ワーホリ費用が安いおすすめ7カ国!費用を安く抑えるコツや注意点も
働きながら外国に滞在できるワーキングホリデーは、現地で収入を得ながら海外滞在をしたい方にとって、非常に魅力的な制度です。
しかし、海外に滞在するということは、当然滞在費用がかかります。語学力に自信がない方の場合はワーホリ期間の前半で語学学校に通う必要もあるため、その費用も必要です。
円安の昨今は「出稼ぎ留学」としてワーキングホリデーを利用する方も増えていますが、かかる費用についても事前にしっかりと確認しておきましょう。
今回は、ワーキングホリデーの費用が安い国の情報や、できるだけ費用を抑えるコツ・注意点などをご紹介します。
ワーホリの費用でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
ワーキングホリデーに必要な費用内訳
まずは、ワーホリにかかる費用の内訳を確認しておきましょう。
- 渡航費
- 学費
- 生活費
それぞれの内訳は、以下の通りです。
渡航費
ワーホリ先は海外なので、日本と海外を往復するための渡航費用はバカになりません。
往復航空券のほか、ワーホリビザ取得にかかる費用や海外旅行保険なども渡航費として計算しておきましょう。
金額は滞在する国によって大きく異なりますが、一般的には30~50万円ほどが相場です。
学費
ワーホリ先で語学学校に通う場合は、学費がかかります。
学費は国によって異なりますが、3ヶ月通うことを想定する場合は15~50万円ほどを見ておきましょう。
ちなみに、ワーキングホリデービザで入国した際の就学期間には制限があります。国によって異なりますが、多くの国で語学学校に通える期間は最大4~6ヶ月です。
生活費
生活費には、家賃、食費、娯楽費、その他の雑費などが含まれます。
生活費は滞在する国や生活スタイルによって大きく異なりますが、1年間で150~300万円程度は必要です。
ワーホリ先の仕事で得た収入で生活費を補うことはできますが、「すぐに仕事が見つからない」「思うように収入を得られない」といった場合に備えて、当面の生活費として80~100万円ほど用意しておくことをおすすめします。
ワーキングホリデーの費用が安い国7選
ワーキングホリデーでかかる費用は、渡航先の国や地域によって大きく異なります。上記でご紹介した3項目すべてが国によって変わってきますので、費用が気になる方はワーホリ費用が安い国を選ぶと良いでしょう。
「費用を抑える」ことを主目的とした場合の渡航先としては、下記の7カ国がおすすめです。
- 台湾
- 韓国
- ニュージーランド
- オーストラリア
- カナダ
- ポーランド
- ハンガリー
台湾
台湾は日本から近いため往復航空券が安く、新日家が多い国です。
ビザの申請料は無料ですし、物価が比較的安いため、食費や生活費が他のワーホリ協定国に比べて抑えられます。また、国際学生宿舎やルームシェアなどの宿泊費も安く、上手に活用すればさらに生活費を抑えることができます。
台湾は英語圏とは異なり中国語が公用語となっているため、英語だけでなく中国語を習得したい方におすすめです。
韓国
韓国は、ビザの申請料に約26,000円かかりますが、LCC(格安航空会社)を利用すれば3,000~5,000円の航空券を探すことができます。
公用語は朝鮮語(韓国語)ですが、日本から近く費用を抑えてワーホリできる国として人気です。
ワンルームを賃貸した場合は約7万円の家賃と約45万円の保証金が必要ですが、ホームステイや「コシテル」と呼ばれる学生用のシンプルな部屋を選べば5万円ほどに抑えることも可能。
また、韓国は出前や外食の方が自炊するより安いため、自炊が苦手な方や食費を抑えたい方にもおすすめです。
ビザ申請時に30万円相当の残高証明が必要になりますので、その点は注意しておきましょう。
ニュージーランド
ニュージーランドは、英語圏のワーホリ協定国の中でも「費用を安く抑えられる国」として人気です。
ニュージーランド産の食料品は安いですし、交通網も発達しているためタクシーや市内バスなどの交通費もリーズナブル。シェアハウスを利用した場合の家賃は5~7万円ほどで、外食も8~12NZD(550~850円)程度で済むため、生活費を抑えて英語を学びたい方におすすめです。
ビザの申請料は無料ですが、ビザ取得の際に40万円相当の残高証明が必要となります。
オーストラリア
オーストラリアはワーホリ時の時給が高い国として人気があり、実際に月額4,000AUD(約30万円)以上を稼ぐ方もいます。
ただし、時給が高く高給が見込める分、物価も高く、シェアハウスを利用した場合の家賃は市内の中心部で週150~200ドル(月約800ドル)ほど。そのため、仕事が見つかるまでの生活費は相場より多めに用意しておくと安心です。
「費用を安く」というよりも、「多少の費用をかけてでもたくさん稼ぎたい」という方に向いている国と言えるでしょう。
ビザの申請料に約36,000円かかり、語学学校へ通う場合は健康診断が必要なため別途費用(2万円~)が必要ですが、ジェットスターなどのLCC(格安航空会社)を利用すれば渡航費用を安く済ませることは可能です。
オーストラリアのワーホリに必要な費用については、下記の記事でまとめています。
カナダ
カナダの物価は日本とあまり変わりませんが、外食費は高め。チップ文化があり、代金の10~20%をチップとして支払うのが一般的です。
また、ビザの申請には約28,000円の費用がかかり、それとは別に2,500ドルの残高証明が必要になります。余裕をもって資金を貯めておきましょう。
航空券は直行便にすると高いため、費用を抑えたい場合は乗継便の利用がおすすめです。
カナダのワーホリに必要な費用については、下記の記事で詳細をご確認ください。
ポーランド
ポーランドはビザ申請料が無料で新日家も多いため、ワーホリ先として人気の高い国の一つです。
物価も日本の3分の1から2分の1程度と、「低コストで生活できる国と」しても注目されています。ただし、物価が安い分、賃金も安く、初任給は7万円ほど。「ワーホリ中のアルバイトでたくさん稼ぎたい」という方には、あまり向いていません。
生活費よりも収入が少なくなることも多いため、渡航前に生活費としてまとまった資金を貯めておきましょう。
ハンガリー
ハンガリーはビザ申請料無料で、日本に比べて家賃が安いことでも知られている国です。
首都中心部でアパート借りる場合の家賃は、5~7万円ほど。外食費も比較的安く、自炊が苦手な人にもおすすめです。
ただし、ハンガリーは賃金が低いうえ、日本人が働ける場所が限られているという現状もあるため、仕事探しは計画的に行いましょう。
生活費として使える蓄えがなく、アルバイトだけで生活するのは厳しいという声も多いため、ワーホリ中の生活費としてある程度の貯金を用意しておくことをおすすめします。
ワーキングホリデーの費用を安く抑える3つのコツ
続いては、ワーホリ費用を安く抑えるためのコツを、3つご紹介します。少しでも費用を安くするために、生活や準備段階で工夫できる点は工夫しておきましょう。
- 滞在費を抑える
- 滞在中は自炊を心がける
- 収入を多く見込める国を選ぶ
滞在費を抑える
ワーホリの滞在費の中で最も金額が大きいのが、家賃です。
家賃は毎月の固定費として大きな割合を占めるため、ここを抑えることで全体的な費用の節約につながります。
ワーホリ参加者の多くは最初の2~3ヶ月をホームステイで過ごした後にシェアハウスに移りますが、その際はできるだけ家賃が安いシェア形態を選びましょう。
具体的には、複数人で部屋を共有する「ルームシェア」や、リビングを共有スペースとして利用する「リビングシェア」などです。
生活スペースを共有することにはなりますが、一人部屋よりもリーズナブルな家賃設定となっています。
滞在中は自炊を心がける
料理をすることが苦ではないという方は、滞在中は自炊がおすすめです。
日本での生活でも同じことが言えますが、外食するよりも自炊した方が食費を抑えられます。
アジア圏など国によっては外食費を安く抑えられる国もありますが、物価が高い欧米圏の場合はできるだけ自炊を心がけましょう。
収入が多く見込める国を選ぶ
費用を抑えるだけでなく、「現地での収入が多く見込める国を選ぶ」という発想もおすすめです。
具体的には、オーストラリアやカナダは「稼ぎやすい国」として人気があります。
特に、オーストラリアの時給は高く、月に4,000AUD(約30万円)以上を稼ぐ方もいるなど、高収入が期待できます。カナダは最低賃金が13~16カナダドルほどで、月に160時間働くと月に2,560カナダドル(約25万円)ほど稼げます。
収入を多く見込める国については、以下の記事が参考になります。ぜひご確認ください。
ワーホリ費用を節約したい方向けの注意点
ここまで、ワーキングホリデーの費用が安い国、およびワーキングホリデーの費用を節約するためのコツをご紹介してきました。
費用を抑えるためには上記でご紹介した内容をぜひ参考にしていただきたいのですが、一方で費用だけに注目してしまうのは、やや危険でもあります。
「ワーキングホリデーの費用を節約したい」と思っている方は、以下の4点に注意してください。
- 費用だけでワーホリ先を決めない
- 万が一に備えて海外保険は費用より補償内容を重視
- 現地での生活費や娯楽費は節約しすぎない
- 渡航前にしっかり資金を確保しておく
費用だけでワーホリ先を決めない
ワーキングホリデー先を選ぶ際は、費用だけでなく、「本当にその国で本当に生活したいか」「自分に合った生活環境か」といった点も考慮することが大切です。
その国で本当に自分の目的が達成できるか?という観点から、費用以外の要素も含めてしっかり検討しましょう。
ワーホリ先に悩んでしまう場合は、留学エージェントへの相談がおすすめ。各種の手続き、語学学校の紹介、仕事探しのサポートなどが受けられます。
以下の記事が参考になりますので、ぜひご確認ください。
万が一に備えて海外保険は費用より補償内容を重視
ワーキングホリデーの期間は最大で1年間のため(オーストラリアは3年)、必然的に海外保険の保険料も高額になります。
そのため、費用を抑えようと「海外保険の補償をカットして保険料を安くしたい」と考える方もいらっしゃいますが、これは推奨できません。
海外の医療費は高額になることが多く、診療にかかるすべての費用は自己負担です。普段あまり体調を崩すことのない方でも、異国の地での生活に慣れず体調を崩してしまうことがあります。また、病気だけでなくケガをするリスクもあるでしょう。
そのため、ワーキングホリデーにおける海外保険選びは、保険料より補償内容を重視して選ぶことが大切です。
保険料が安いというだけで補償内容が手薄なものを選んでしまうと、万が一のときに高額な費用を支払うことになる可能性もありますので、注意しましょう。
現地での生活費や娯楽費は節約しすぎない
生活費や娯楽費の過剰な節約も、おすすめできません。
滞在中の旅行、イベント、交流などは、とても貴重な体験だからです。
節約のために貴重な体験を犠牲にしすぎてしまうと、何のためにワーキングホリデーで渡航したのかが分からなくなってしまいます。
ワーホリで得られる体験や人脈は、将来の自分にとって大切なものとなる可能性が高いです。日常生活では節約を心がけ、特別な日には十分な予算を確保するといった、メリハリが大切です。
渡航前にしっかり資金を確保しておく
ワーキングホリデー期間中は現地でアルバイトなどをして生活費を稼ぐことができますが、渡航前にある程度の資金を確保しておくことも大切です。
実際に「渡航後の職探しがうまくいかず生活費が不足する」「思いのほか生活費がかかる」といったトラブルはよく耳にする話です。
渡航まであまり期間がない場合は、短期間でしっかり稼げるリゾートバイトもおすすめ。家賃や食費がかからない、または一部負担で済む職場も多いです。
もしくは、フィリピンなど費用が安い国の語学留学に通い、英語力を上げてからオーストラリアなど稼げる国にワーキングホリデーするという、2カ国留学もおすすめです。
2カ国留学については、こちらの記事で詳しく解説しています。併せて参考にしてください。
ワーキングホリデー費用を抑えたい方におすすめのエージェント4選
最後に、ワーキングホリデー費用を抑えたい方におすすめのエージェントを4社ご紹介します。いずれもワーキングホリデーのサポート実績に定評があるため、安心して相談できますよ。
エージェント | 特徴 |
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StudyIn(スタディーイン)本気留学 | YouTube登録者数100万人の人気エージェント |
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成功する留学(旧:地球の歩き方) | 35年以上の実績でアジアNo1の称号を5回受賞 |
StudyIn(スタディーイン)本気留学
出典:StudyIn本気留学
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スマ留|圧倒的な安さと高いサポート力
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成功する留学の口コミや評判に関しては、以下の記事が参考になります。ぜひご確認ください。
上記を含めた「ワーキングホリデーに強い留学エージェント」については、以下の記事でもご紹介しています。ぜひ、ご確認ください。
【FAQ】ワーキングホリデーに関するよくある質問
最後に、ワーキングホリデーに関するよくある質問をご紹介します。
まとめ
ワーキングホリデーの費用を安く抑えるに、費用が安く済む国を選ぶというのも選択肢の一つです。
しかし、過剰な節約はワーホリでの貴重な経験を犠牲にしてしまう可能性があります。また、国を選ぶ際は費用だけでなく、自分が希望する体験がその国でできるのか?という視点を持つことも重要です。
滞在中は無理のない範囲で家賃や生活費を節約しつつ、ぜひ多くの体験をしてくださいね。
ワーホリ中の滞在費や手続き、申請、渡航先での生活に不安がある方は、ぜひ留学エージェントに相談してみましょう。いずれのエージェントもカウンセリングは無料で受けられますので、いくつかの会社で話を聞いてみることをおすすめします。
【この記事でご紹介した留学エージェント】
エージェント | 特徴 |
---|---|
StudyIn(スタディーイン)本気留学 | YouTube登録者数100万人の人気エージェント |
スマ留 | 圧倒的な安さと高いサポート力 |
夢カナ留学 | 実質0円で留学可能 |
成功する留学(旧:地球の歩き方) | 35年以上の実績でアジアNo1の称号を5回受賞 |