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Co-op留学は難しい?失敗例とその対策、知っておきたいデメリットを解説

Co-op留学は難しい?失敗例とその対策、知っておきたいデメリットを解説

専門分野の知識習得と同ジャンルの企業でのインターンシップがセットになったカナダのCo-op留学は、自己成長やキャリアアップにつながる留学として注目を集めています。

しかし、通常の語学留学と比べて難易度が一段高く、しっかりとした事前準備なしでは失敗に終わってしまう可能性も低くありません。

この記事では、Co-opの失敗例を紹介しながら、成功するコツや知っておきたいデメリットなどを解説します。Co-op留学を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

Co-op留学とは

Coop留学の風景

まずは、簡単にCo-op留学の概要についておさらいしておきましょう。

Co-op留学とは、カナダの専門カレッジでの学習と現地企業での有給インターン(就労)がセットになった留学プログラムです。

Co-op留学のプログラム内容

Co-op留学は、以下のプログラムで構成されています。

  • カナダ留学の私立ガレッジ(2年生大学)で英語を学ぶ
  • ビジネス英語やWebスキルなどの専門知識が身に付く「アカデミック講座」を受講する
  • ガレッジで学んだ知識を活かして、現地企業のインターンに学んだ期間と同じ期間、参加する

学習期間中は、最大週20時間までアルバイトが可能です。インターン期間中は、最大週40時間のフルタイム就労となります。

Co-op留学の参加条件

Co-op留学に参加するには、以下2つの条件を満たす必要があります。

  • 高校卒業、または高等学校卒業程度認定試験の合格者
  • 英語能力試験スコアをクリアしている(IELTS 5.以上~/TOEIC 650点以上/TOEFL 55点以上)

英語力が不足している場合も、カレッジ入学前に英語集中講座を受講できます。講座終了後に、直接Co-opプログラムに参加する流れです。

Co-op留学の概要については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひ、ご確認ください。

Co-op留学の失敗例と成功するコツ

仕事のアドバイスを受ける女性

ここからは、この記事の本題であるCo-op留学の失敗例とその原因、およびそれぞれのパターンにおいて失敗を避けて成功するコツをご紹介します。

  • 英語が聞き取れない
  • 貯金が少なく現地生活が続かない
  • プログラムと関連したインターン先を探すのが難しい
  • 学校で思うように学べない

英語が聞き取れない

Co-op留学で学ぶ内容は、専門分野です。日常会話を学ぶ語学留学とは異なり、日常英会話ができる前提で専門知識を学んでいきます。

そのため、一般的な英語能力試験スコアをクリアしている方であっても、授業で話されている英語が聞き取れず、授業について行けないという事例が多数あるようです。

特に、会話が苦手な方は注意が必要です。Co-op留学の授業はディスカッション形式で進むため、ヒアリング力・スピーキング力を有しているかどうかが大きなポイントとなります。

Co-op留学で英語をしっかり聞き取るための対策

英語力が原因でCo-op留学を挫折しないためにも、渡航前に可能な限り英語力を高めておきましょう。

「インターネットなどを利用してネイティブと会話する」「外国人が多く集まるイベントに参加する」「英会話教室に通う」など、できるだけ「聞く」「話す」力を高めておくことをおすすめします。

また、学ぶべき専門分野が決まっているのであれば、その分野の専門用語に関する語彙力も、あらかじめ高めておきましょう。

貯金が少なく現地生活が続かない

Co-op留学前半の学習期間中は最大で週20時間までアルバイトできますし、後半のインターンは有給です。そのため、「貯金がそれほどなくても現地収入で生活費を賄えるのではないか」と思う方も、少なくありません。

しかし、実際には渡航前の貯金が少なく、現地生活を続ける資金が尽きてしまったというケースも見受けられます。

特に、前半の学習期間中は勉強がメインとなるため、課題などが忙しくてアルバイトまで手が回らないことも多いです。現地での収入をあてにしすぎず、しっかりと貯金をしたうえでCo-op留学に臨みましょう。

資金ショートしないために必要な貯金額

Co-op留学中に資金をショートさせないためには、Co-op留学に必要な総費用を事前にしっかりと把握しておくことが重要です。

ざっくりとした内訳となりますが、1年間のCo-op留学(学校6ヵ月・インターン6ヵ月の場合)には、これくらいの費用がかかります。

学費(授業料や教材費など)100万前後
生活費(移住費や食費など)150万前後
ビザ、航空券、保険代など50万前後
総額300万前後

生活費以外は出発前に支払いが必要なため、カナダに到着後に必要となる資金は150万円前後ということですね。

1年間のアルバイトとインターンで得られる収入も150万~170万程度を見込めるのですが、前述した様に課題や勉強で忙しいとアルバイトに割く時間が取れません。

現地で収入が得られない場合に留学を継続するための費用として、できれば150万円以上、少なくとも100万円程度の貯金をしたうえでCo-op留学に臨みましょう。

プログラムと関連したインターン先を探すのが難しい

Co-op留学では、プログラムと関連したインターン経験を修了する必要があります。しかし、希望する企業がすぐに見つかるとは限りません。

インターン先を見つけるコツ

インターン先をスムーズに見つけるためには、渡航前から専門プログラムの知識を習得し、学習期間中は専任スタッフに相談してアドバイスを受けるなど、インターン採用を有利にする努力が必要です。

また、早い段階で受入企業を探し始めることも重要です。学校からの紹介だけに頼らず「自分から興味のある企業に問い合わせる」「インターン先を探していることを周知する」など、自ら積極的に動くことで、インターン採用の可能性を広げることができます。

留学エージェントによっては面接対策なども行ってくれますので、そういったサポートもフル活用しましょう。

学校で思うように学べない

カナダの教育方法は基本的に「参加型」であり、ディスカッション形式で進みます。そのため、日本の授業のような受け身の姿勢では十分な学習ができません。

日本のような先生が丁寧に詳しく教えてくれるという授業スタイルではないため、質問がなければ「理解した」とみなされてしまうのです。

細かい説明や指導を待っていると、英語力とは別の観点から授業について行けなくなってしまいます。

参加型の授業で意識したいこと

授業中に疑問点が出てきたら、積極的に先生に質問する姿勢が大切です。質問を考えるのが苦手な場合は、事前に用意しておきましょう。

カナダでは自分主体で学ぶことが求められますが、「理解しているふり」をしてしまうと、どんどん授業内容が理解できなくなります。理解できていない場合は理解できていないということをきちんと伝え、そのうえで自ら積極的に学習に取り組むことが大切です。

知っておきたいCo-op留学3つのデメリット

チェックボックスにチェックを入れる男性

専門分野の知識習得と就労が可能なCo-op留学にはメリットが多くありますが、以下のようなデメリット・注意点も存在します。失敗を防ぐためにも、参加前に下記の項目を理解しておきましょう。

  • 卒業後の就職は保証されない
  • 希望する企業でインターンできるとは限らない
  • プログラム終了まで時間がかかる

卒業後の就職は保証されない

Co-op留学のプログラムを修了しても、その後の就職が保証されるわけではありません。

Co-op留学はあくまでもキャリアアップのための手段の一つであり、日本に帰国後は(海外に残って海外就職する場合も)別途就職活動が必要です。

卒業後の就職を成功させるためにも、渡航前からプログラム修了後のキャリアプランを明確にし、そのプランを実現するための手段としてCo-op留学に臨みましょう。

希望する企業でインターンできるとは限らない

Co-op留学では、必ずしも希望する企業のインターンに参加できるとは限りません。

特に、英語力に自信がない方は注意が必要です。海外で働くには高い英語力が求められるため、専門知識や経験があっても英語力が十分でないという理由で、面接を通過できない可能性もあります。

渡航前にできるだけ英語力を向上させておき、プログラム期間を通してさらに英語力の向上に取り組み続けることが重要です。

プログラム修了まで時間がかかる

Co-op留学のプログラムを修了するには、ある程度の期間が必要です。プログラムは学習期間と就業期間で構成されますが、6ヶ月から1年ほどが主流となっています。

いわゆる長期留学の部類に分類されるため、在学中・在職中の方は、休学・休職・退職といった手続きが必要となります。

十分なスキルアップを目指すためにも、参加するタイミングを十分に検討し、必要な期間を確保することが大切です。

Co-op留学におすすめのエージェント3選

Co-op留学を成功させるためには、サポートを受ける留学エージェント選びも重要な要素です。

Co-op留学のサポートに定評があるおすすめの留学エージェントを3社ご紹介しますので、ぜひ無料カウンセリングでご自身の希望を伝えてみてください。

エージェント特徴
スマ留圧倒的な安さと高いサポート力
夢カナ留学実質0円で留学可能
成功する留学(旧:地球の歩き方)35年以上の実績でアジアNo1の称号を5回受賞

スマ留|圧倒的な安さと高いサポート力

スマ留TOP
出典:スマ留

スマ留は、圧倒的な安さと高いサポート力が人気の留学エージェントです。

各種手数料が無料で、余計なマージンをカットして授業の質を追求。留学費用が従来の最大半額(※)と安く、「最低価格保証」も付いています。カナダ留学にも力を入れており、Co-op留学のサポート実績も十分です。

※2020年及び2023年に実施した業歴10年以上の複数の競合他社を対象とする調査結果に基づく

「できるだけ安く留学したい」「サポート体制のしっかりしているエージェントにお願いしたい」と考えている方は、ぜひ相談してみてください。オンラインによる無料カウンセリングも実施可能です。

スマ留の口コミや評判に関しては、以下の記事が参考になります。ぜひご確認ください。

>>最悪って本当?スマ留の口コミ・評判まとめ|料金が安い理由とは?

夢カナ留学|実質0円で留学可能

夢カナ留学

出典:夢カナ留学

夢カナ留学は、「実質0円留学」を掲げる留学エージェントです。

費用を抑えながらワーキングホリデー・海外インターンシップ・海外アルバイト・海外ボランティアといったプログラムに参加したい方のサポートに、定評があります。

就労時の面接対策などに定評がある留学エージェントですので、Co-op留学で希望する企業のインターンに参加できるか不安な方は、ぜひ相談してみてください。

HPの無料カウンセリング予約フォームには「カウンセリング会場(夢カナ留学 本社オフィス)」と記載がありますが、オンラインでの相談も可能です。オンライン面談を希望する方も、そのまま予約手続きを進めてください。

夢カナの口コミや評判に関しては、以下の記事が参考になります。ぜひご確認ください。

>>夢カナ留学の口コミや評判は?安くなる方法や詐欺ではないかも検証

成功する留学|35年以上の実績でアジアNo1の称号を5回受賞

成功する留学

出典:成功する留学

成功する留学は、35年の留学サポート実績を誇る老舗の大手留学エージェントです。

業界で初めて「ST Star AwardsアジアNo1.留学エージェント」を5回受賞。日本で唯一、殿堂入りを果たしています。

もともと「地球の歩き方」ブランドで留学サポートを行ってきた実績もあり、提携している学校は世界17カ国に740校と、実績は十分。

カナダにはバンクーバーとトロントに現地オフィスがあるため、Co-op留学のサポートを現地で受けたい方にもおすすめです。

成功する留学の口コミや評判に関しては、以下の記事が参考になります。ぜひご確認ください。

>>成功する留学(旧地球の歩き方T&E)の評判や口コミは?手数料やコロナ対策も

カナダ留学におすすめのエージェントは、以下の記事でも紹介しています。ぜひ、ご確認ください。

>>カナダ留学エージェントおすすめ15選|バンクーバー・トロントなど選び方や注意点を解説

まとめ

Co-op留学は、専門分野の学習とインターン就労が可能な、魅力的な留学スタイルとして人気です。

英語力の向上とともに、専門知識と海外就労の経験を積めるため、スキルアップしたい方はぜひチャレンジすることをおすすめします。

ただし、その分、通常の語学留学よりもハードルが高いのも事実です。せっかくのCo-op留学を失敗で終わらせないためにも、事前に失敗事例を理解して、対策を練っておきましょう。

Co-op留学についての詳細や、カナダにおすすめの留学エージェント情報は下記記事でまとめていますので、こちらも併せてご確認ください。

>>カナダのCo-op(コープ)留学を解説!メリット・デメリットは?

>>カナダ留学エージェントおすすめ15選|バンクーバー・トロントなど選び方や注意点を解説

【この記事でご紹介した留学エージェント】

エージェント特徴
スマ留圧倒的な安さと高いサポート力
夢カナ留学実質0円で留学可能
成功する留学(旧:地球の歩き方)35年以上の実績でアジアNo1の称号を5回受賞
ワーキングホリデーなら、スマ留の「ワーホリ準備プラン」!
スマ留_ワーホリ準備プラン

スマ留は語学学校の空き時間や空き場所を利用することで、留学費用を大きく抑えることを実現したエージェントです。

英語力を最短で身につけてワーホリを開始できる「スマ留ワーホリ準備プラン」など、スマ留オリジナルのプランも人気です。

無料カウンセリングはオンラインでも対応していて全国からの相談が可能です。ワーホリでの留学を検討されている方は、まずはご相談してみてください。

留学エージェント選びは3社見積りがおすすめ

留学エージェントは全国に数百社あり、どこを選ぶかで料金やサービス内容が変わってきます。そのため最低でも3~5社のエージェントとカウンセリングをする、見積もりをもらうことで、それぞれの対応や料金を比較することをおすすめします。大手だから安心、現地エージェントだから安心ということは決してないので、実際に各社を比較してあなたに一番合うエージェントを選ぶようにしましょう。

ワーキングホリデー・Coopに強い人気エージェント一覧

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この記事を書いた人

Seiyaのアバター Seiya 留学カウンセラー

フィリピンへの短期留学を経験後、デンマークにワーキングホリデービザで1年間滞在。当時、ワーホリビザの申請から学校入学の手続きまで、全て自分で行いました。個人的に留学の相談を受けることも多々あり、それらの経験を経て、今は留学カウンセラーとして活動しています。
留学に関する手続きや海外での生活を実体験したものとして、ワーホリや留学を検討している方のお役に立てると思います。

【渡航歴のある国】
デンマーク、フィリピン、オーストラリア、マルタ、ドイツ、イタリア、オーストリア、スウェーデン、フィンランド、アイスランド、エストニア、チェコ、ハンガリー、クロアチア、ポルトガル、フェロー諸島、タイ

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