アイルランドの学生ビザを徹底解説!必要書類や申請方法は?
アイルランドへ留学する方に向けて、アイルランドの学生ビザ申請に関する基本情報から具体的な手順まで徹底解説します。
ビザ申請にはどのような書類が必要で、どのタイミングで申請すべきなのか、初めての方でも迷わないようにご紹介します。
アイルランド留学で学生ビザの申請が必要になるケースは?
アイルランドに語学学校などへ留学する場合、もし期間が12週間以内であれば、ビザなしで留学可能です。
もし語学学校などに13週間以上通う場合は、学生ビザの申請が必要になります。
アイルランドの学生ビザには2つの種類がある
アイルランドの学生ビザには、実は2つの種類があります。
- Stamp 2A
- Stamp 2
Stamp 2A
Stamp 2Aは、コース受講が13~24週間の場合の短期学生ビザです。
このビザでは、アルバイトやインターンシップはできません。
Stamp 2
Stamp 2は、コース受講が25~35週間の場合の長期学生ビザです。
こちらのビザの場合、アルバイトやインターンシップが可能です。
働ける時間は、学期中は週20時間まで、ホリデー期間中は週40時間までです。
ホリデーとは?
アイルランドの語学学校に25週間以上留学する場合、2ヶ月間のホリデー(休暇)を取ることができます。
ホリデー期間中は、旅行をしたり、インターンシップをしたりする方が多いです。
(参照:Immigration permission/stamps – Immigration Service Delivery)
アイルランドの学生ビザは2回まで延長可能
アイルランドの学生ビザ(Stamp 2)は、最大2回まで延長することができます。
2回延長すれば、最大24ヶ月間アイルランドにいることが可能です。
アイルランド学生ビザ申請の必要書類
アイルランドの学生ビザの申請時に必要な書類は以下の通りです。
- パスポート(期限が、滞在予定期間+6か月以上のもの)
- 旅行/医療保険の英文証書
- 英文の銀行残高証明書
- 24週以下の留学:滞在月数×585ユーロ以上
- 25週間以上の留学:4,680ユーロ以上
- 銀行の入出金明細(過去6か月分)
- 学校の入学許可書
- Learner Protection保険(25週以上の留学の場合のみ)
- ビザ登録費用:300ユーロ
このあとご紹介しますが、ビザ申請はアイルランド現地で行います。しかし、必要書類は日本で用意しておかないといけないので、余裕を持って準備しましょう。
銀行の英文残高証明書について
残高証明書には、パスポートと同じ自分の名前が英語で記載されている必要があります。親などの名義の証明書は受け付けてもらえません。
上記の金額を満たしていれば、通貨は円建てでも問題ありません。
残高証明書は、入国日から遡って1か月前以降~入国日までに発行されたものである必要があります。
(参照:Information on Student Finances – Immigration Service Delivery)
アイルランドの学生ビザの申請方法
まずはアイルランドに行く前に、日本で上記の必要書類を準備しましょう。
予約した日時に必要書類をもって入国管理局へ行き、IRP(Irish Residence Permit)の申請を行います。
申請してから2週間後程度に、登録した住所宛にIRPカードが届きます。
IRPカードが届いたらビザ申請は完了です。