ウィニペグ留学へ行こう!費用やメリット、おすすめ人気の学校は?
「留学するなら英語環境に恵まれている場所に行きたい」と、考える人も多いでしょう。ウィニペグは日本人留学生が少なく、緑豊かな街並みと美しい建造物が融合するおすすめの街です。カナダの中でも急成長をしているウィニペグへの留学について説明します。
ウィニペグってどんな都市?気候や文化について
ウィニペグはディズニーアニメの『くまのプーさん』が誕生したことで有名なカナダの街です。『くまのプーさん』は、ウィニペグに赴任したイギリスの軍人が帰還する際にくまのぬいぐるみを持ち帰った、という実話を基に作られました。このエピソードからも、イギリスやヨーロッパ系の移民が多い街と言われています。
自然豊かな世田谷区の姉妹都市
東京の世田谷区とウィニペグは、1970年に姉妹都市提携をしました。ウィニペグとはカナダのマニトバ州南部にあり、アメリカのミネソタ州とノースダコタ州に隣接しています。バンクーバーなどの中心部と比べ人口も少なく、ゆったりとした静かな街並みが特徴的です。ウィニペグから15分程車を走らせると農場や広大な草原などもあり、またダウンタウンへのアクセスも良いため、バランスの取れた街として人気を集めています。
フレンドリーな国民性
ウィニペグはもともと移民が多い都市だったため、日本人にも優しくフレンドリーに接してくれる人が多いと言われています。英語に自信がなくても笑顔を忘れずに接することで、仲良くなれるでしょう。
夏は過ごしやすい気候が特徴
夏は、ウィニペグの自然豊かな場所で楽しめるアクティビティが多くあります。気温は25〜30℃程度で湿度が高い気候です。一方、冬はマイナス40℃になることもあります。厳しい冬の時期には、スケートやアイスホッケーなどのアクティビティが人気です。また、スカイウォークや地下モールを利用してショッピングをすることができます。
ウィニペグに留学するメリットは?
世界のグルメが楽しめる
カナダは多くの外国人が移住している多国籍国家です。そのため、アメリカンフードだけではなく、フランス、イタリア、アジアなど、様々な国の料理を楽しむことができます。
日本人が少なく英語環境に恵まれている
ウィニペグは日本人が少なく、英語を話したり聞いたりする環境に恵まれ、必然的に英語に触れる環境が整っています。韓国やメキシコ、ヨーロッパ、インドなどの留学生もいますが、共通語は英語のため、英語に浸る時間が自然と長くなるでしょう。また、先祖から移り住んでいるイギリス系の英語にも触れることができます。
ウィニペグ留学で人気・おすすめの学校は?
Heartland International English School, Winnipeg
空港から15分ほどの場所に位置する、1クラス平均10名ほどの少人数制私立語学学校です。日本人の割合が10%以下と少なく、また英語オンリーポリシーが徹底されているため英語環境に恵まれています。生徒も国際色豊かなうえ、同じ国の学生が20%以下という点からも英語を集中して学べる環境が整っています。
下記の記事で、カナダ留学におすすめのエージェントを紹介しています。ご自身の希望に合う学校を探してもらえますので、ぜひ一度留学エージェントにご相談ください。
ウィニペグ留学にかかる費用はどれくらい?
1ヶ月の短期留学費用は約30万円ほど
- 学費:7~12万円
- 渡航費:10万円
- 滞在費:6万円
- 生活費:2万円
ウィニペグの物価は、カナダの平均から比べると比較的リーズナブルです。しかし、内陸部のため遠方から運ばれたものや海産物は高めになる傾向があります。
ウィニペグ留学する際の必要な手続き・注意点は?
6ヶ月以内の留学であればビザは不要
日本人がカナダへ行く場合はeTAで手続きを行えば、6ヶ月間カナダに滞在することが可能です。一般的に観光ビザと呼ばれるものになりますので、ボランティア活動を含む就労全てが禁止されています。また、通える学校に制限がありますので、観光ビザで就学できるか事前に調べておきましょう。未成年者(マニトバ州の成人年齢は18歳)が単独でカナダへ渡航する際には、追加書類が必要です。
未成年者がカナダに入国する際に必要な書類
- パスポート
- 出生証明書(翻訳した戸籍の写し)
- 英語またはフランス語で書かれた両親の同意書(両親の住所、電話番号、カナダ滞在中にケアしてくれる人の名前、住所、電話番号)
6ヶ月を超える場合は就学ビザは政府公認の学校のみで取得可能
近年のカナダでは、長期滞在するために学校に在籍しているにもかかわらず、通学せず滞在する外国人が増加傾向にあります。そのため、カナダ政府により学生ビザ発行に制限が加えられ、カナダ政府が公認している学校のみ学生ビザが取得可能となりました。通学予定の学校が学生ビザ発給可能かどうか確認することをおすすめします。
参考サイト:カナダ政府ホームページ
留学用ビザは2種類
留学前に必要な手続きは以下の通りです。
- パスポートの取得(留学終了予定日まで有効期限が残っていること)
- 目的に応じたビザの申請
- 海外転出届(1年以上留学する場合)
- 在留届(カナダに3ヶ月以上滞在する場合必要)
e-Gov:旅券法第16条
留学の際、海外転出届提出は法的に義務付けられていませんが、留学期間に合わせて考えておくことをおすすめします。海外転出届を出すことで、住民税(前年度の収入に対する支払い義務はあり)や国民年金、国民健康保険の支払いの義務がなくなります。留学予定が1年以上に変更になった際でも代理人による提出が可能です。
就学ビザ(学生ビザ)
学生ビザ申請のために必要な書類は下記のとおりです。
- パスポートのコピー
- 証明写真
- 入学許可証
- 残高証明書
残高証明書とは、留学中に不法就労を防止するために提出するものです。学費や生活費を十分にまかなえる資産を持っているかどうかを確認するための書類になります。ビザ発行から1ヶ月以内のものが必要です。
学生ビザでの滞在期間は主に就学期間に比例しますが、入学許可証や授業料支払証明証を提出した入国審査官のさじ加減で決まります。また、学生ビザで入国した場合、ビザ延長はカナダ国内での申請が可能です。
カナダの学生ビザは毎年のように取得条件が変わります。2019年に変更になった点は以下の通りです。
- 東京都浜松町にあるカナダビザ申請センターまで必ず本人が行くこと
- 顔写真、指紋情報をカナダ政府に提出すること
- 費用235ドル(学生ビザ費150ドル、バイオメトロリスク申請費85ドル)
ワーキングホリデービザ
ワーキングホリデービザは、最大1年間カナダに滞在しながら働いて収入を得たりすることが可能です。一定の条件を満たすことで取得可能となります。
- 日本国籍であること
- 18歳以上30歳以下(申請時点)であること
- カナダ・ワーキングホリデープランに参加した経験がないこと
- 最低2500カナダドル程度の資金があること
- 参加費(250カナダドル相当)の支払ができること
- 仕事が内定していないこと(カナダ国内)
ウィニペグ留学をする際の注意点
カナダは比較的治安の良い国と言われています。しかし、治安が悪い場所もあることを把握しておきましょう。ウィニペグの場合、教育関連施設が多い場所は治安が良いですが、市内ダウンタウン北部やノースエンド地区は治安があまりよくないと言われています。学校が休みの日などにダウンタウンに行く際には注意が必要です。普通にショッピングなどを楽しむには問題はありませんが、場所によって治安は一変しますので、危ない場所に近づかないように事前に確認してから行動しましょう。
カナダでも穴場のウィニペグで楽しい留学生活を送ろう
英語圏であるカナダは留学費用が安く人気を集めています。その中でもウィニペグは学校の質が高く、教育環境が整っています。しかし、他の都市に比べ学費が安いため穴場の留学先です。日系人が少ないため、英語を本気で学びたいと考える人にとってはおすすめの街と言えます。また、自然を感じるアクティビティの多さも魅力のひとつでしょう。