「都道府県魅力度ランキング」で12年連続1位に輝いている北海道。気軽に旅行できるようになったらぜひ行きたいですよね。そこで今回は、北海道行きの格安航空券を手に入れる方法を解説します。航空券の相場もご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
北海道は何度も旅行したくなる場所
日本で最も広い面積を誇る北海道は、自然豊かで季節ごとに表情を変える場所。春は函館の「五稜郭公園」できれいな桜を、夏は富良野でラベンダー畑、秋は河東郡の「大雪山国立公園」で紅葉を、冬はスキー場でウィンタースポーツを楽しむことができます。
また、北海道は観光名所だけでなくグルメも豊富です。札幌ラーメン、夕張メロン、富良野オムカレーなどそのエリアで特に有名な料理もあるので見逃せません。
北海道には13の空港がある!飛行機の路線状況
東京都の38倍ほどの面積がある、広大な土地が特徴の北海道には空港が13ヶ所もあります。これらの空港は、日本各地にあるどの空港からも好きな場所の空港に行けるかというと、そうではありません。
それぞれ就航路線が決まっているので、どの空港と結ばれているのか事前にチェックしてみてください。
新千歳空港
年間2,200万人以上が利用する北海道の主要空港です。国内だけでなく、海外行きの飛行機も発着しています。
羽田、成田、伊丹、関西、中部、青森、花巻、秋田、山形、茨城、松本、仙台、福島、新潟、富山、小松、静岡、神戸、広島、岡山、松山、福岡、那覇
【道内】
稚内、釧路、函館、中標津、女満別、利尻(6~9月の期間運航便)
札幌丘珠空港
札幌都心まで最短20分で行ける空港です。
三沢、静岡(冬期運休)、松本(期間運航便)
【道内】
函館、釧路、利尻
旭川空港
上川郡東神楽町にある空港です。
羽田、中部、伊丹(期間運航便)
稚内空港
航空定期便が就航する日本最北端の空港です。
羽田
【道内】
新千歳
利尻空港
北海道内の離島「利尻」にある空港です。
新千歳(6~9月の期間運航便)・丘珠
奥尻空港
北海道内の離島「奥尻島」にある空港です。
函館
函館空港
新千歳空港に次ぐ主要空港。空港から函館市内まではバスで30分程度です。
羽田、成田、伊丹、中部
【道内】
新千歳・丘珠・奥尻
オホーツク紋別空港
北海道の北東「紋別市」にある空港です。
羽田
女満別空港
北海道の東「網走郡」にある空港です。知床の玄関口として利用されています。
羽田、中部
【道内】
新千歳
根室中標津空港
日本最東端の空港です。空港から根室市街までは80分程度。
羽田
【道内】
新千歳
たんちょう釧路空港
新千歳空港や函館空港に次ぐ、道内の主要空港です。
羽田、関西
【道内】
新千歳・丘珠
とかち帯広空港
帯広市の南東部にある空港です。
羽田
北海道に乗り入れしている航空会社は?
北海道に乗り入れてしている航空会社は、主に以下の9社になります。
- 日本航空(JAL)
- 全日本空輸(ANA)
- エア・ドゥ(ADO)
- スカイマーク(SKY)
- フジドリームエアラインズ(FDA)
- ピーチ・アビエーション(APJ)
- ジェットスター・ジャパン(JJP)
- アイベックスエアラインズ(IBX)
- スプリング・ジャパン(SJO)
※()内はエアラインコード
北海道のメインの玄関口となる新千歳空港の場合は乗り入れしている航空会社が多いので、航空会社を基準にして選びたいなら新千歳空港で検討するといいかもしれません。
北海道の航空券の相場は?
ここでは関東、中部、関西の3つのエリアから新千歳空港までの、航空券の相場をご紹介します。
- 大人1名
- 出発日2021年11月5日(金)
関東エリア | 【羽田→新千歳】
エア・ドゥ:9960円 ANA:11360円 JAL:12160円 スカイマーク:14360 円
【成田→新千歳】 ジェットスター:5400円 ピーチ:7010円 ANA:13420円 |
中部エリア | 【中部国際(セントレア)→新千歳】
ピーチ:6900円 エア・ドゥ:8110円 スカイマーク:9910円 JAL:11410円 ANA:13010円
【名古屋小牧→新千歳】 フジドリームエアラインズ:17370円 JAL:18870円 |
関西エリア | 【関西国際→新千歳】
ジェットスター:5460円 ピーチ:5780円 JAL:10110円 ANA:10110円
【神戸→新千歳】 エア・ドゥ:7670円 スカイマーク:8770円 ANA:17070円 |
※「トラベルコ」を使用
※検索日2021年10月2日
※価格は時期によって変動します。
北海道に格安で行ける航空券を手に入れるコツ
上記でご紹介した相場よりも安く、北海道に行く航空券を手に入れるために以下のポイントを押さえておきましょう。
LCCを活用しよう
航空券を格安で手に入れるためには、LCC(格安航空会社)を利用するのがおすすめです。
新千歳空港に乗り入れているLCCは、エア・ドゥ、ピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパンなど種類も豊富。
早期予約でお得にチケットをゲット
航空会社の中には、早期予約でチケットが格安になるところもあります。
日本の大手航空会社であるJALとANAの場合は、75日前、55日前、45日前、28日前(ANAの場合は21日前まであり)と細かく設定されているので、利用日が決まったらできるだけ早く申し込むと良いでしょう。
安いシーズンや曜日・時間帯を選ぶ
航空券は航空会社だけでなく、シーズンや曜日、時間帯でも価格が変動します。
特に北海道の場合は、大きなお祭りやラベンダーの見ごろを迎える時期が観光のベストシーズンになるので、比較的チケットが高くなります。
もし、北海道への旅でシーズンや曜日、時間帯に融通が利くのなら、ぜひ以下を押さえておいてください。
シーズン
ハイシーズンに比べ、オフシーズンは通常よりも運賃が低く設定されている可能性が高いです。
- ハイシーズン
- オフシーズン
1月下旬~2月上旬(さっぽろ雪まつり)、6月第2週目(よさこい祭り)、7月(ラベンダーの見ごろ)、GW、年末年始、お盆、シルバーウイーク、春休み、夏休みなど
連休のない月、大型連休後、12月~2月(クリスマスや年末年始、さっぽろ雪まつり期間は除く)
曜日
休日前から運賃が上がりやすくなるので、月~木曜日が狙い目です。
時間帯
時間帯によって変わる料金が変動する場合、早朝便や夜便が安くなることもあります。
ホテルやレンタカーとセットになったツアーを予約する
北海道滞在中、ホテルや民宿に泊まろうと思っているなら、最初からホテルがセットになったツアーを予約する方が、往復航空券を購入するより安くなりやすいです。
また、ホテルに加えてレンタカーもセットになったツアーも比較的安く、北海道で移動しながら観光する方にはおすすめです。
比較サイトや比較まとめサイトを参考にしてみるのもおすすめ!
「航空券を手に入れるコツがわかっても、どう探せばいいのかわからない…」という方は、比較サイトや比較まとめサイトを利用してみてはいかがでしょうか。
skyticket、エアトリ、さくらトラベル、ソラハピなどがあります。比較サイトで良い条件が見つかったら、サイトからそのまま予約も可能です。
一方、比較まとめサイトは、その日に運航している航空会社とその飛行機の運賃に加えて、比較サイトも検索できるものです。
気になる比較サイトがあれば、ボタンひとつでサイトに飛べるので便利です。
比較まとめサイトは、トラベル.jp、トラベルコ、tripadvisorなど。それぞれに特徴があるので、ぜひチェックしてみてください。
格安航空券にデメリットはある?
安く手に入れられて嬉しい格安航空券ですが、格安だからこそのデメリットもあります。
- 利用する人が多く、チェックインカウンターが長蛇の列になりやすい
- 座席指定や荷物預かりが有料
- フライトの変更、払い戻しができない(キャンセルできたとしても手数料が高額)
- 遅延が多い
- 遅延の保証はなし
- 機内食や備品利用が有料
このようなデメリットがあることを理解したうえで、利用するようにしましょう。
格安航空券を利用して北海道への旅を楽しもう!
北海道は何度でも行きたくなる観光地です。北海道への旅行を検討しているなら、まずは飛行機の路線状況を確認しましょう。
それから航空会社によって比較すると良いです。旅費をできるだけ抑えたい方は、今回ご紹介した方法で検索してみてくださいね。それでは良い旅を!