リュックやスーツケースなど、さまざまなラゲージバッグを販売している『TUMI(トゥミ)』。ビジネスシーンで活用される方が多く、そのデザイン性や利便性で世界中の人々を魅了しています。今回はTUMIのスーツケースに注目し、特徴や評判、おすすめの定番人気商品をご紹介します。
TUMIはどんなブランド?評判は?
TUMIは1970年代にアメリカで生まれたブランドで、もともとは南米のレザーバッグを輸入する会社として設立されました。
その時代、ラゲージは革製が主流でしたが、TUMIがバリスティックナイロン製のラゲージ「キャリーオン・ガーメントバッグ」を発表し、ラゲージ業界に革命を起こしたのです。
3年後には、よりカジュアルに持てる「ソフトブリーフケース」を誕生させ、ラゲージ業界において世界で確固たる地位を築いています。
そんな歴史があるTUMIの特徴と魅力、TUMIのスーツケースの評判などを以下でご紹介します。
TUMIのスーツケースの特徴と魅力
公式ホームページにあるように、TUMIの特徴は“クオリティの高さ”と“豊富なラインナップ”です。
「REAL LIFE IS OUR LAB(実生活が研究室である)」というモットーを掲げているTUMIでは、どんなにデザイン性が良くて、また機能性を持った製品だとしても、使う人に快適さを感じてもらえないと判断されれば製品化はされません。
形式的に試験を行うのではなく、日常生活や旅行など製品を本当に使うシーンを想定し、そこで考えられるに事項に沿って一つひとつ丁寧に試験を行っています。
そして、この厳しい試験にクリアしたものだけがTUMIの製品として世に送り出されるのです。
TUMIのスーツケースもそのこだわりを詰め込んだ、ブランドが誇る製品です。
デザインやフォルム、素材、機能性すべてにおいて抜かりなく考えられており、世間では『ビジネスパーソン御用達ブランド』として認知されています。
TUMIのスーツケースの評判
TUMIのスーツケースの評判を調べてみると以下のような声がありました。
- 「“安かろう悪かろう”のスーツケースではなく、多少高くてもいいもので長持ちするものが欲しかった。TUMIのスーツケースは機能性が高いので長年使えそう」
- 「高級感・存在感が抜群で、近未来的な男らしさを感じます」
- 「シンプルなデザインで、何年たっても飽きがこない」
- 「ビジネスシーンを想定して作られているのでは?と感じる。出張のときに使いやすい」
- 「モチベーションを上げるのに持っていたいスーツケース」
評判を見る限り、TUMIのスーツケースを持っている人の満足度の高さが伺えますね。なかには、TUMIのスーツケースを持つことがステータスだと感じる人もいるようでした。
TUMIの定番人気シリーズの特徴とは
TUMIのスーツケースには特徴の異なるシリーズが複数あります。そのなかでも定番人気なのがこちら。
- Alpha 3
- Tegra-Lite® 2
- TUMI V4
- 19 Degree Aluminum
- TUMI Latitude
- Merge
ここでは、この6つのシリーズの特徴をお伝えします。
Alpha 3
ゴルフバッグからクラッチバッグ、スーツケースまで幅広くラインナップしているシリーズです。長年培った技術と知見を込めて作られており、TUMIを代表するスーツケース。
バリスティックナイロン素材を使ったスーツケースを取り揃えています。
Tegra-Lite® 2
レーシングカーでも使われる、耐衝撃性に優れたTegris®を採用したシリーズです。
スーツケースは耐久性も高く、軽いのが特徴。最新のディテールを搭載し、洗練された高級感のあるデザインのスーツケースがあります。
TUMI V4
軽量かつ耐久性に優れたスーツケースを取り揃えているシリーズです。マチ幅を拡張できる「エキスパンダブル機能」を搭載しています。
他のモデルと一線を画すデザインのスーツケースを販売することも。2021年12月現在、公式ホームページには日本限定デザインのスタイリッシュなスーツケースをラインナップしています。
19 Degree Aluminum
ラグジュアリーな光沢感があり、繊細かつ優美なフォルムが特徴のシリーズです。ボディにはアルミを採用しています。
ハンドル部分にはレザーが使われており、高級感があるのも魅力。カラーバリエーションも豊富なので、男女問わず活用されています。
TUMI Latitude
ボディに独自のSRPP(Self-Reinforced Poly-Propylene)バリスティック素材が採用されており、TUMIのシリーズのなかで最も耐久性の高いのが『TUMI Latitude』です。
4輪の軽量スピニングホイールが滑らかな操作性を叶えてくれます。流線形の革新的かつモダンなデザインがおしゃれです。
Merge
軽量で高機能、耐久性も備えているシリーズです。環境に配慮した素材を主に使っているのが特徴で、工場の製造ラインで発生する廃プラスチックなどをリサイクルした素材を採用しています。
「ビジネスシーンでもプライベートでも使えるように」と考えられたデザインで、多用しやすくなっています。
TUMIのスーツケースを選ぶときのポイント
TUMIのスーツケースはシリーズも多く、種類豊富にラインナップしているので「どう選べば良いの?」と悩む人もいるでしょう。
TUMIのスーツケースを選ぶときは、サイズ、ボディの材質、機能性の3つを考慮すると良いですよ。それぞれのポイントについて、以下で解説します。
サイズ
TUMIのスーツケースは、複数のサイズを取り揃えています。公式ホームページでは、キャリーオン(1泊~3泊)、パッキングケース(4泊以上)で分類されているので、参考にしながら選ぶと良いでしょう。
ちなみに、TUMIのスーツケースはSサイズ、Mサイズ、Lサイズの表記がありません。店頭でサイズを選ぶときは下記の容量を目安にして選んでください。
- Sサイズ(~40L)
- Mサイズ(41~80L)
- Lサイズ(81L~)
スーツケースを機内持ち込みしたい場合は、こちらを参考にすると良いです。
- サイズ:W35×H45×D20cm 三辺計:100cm以内
- 総重量:10kg以内
- サイズ:W40×H55×D25cm 三辺計:115cm以内
- 総重量:10kg以内
(W=幅、D=奥行、H=高さ)
※航空会社によって異なりますので、詳しくは各社HPを確認してください。
ボディの材質
TUMIのスーツケースの材質は、ソフト、ハード、軽量ハードの3つのタイプに分けることができます。
ソフトタイプはバリスティックナイロン素材のものです。ソフトタイプのなかでも強靭なバリスティックナイロンを使用しており、傷つきにくく柔軟性が高いのが特徴です。
ハードタイプはポリプロピレン由来のTegris®素材、またはSRPPバリスティック素材を採用しているスーツケースになります。どちらも耐久性が非常に高いのが魅力です。
軽量ハードタイプはポリカーボネート素材のもの。耐久性もありながら軽量で柔軟性も叶えてくれます。
機能性
TUMIのスーツケースには、製品それぞれに便利な機能がついています。
ついている機能は少しずつ異なるので、仕様を確認しながら自分が使いやすいと思う機能が付いたスーツケースを選んでください。
- マチ幅拡張機能の『エキスパンダブル』
- フロントメインファスナーでの開閉
- 段階調整可能な『テレスコープハンドル』
- 滑らかな操作を叶えてくれる『デュアル スピニング ホイール(4輪)』
- 特殊なツールを使ってTSA職員がロックを解錠・施錠できる機能『TSAロック』
- スーツケースを開けることなく充電できる本体一体型の『USBパワーポート』
- 衝撃などから保護するための『EVAサイドパネル』
TUMIのおすすめ定番人気スーツケース15選
ここからはTUMIのおすすめ定番人気スーツケースを機内持ち込み可能のスーツケース、2・3泊用、4泊以上用の3つにわけてご紹介します。
機内持ち込みできるスーツケース3選
まずは、機内持ち込みできるスーツケースを3つご紹介します。
【Alpha 3】スモール・コンパクト・4ウィール・ブリーフ
100席以上の国内線で機内持ち込み可能なスーツケースです。容量は約19 Lで、バリスティックナイロン製のソフトタイプになっています。
フロントにはU字型ファスナーポケットがついており、小物の出し入れにも自由自在。本体一体型のUSBパワーポートつきなので、スマホをモバイルバッテリーで充電するときに便利です。
【Limited Edition】コンパクト・キャリーオン
こちらも100席以上の国内線で機内持ち込み可能なスーツケースです。容量は約25Lで、リサイクルポリカーボネイト製の軽量ハードタイプになっています。
スーツケースの中には、出し入れできるパソコン用ポケットと書類用ディバイダーを採用。4輪のデュアルホイールになっているため、長時間の移動もスムーズです。
【TUMI V4】 コンパクト・4ウィール・ブリーフ
100席以上の国内線で機内持ち込み可能なスーツケースで、容量約24Lのスーツケースです。
ポリカーボネートのハードタイプになっており、本体一体型のTSAロックもついているので海外にも安心して持っていけるでしょう。
長さ調節ができるテレスコープハンドルを搭載しているので、自分の持ちやすい高さに設定することができます。
2・3泊にピッタリなスーツケース2選
続いて、2・3泊にピッタリなスーツケースを2つご紹介します。
【Alpha 3】インターナショナル・デュアル・アクセス・4ウィール・キャリーオン
バリスティックナイロンを主に使っているソフトタイプのスーツケースです。
容量は約35Lで、拡張は28cmになっています。サイドのファスナーでスーツケースを開くこともできますが、フロントのU字型ファスナーポケットでも中にアクセスすることできます。
【TUMI Latitude】インターナショナル・キャリーオン
TUMIの自社素材SRPPバリスティックを使っているスーツケースです。柔軟性と屈曲性に優れているのでパッキングがしやすいのが魅力。
流線形の繊細なデザインが素敵ですね。内側にはメッシュのファスナーポケットやタイダウンストラップを搭載しています。
4拍以上向けのスーツケース7選
ここでは、4拍以上向けのスーツケースを7つご紹介します。
【TUMI Latitude】ショート・トリップ・パッキング・ケース
容量約64 Lで、1週間までの旅に向いているスーツケースです。SRPPバリスティック素材の軽量ハードタイプで、本体一体型のTSAロックを搭載。
内側は2室のコンパートメントになっているので、荷物が飛び出しにくくなっています。
【19 Degree Aluminum】エクステンデッド・トリップ・エクスパンダブル・パッキング・ケース
容量約91Lの大きなスーツケースです。リサイクルポリカーボネイトの軽量ハードスーツケースで、柔軟性が高いのが特徴。
リサイクルポリカーボネイトは、細菌やカビの発生を防いでくれるため、快適な状態で長く使用できますよ。4輪のデュアルホイールは音も静かです。
【19 Degree Aluminum】ローリング・エクスパンダブル・トランク
容量約86Lの軽量ハードタイプスーツケースです。ボディには抗菌加工が施されており、上品な光沢があります。デザインも画期的で大人っぽいですね。
本体一体型のTSAロック、長さ調節可能なハンドル、静音設計の4輪ホイールなどの機能を搭載しています。
【Alpha 3】ショート・トリップ・エクスパンダブル・4ウィール・パッキングケース
ボディにはバリスティックナイロン素材が採用されており、エキスパンダブル機能も搭載されているので帰路で荷物が少し増えても安心です。
そのほか、複数のポケット、本体一体型のTSAロック、ハンガー用フックなどもついています。
【Arrivé】エクステンデッド・デュアル・アクセス・4ウィール・パッキング・ケース
・画像引用:TUMI公式サイト
約126Lと大容量のスーツケースで、約1週間~長期の旅に適しています。こちらのスーツケースは、フロントのU字型ファスナーポケットからも内側にアクセス可能です。
また、内部にはファスナーの仕切りがあり、仕切りとして使わないときはサイドポケットとして使えます。
【Tegra-Lite® 2】ラージトリップ・エクスパンダブル・4ウィール・パッキングケース
・画像引用:TUMI公式サイト
耐久性が高いTegris®素材を採用した、容量約102Lの大型スーツケースです。ファスナーでマチを約5cm拡張できるので、お土産で荷物が増えても大丈夫でしょう。
メインのファスナーには、耐穿刺性に優れているデュアル・コイル・ファスナーを搭載。本体一体型のTSAロック機能もついています。
TUMIのスーツケースの保証と修理・購入できる場所
最後にTUMIのスーツケースの補償と修理について、購入できる場所をご紹介します。
TUMIのスーツケースの保証と修理
正規販売店または正規代理店で購入したTUMIのスーツケースは、5年間の製品保証があります。保証内容は以下の通りです。
- 無償で修理対応
- 修理が困難な場合は交換
- 同じ製品の用意できない場合は同等品と交換
※航空会社によって生じた破損、その他運送中に起こった損傷を含む破損も無償修理の対象です。
- 無償で修理対応
※航空会社によって生じた破損、その他運送中に起こった損傷を含む破損は対象外です。
・参考:修理について|TUMI
TUMIのスーツケースはどこで購入できる?
TUMIのスーツケースは、関東、中部、近畿エリアにある直営店、全国各地にある取扱店、またはアウトレットストア、国内免税店で購入できます。
近くに店舗がない場合は公式サイトで購入できるのでチェックしてみてくださいね。
・店舗一覧
利便性の良いTUMIのスーツケースで快適な旅を
TUMIのスーツケースはクオリティが高く、デザイン性にも優れている人気商品です。シンプルで何年たっても飽きがこないので、一つ持っておくと重宝しますよ。
ラインナップも豊富なので、あなたにぴったりの一点がきっと見つかるはずです。
ぜひTUMIのスーツケースを手に入れて、ビジネスシーンやプライベートで快適な旅をしてくださいね。