3校です。いずれも規模が大きく国籍バランスのとれた学校で、コースの選択肢も豊富です。

Kaplan(カプラン・トロント校)

世界各国に展開する老舗の語学学校グループで、独自の学習メソッドと教材に定評があります。一般英語のほか、授業数の多い集中コースや試験対策(IELTS/TOEFL)、進学準備コースまで揃い、「しっかり伸ばしたい」ニーズに応えやすい学校です。

授業料は一般英語コースで週あたり約380〜470カナダドル(約44,000〜55,000円)が目安です。詳しくはKaplanトロント校の学校詳細ページもご覧ください。

EC(トロント校)

世界各地に校舎を持つ国際的な語学学校で、レベル分けと丁寧なサポートに定評があります。一般英語(週20〜30レッスン)から試験対策・ビジネス英語まで幅広く対応し、目的やペースに合わせて選べます。

授業料は一般英語コースで週あたり約435〜520カナダドル(約50,000〜60,000円)が目安です。詳しくはECトロント校の学校詳細ページもご覧ください。

ILSC(トロント校)

カナダを代表する大規模校のひとつで、選べる科目(エレクティブ)の多さが特徴です。一般英語からビジネス英語、試験対策まで幅広く、レベルや目的に合わせて柔軟に学べます。

多国籍な環境で「いろいろな国の友達をつくりたい」人に向いています。授業料はフルタイム集中コースで週あたり約450〜480カナダドル(約52,000〜56,000円)が目安です。詳しくはILSCトロント校の学校詳細ページもご覧ください。

学校選びのコツ

3校を大まかに使い分けるなら、しっかり英語力を伸ばしたい人はKaplan(集中コースや試験対策が充実)、丁寧なサポートを重視する人はEC(レベル分けとケアに定評)、多国籍環境でいろいろな国の友達をつくりたい人はILSC(科目の選択肢が多く規模が大きい)が一つの目安です。

規模の大きい学校は国籍が多彩でアクティビティも豊富なため、いろいろな国の友達をつくりたい人に向いています。落ち着いた環境でじっくり学びたい人は、より小規模な学校が合うこともあります。

目的(一般英語・試験対策・進学準備・キャリア系)やレベル、滞在期間によって最適な学校は変わるので、迷ったら無料相談で個別にご案内します。

トロント留学に必要なビザ・手続き

カナダの留学関連ビザは、滞在期間と目的によって変わります。トロントを含むカナダ全体で共通の制度です。

6ヶ月未満の就学:eTA(電子渡航認証)

就学期間が6ヶ月未満なら、原則として学生ビザ(就学許可)は不要で、観光ステータスのまま語学学校に通えます。ただし日本国籍者が飛行機で入国する際はeTA(電子渡航認証)の事前取得が必要です。

費用はカナダドル7ドル(約800円)、有効期間は最長5年(パスポートの有効期限が先に来る場合はその時点まで)です。

6ヶ月以上の就学:学生ビザ(Study Permit)

就学期間が6ヶ月以上になる場合は、学生ビザ(Study Permit/就学許可)が必要です。申請料はカナダドル150ドル(約18,000円)に加え、バイオメトリクス(指紋・写真)登録料がカナダドル85ドル(約1万円)別途かかります。

あわせて滞在費をまかなえる資金の証明が求められ、その必要額は2024年以降に大きく引き上げられています。申請の大まかな流れは次の通りです。

  1. 学校から入学許可証(Letter of Acceptance)を受け取る
  2. 資金証明など必要書類を準備する
  3. オンラインで申請し、バイオメトリクスを登録する
  4. 審査を経て就学許可を取得する

時期によっては審査に時間がかかるため、最新の必要額・手続きはカナダ政府移民・難民・市民権省(IRCC)の公式情報で確認し、早めに準備しましょう。

ワーキングホリデー:IEC(抽選制)

働きながら滞在したい場合は、ワーキングホリデーを含むIEC(International Experience Canada)を利用します。注意したいのは、カナダのワーホリは申請すれば必ず取れるわけではなく、抽選(招待制)という点です。

まずプールに登録し、招待を受けてから本申請に進む仕組みで、先着・通年申請のオーストラリアのワーキングホリデーとは大きく異なります。希望する場合は、募集や招待のタイミングを早めに確認しておきましょう。

※ビザ・入国制度は変更される場合があります。最新の正確な情報は、カナダ政府(IRCC)の公式情報をご確認ください。

IT・社会人・Co-op留学という選択肢

金融・ITの大都市であるトロントは、語学留学の先にキャリアを見据えた学びを選びやすい街です。実際、社会人の方やIT・専門スキルを目的にした相談も寄せられます。

代表的な選択肢が、カナダ独自のCo-op留学(有給就労付きの専門課程)です。専門分野を学びながら、関連する職種で就労経験を積めるのが特徴で、ビジネス・IT・ホスピタリティ・デジタルマーケティングなど分野はさまざま。

カナダの大手銀行が本社を置き、北米でも有数のテック企業・スタートアップが集まるトロントは、こうした実務志向の学びと相性のよい都市です。語学学校の上級コースや進学準備(パスウェイ)で英語力を整えてから、カレッジの専門課程やCo-opへ進む、という段階的な道もあります。

Co-op留学の仕組み・メリット・デメリット・費用はカナダのCo-op(コープ)留学とは?で詳しく解説しています。なお、海外大学・カレッジへの正規進学そのものの出願サポートは専門の進学エージェントが対応するため、本格的に進学を検討する方は海外正規留学に対応したエージェントの比較もあわせてご覧ください。

他のカナダ主要都市との違い(バンクーバー・ビクトリア・モントリオール)

「カナダのどの都市にするか」で迷う方は多いです。当社では、まず季節・気候、次に街の雰囲気を基準に勧め分けています。主要都市の違いを整理すると次の通りです。

都市気候・雰囲気こんな人に
トロント四季がはっきり・冬は長く寒い/カナダ最大の大都会で刺激・求人が多い大都市の刺激・キャリアやIT志向
バンクーバー温暖だが雨が多い/自然と都市が調和し落ち着いた雰囲気住みやすさ重視・海外が初めて
ビクトリア穏やかな気候/小さく美しい州都でのんびり静かな環境でじっくり学びたい
モントリオール冬は寒い/英語+フランス語のヨーロッパ的な街並みフランス語にも触れたい

各都市の詳細は、バンクーバー留学ビクトリア留学モントリオール留学の各ページで解説しています。カナダ全体の概要はカナダ留学完全ガイドをご覧ください。

トロント留学のよくある質問

トロント留学は1ヶ月の短期でもできますか?

はい。1週間からの短期語学留学が可能です。費用は1ヶ月で約65〜85万円(授業料・滞在費・往復航空券込み)が目安で、6ヶ月未満ならeTA(電子渡航認証)のみで通学できます。

トロントとバンクーバー、どちらがおすすめですか?

当社では、まず季節・気候、次に街の雰囲気で勧め分けています。四季がはっきりした大都会の刺激やキャリア志向ならトロント、温暖で落ち着いた住みやすさ重視ならバンクーバーが向いています。

どちらも日本人は一定数いるため、目的で選ぶのがおすすめです。

トロントは寒いですか?冬の対策は?

トロントの冬は長く、11〜3月は氷点下の日が続きます。ダウンコート・手袋・防水ブーツなどの防寒具は必須です。室内は暖房が効いているため、重ね着で調整するのが基本です。

社会人やIT・キャリア目的でもトロント留学はできますか?

できます。トロントは金融・ITの大都市で、語学学校の上級・試験対策コースから、専門カレッジやCo-op(有給就労付き)留学につなげる道があります。目的に応じた進め方は無料相談でご案内します。

英語が初級でもトロント留学はできますか?

はい。語学学校には初級者向けのクラスがあり、レベル別にクラス分けされるため、英語に自信がない段階からでも始められます。

まとめ|トロント留学は「大都市・キャリア志向」の人に好相性

トロントは、多文化の大都市で英語を学びながら、金融・ITを中心としたキャリアの選択肢にもつなげやすい街です。費用は1ヶ月で約65〜85万円が目安。冬の寒さや物価の高さという注意点はありますが、大都市の刺激やキャリア志向の学びを求める人にはとても好相性です。

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