日本の風情が色濃く残る町、京都。京都は観光スポットも多く、都道府県魅力度ランキングでは13年連続2位に輝いています。そんな京都には宿泊施設が数多くありますが、カップルや女子旅におすすめなのは気分を上げてくれるおしゃれなホテルや宿です。そこで今回は、京都のおしゃれなホテル・宿を17つピックアップしてご紹介します。
何度も訪れたくなる伝統と近代が融合する町「京都」
京都には日本の古い建築様式や日本庭園などが数多く残っており、世界遺産や文化財もたくさんあります。
そして京都は伝統を守るだけでなく新しいものを積極的に取り入れており、古き良き日本の風景と近代的な建築物やアートなどが融合した美しさもあるのが魅力です。
人を惹きつける場所がたくさんある京都を存分に満喫するには、1回の旅行では足りません。何度も訪れたくなる場所、それが京都なのです。
気分が上がる京都のおしゃれなホテル
まずご紹介するのは、京都旅の気分を上げてくれる上質でおしゃれなホテルです。日常では味わえない贅沢旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
一流のデザインでおもてなし『THE SCREEN』
中京区寺町にある『THE SCREEN(ザ スクリーン)』は、“デザインという「おもてなし」”をコンセプトにした日本発のセレクタブルホテル。
国内外の名だたるクリエイター13名が、それぞれの想いを込めてデザインしたゲストルームが魅力です。
ホテルは最寄りの神宮丸太町駅より徒歩約7分という、京都散策に好立地の場所にあります。
石壁が目を引く外観で、その造形もアーティスティック。スタイリッシュな造形美に、自ずと目が奪われます。
ゲストルームは「エグゼクティブスイートルーム」「スイートルーム」「セミスイートルーム」「デザイナーズルーム」の4種類です。
日本画家やファッションデザイナーなど、その道の一流クリエイターが思考を凝らし、デザイン性の高い空間に仕上げたそう。
洗練された美しさに息をのむスタイリッシュな部屋から、京都らしさを感じる和モダンな部屋まで、多彩な空間から好みの部屋を選んでみてはいかがでしょうか。
ホテル内にはレストラン、カフェラウンジ、バーもあります。レストランで京都の旬の食材を使った料理に舌鼓みを打ち、開放的で心休まるカフェでほっと一息。
町屋スタイルをモダンに楽しめる『ホテル カンラ 京都』
下京区烏丸通にある『ホテル カンラ 京』は、京都の町屋スタイルを表現したホテルです。自然の素材を内装に取り入れ、京都伝統の技術と技法を凝らして“わびさび”を感じられる空間になっています。
カンラとは「感」「洛」の字を由来としており、日本伝統の美しさ・知恵・おもてなしが息づく「洛」でその心を「感」じられるホテルでありたい、という想いが込められているそうです。
ゲストルームは本館と別邸に分かれており、部屋それぞれ趣が異なるのも魅力。和と洋をミックスした、おしゃれで心地よい空間
が広がります。
女子旅には洗練美を堪能できる別邸の「twin room annex」が、カップル旅には開放的なアウトバスが楽しめる本館の「the kanra suite」がおすすめですよ。
ゲストルームの浴室は全室ヒバの木の浴槽になっているので、木の質感やぬくもりを感じながら旅の疲れをゆっくりと癒すことができるでしょう。
ホテルに着いたら、ホテル本館1階の「LOUNGE & SHOP」でひと休憩。坪庭の緑を眺めながらシェフパティシエ自慢のデザートとコーヒーで、会話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。
ディナーは国産和牛などの厳選食材を堪能できる「鉄板料理 花六」、または薪窯で焼きあげたピッツァやコース料理を食せる「THE KITCHEN KANRA」で満たされて。
京都らしさ満載の茶邸『アゴーラ 京都烏丸』
“美しい日本を集めたホテルアライアンス”をコンセプトに掲げるアゴーラが、2021年4月に京都烏丸にオープンしたのが『アゴーラ 京都烏丸』です。
京都は伝統と進取の気性をあわせもつ場所。
“残っているもの”ではなく“新しき”を好む…そんな京都にふさわしく、新しいものが伝統になるような工夫を随所に凝らしており、“新しきことの歴史”を感じられるようになっています。
アゴーラ 京都烏丸は茶邸がテーマになっているホテルで、かつては酒屋が軒を連ねていた下京区西洞院通にあります。数寄屋造りをモチーフにした外観は、優美で厳かな雰囲気です。
ホテルに一歩足を踏み入れると、そこは和の奥深さを感じる洗練された空間。内装だけでなくインテリアにもこだわっており、ラウンジには六角形の茶釜もあります。
ゲストルームは上質さを感じさせるシンプルな内装です。ナチュラルな色味の部屋なので、心穏やかにのんびりと過ごすことができますよ。
「プレミアキング / プレミアツイン」には坪庭があるので、暖かいお茶を飲みながらその庭を眺めてゆっくりと過ごすのも良いですね。
夕食は1階にあるレストラン「レ コンフュリアン」で創作フレンチを堪能してみては?
こちらのフレンチ料理は素材の旨味を引き立てる絶妙な味で、美しく盛られた料理はもはやアート。繊細な料理に感動すること間違いなしです。
まさに“日本のリゾート”『ふふ 京都』
『ふふ 京都』は、日本の文化や歴史の良いところを詰め込んだ、まさに“日本のリゾート”と呼ぶにふさわしい宿です。
日本庭園の一角にある宿で、四季によって装いを変化させる木々や風の香り、水・鳥・虫の音などを五感で味わいながら過ごすことができます。
宿は左京区南禅寺草川町にあり、近くには南禅寺や平安神宮、無鄰菴など京都の名所が数多く点在しているので観光にも便利です。
『ふふ 京都』のおもてなしは、門を通ったその瞬間からはじまり。非
日常空間へ誘う竹林のトンネルに囲まれた石畳を歩くと、穏やかでやわらかな雰囲気が広がります。
客室はコンフォートツインをはじめ、ダブルルームやスイートルームなどいろいろな種類があります。
全室ひのき風呂になっているのが嬉しいポイントで、窓を開けると露天風呂に浸かっているかのような気分を味わえるでしょう。
なかでも「ふふラグジュアリーコーナースイート」や「ふふラグジュアリープレミアムスイート」は、和と洋をマリアージュしたような優美でおしゃれなお部屋でおすすめです。
これらの部屋は隣同士になっているため、コネクティングすることもできるのだとか。
屋外サーマルプールが魅力『ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts』
『ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts』は、2021年9月にオープンしたヒルトンのコレクションブランドホテルです。
“Dive into Kyoto”をコンセプトにしており、京都の奥深い魅力に浸れるような空間やおもてなしを体感することができます。
ホテルがある北区衣笠鏡石町は、市街地からほど近い場所ながらも豊かな自然が広がるエリアです。琳派発祥の地ともいわれており、古くから芸術家たちに愛されてきたのだとか。
こちらのホテルは各エリアのデザインにもこだわっており、客室は「唐紙」、レストランは「竹」、スパは「陶器」などそれぞれテーマがあるので、インテリアやアートも楽しんでみてくださいね。
客室は全6種類でどのお部屋にも大きな窓があり、鷹ヶ峰の豊かな自然を望むことができます。
施設内には天然温泉を利用した屋外サーマルプールがありますが、「プールサイドデラックス」の客室ならテラスから直接アクセスできるので、サーマルプールを存分に満喫したい方におすすめです。
ちなみに、サーマルプールは8~21時まで1年を通じて利用できます(いくつか条件があるので公式サイトにてご確認ください)。
お食事はフレンチ料理が楽しめるレストラン「TENJIN」にて、朝食からランチ、ディナーまで堪能できます。
京都らしさを感じるおしゃれな和の宿
続いてご紹介するのは、京都らしさを感じるおしゃれな宿です。京都の風情を宿でも味わいたい方は、ぜひ参考にしてください。
京町家風の隠れ宿『京小宿 八坂ゆとね』
ミシュランガイド京都・大阪+2020で快適な宿に選ばれた『京小宿 八坂ゆとね』。
八坂の塔から徒歩3分の場所にある京町家風の宿で、和をたっぷり味わえるのが魅力です。古都の雰囲気漂う外観は一見宿に見えないため、隠れ家のように感じますよ。
客室はツイン5室とダブル2室の限定7部屋で、京町家風の上質な和室です。お部屋の名前も「薄紅」「桔梗(ききょう)」「群青(ぐんじょう)」など和テイストで素敵ですね。
その和の空間を満喫できるよう、洗面台は日本のイメージがある漆器、バスローブやタオルは「お仕度籠」になどインテリアやちょっとしたおもてなしにもこだわっています。
お部屋は全室ひのき風呂を完備しているのも魅力です。ひのきの香りに癒されながら、日常や旅の疲れを流すと良いですね。
料理は館内お食事処『木草弥』にて、京野菜をたっぷり使った本格的な京会席が堪能できます。
好きな色浴衣が選べる『京都 嵐山温泉 花伝抄』
緑豊かな自然と、古都らしい雰囲気を堪能できる観光スポット「嵐山」にあるのが『京都 嵐山温泉 花伝抄』。阪急嵐山駅より徒歩約1分の場所にあるホテルです。
こちらのホテルでは館内用色浴衣や、趣の異なる5種類の貸切風呂を無料で楽しむことができます。
館内の廊下は畳になっているので、ロビーでチェックインをしたら靴を脱ぎます。畳ならではの柔らかさとぬくもりを感じながら客室に向かいましょう。
お部屋は大きくわけて「京町屋」「京和風」「京モダン」の3つのタイプがあります。
それぞれインテリアからお香などの小物にいたるまで京の風情を感じられるので、和の雰囲気に癒されながらゆっくりとくつろいでくださいね。
そして、女性に人気なのが浴衣を無料でレンタルできる「浴衣処」です。
レトロな柄からポップな柄、京の伝統の文様をあしらったものまで数多くラインナップされており、どれも素敵なので迷うこと間違いなしですよ。
館内には他にも、京都の名産品が並ぶお土産処や京都の本を読める読み処などもあるので、かわいい浴衣を着て館内を散策するのも良いですね。
お風呂は大湯屋と5種類の貸切湯屋を完備しています。貸切湯屋のうちの3つは露天風呂です。貸切風呂は無料で24時間利用でき、「湯浴中」のランプがついていなければ予約なしで入ることができます。
美味しい日本酒を堪能できる『nol kyoto sanjo』
古き良き日本の伝統を受け継ぎ新しい形を作る。そんな京都らしさを感じることができるのが『nol kyoto sanjo』です。
烏丸御池町駅より徒歩5分の中京区堺町にあり、酒蔵「キンシ正宗」の販売所だった建物をリノベーションしているのが特徴です。
宿は成熟された空間だからこそ生まれる居心地の良さを残しながら、新たな要素をプラスして京都ならではの魅力を演出しています。
お部屋は素材感を大切にした温かみのある空間で、居心地がとても良いです。ミニキッチンもあるため、簡単な軽食を作ってお酒を片手にゆっくりと語り合うのもおすすめですよ。
客室にはすべて檜葉風呂を完備しています。
nol kyoto sanjoの宿泊者専用「町家ラウンジ」では、キンシ正宗の美味しい日本酒をウエルカムドリンクとしてフリーフローで堪能できます。
日本酒が持つフルーティーな香りを味わいたいなら、ワイングラスに注いで飲むのがおすすめなのだとか。そんな日本酒の新しい楽しみ方もできますよ。
贅沢を楽しむ大人旅に!1棟貸切の宿
プライベート空間で贅沢を楽しむ、そんな京都の大人旅をしてみませんか?1棟貸切の宿なら、きっと一生心に残るプライスレスな体験もできますよ。
タイムレスでおしゃれな空間が広がる『嵐山邸宅 MAMA』
『嵐山邸宅 MAMA』は、京都市斎京区嵐山の地に2020年5月にオープンした一棟貸切の宿です。
阪急電鉄が保養所として利用していた建物をリノベーションした宿で、門構えや屋根の梁など日本家屋の良さはそのままに、タイムレスでおしゃれな空間になっています。
お部屋は全10室、光の当たり方やそこから見える風景、お部屋の間取りなど、その場所に最も合うように部屋ごとに趣が異なるのが魅力です。
また、お部屋を飾るインテリアは地元京都の職人たちがつくったものなのだとか。手作り家具の温かみが、安らぎや心地良さを与えてくれますよ。
どのお部屋も魅力的ですが、特に「MAMA Premium Garden」は嵐山邸宅の中でもトップクラスの広さを誇るプライベートガーデンつきでおすすめ。
暖かい時期にはお庭でそよ風を感じながらお茶を楽しんだり、お酒を嗜みながら星を眺めたりするのもいいですね。
お食事は館内のレストランにて、地の物をたっぷり使ったイタリアンが堪能できます。
“素材をそのまま、大胆に。”をコンセプトにしており、毎日でも食べたくなるようなメニューをラインナップしています。
レストランに泊まるという贅沢『オーベルジュヴィラSOSO』
宮津市日置の天橋立エリアにある『オーベルジュヴィラSOSO』は、その名の通りオーベルジュの宿。オーベルジュとは宿泊施設を備えたレストランのことで、オーベルジュヴィラSOSOでは本館「天橋立離宮 星音」の一流シェフの出張料理を堪能することができます。
オーベルジュヴィラSOSOのお部屋は、なんと1室のみ。1日1組限定なので、プレミア感がありますね。
お部屋には日本海を一望できるダイニングがあり、そこで一流シェフが自分たちだけのために腕を振るってくれます。
食事は洋食をメインとした料理で、地元ならではの食材や全国から取り寄せたこだわりの食材を使ったコース料理を堪能できます。ワインとのペアリングを楽しみながら、贅沢なときを過ごしてください。
その他にも中央にプールを完備しているガーデン、2種の天然温泉を楽しめるお風呂などがあります。
プールが利用できるのは夏季のみですが、水中照明を埋め込んでいるのでその他の時期はイルミネーションとして楽しめますよ。
夏はナイトプールで遊んで、その他の時期はイルミネーションの光に癒されながらのんびり過ごすのがおすすめです。
全棟に中庭プールと天然温泉つき『天然温泉&プライベートSPA 瑠璃浜』
『天然温泉&プライベートSPA 瑠璃浜』も、宮津市日置の天橋立エリアにある一棟貸切宿です。
70~120㎡のヴィラなので、女子旅やグループ旅にぴったり。全棟に中庭プールと天然温泉がついているのが魅力です。
お部屋は「瑠璃浜」をはじめ、「瑠璃浜カルマート」、「瑠璃浜グランデ」、「瑠璃浜セラミカ」、「瑠璃浜VITE」、「瑠璃浜リトリート」、など6種あります。
どのお部屋も京の町屋をイメージして作られていますが、少しずつ特徴が異なるので、どんな風に過ごしたいかを想像しながら選んでみてくださいね。それぞれキッチン、リビング、寝室、和室があります。
天然温泉は、全国的にも珍しい「赤湯」です。赤湯はまろやかな肌あたりで、保湿効果も期待できるのだとか。
この赤湯を1.3m×1.3mの大きなお風呂で堪能することができるので、足を伸ばしてゆっくり浸かり体を癒してあげてください。
お食事はガーデンでBBQを楽しんでもよし、お部屋で京懐石を楽しむのもよし、近隣の姉妹施設で好きなものを食べるのもよし。
気軽におしゃれを楽しみたいにおすすめの京都安いホテル
京都にはリーズナブルな価格で泊まれるおしゃれな宿もたくさんあります。カジュアルに過ごしたい、気軽におしゃれを楽しみたいという方は以下でご紹介するホテルがおすすめですよ。
おしゃれなリビングロビーがある宿『ホテルリソル京都』
京都の中心地、人気エリアのひとつである「中京区河原町通三条
」。三条駅から徒歩3分の好立地な場所にあるのが『ホテルリソル京都』です。
大人一名5,400円から利用できるホテルで、観光はもちろんビジネスでも利用できます。
こちらのホテルは“もう1つの居場所があるホテル”をコンセプトにしており、リビングロビーがあるのが特徴。
リビングロビーは安らぎを感じさせるアロマがたかれており、日本の伝統と京文化の魅力を調和させた温かい雰囲気の空間になっています。
このリビングロビーで、ゆっくりとコーヒーを飲みながら会話を楽しんだり、本を読んだりして寛ぐのも良いですね。客室は、和モダンの落ち着きのある雰囲気です。
アメニティーも充実しているので、何かと荷物が多くなる女子旅に良いでしょう。
棟によって部屋の雰囲気が変わる『サクラテラス・ザ・ギャラリー』
『サクラテラス・ザ・ギャラリー』は、京都駅八条西口より徒歩2分と京都観光に便利な立地にあるホテルです。
高級マンションのようにスタイリッシュな外観で、なおかつエントランスは壁がないオープンエアのつくりでリゾート感を演出しています。
フロントは中央が吹き抜けの開放的な空間。フロント横にはおしゃれなインテリアを備えたパティオがあるので、旅の計画を立てたりコーヒーを飲みながらゆっくりくつろいだりするのも良いでしょう。
こちらのホテルはノース(北棟)とサウス(南棟)があり、ノースは木目調のシンプルで洗練されたお部屋、サウスはアートを融合させたおしゃれなお部屋です。
宿泊は大人3,300円から利用できます。1部屋最大2名までの利用になるので、カップルでの旅行または女子の2人旅におすすめですよ。
1階には時間によってサービス内容が変わるレストラン&バルがあります。
10:00~17:30のカフェタイムは自家焙煎コーヒーやフレーバーティーが楽しめるフリーカフェの時間に、17:30~22:00はビールやカクテル、ワイン、ノンアルコールカクテル、ソフトドリンクなどのウエルカムドリンクを堪能できる時間になります。
ウエルカムドリンクは1泊につきひとり1杯無料でいただけるのでぜひご堪能あれ。
アートにたっぷり浸れる『ホテル アンテルーム 京都』
京都市南区東九条明田町にあり、地下鉄烏丸線九条駅より徒歩8分の立地に佇む『ホテル アンテルーム 京都』。
学生寮として使われてきた建物を利用した、ホテル&アパートメント施設です。館内には全128室の客室と、全50室のアパートメントが併設されています。
また、こちらのホテルはアートを楽しめるのが魅力で、エントランスからつながるギャラリーにはクリエイターの作品が展示してあります。
他にも若手アーティストの作品が館内のいたるところに展示してあるので、どの作品が好みかなどを話してみるのも良いでしょう。
客室は清楚感のあるスタンダードルームと、一流アーティストが手がけたコンセプトルームがあり、スタンダードルームは大人一名5,000円から利用できます。
ちなみにコンセプトルームの中には、写真家である蜷川実花さんが手がけたお部屋もあります。壁全体に桜のフォトを施して、美しく華やかな部屋になっているので乙女心がくすぐられますよ。
一流アーティストが手がけたコンセプトルームはスタンダードルームより値段は上がりますが、個性的で魅力的なお部屋ばかりなので、ぜひ一度宿泊してみてくださいね。
朝食は館内レストラン「ANTEROOM MEALS」にて、特製テリーヌや環境負荷の少ない野菜を使ったサラダ、自家製グラノーラなどを堪能できます。
京都のひとり旅にもぴったり!おしゃれなホテル
カップルやグループでわいわい旅を楽しむのも良いけれど、ひとり旅も乙なもの。京都でひとり旅を楽しむなら、宿もおしゃれなところを選びましょう。
ファーストクラス気分を味わえる『FIRST CABIN京都烏丸』
地下鉄東西線二条城前駅より徒歩8分の場所にある『FIRST CABIN京都烏丸』は、飛行機のファーストクラスの設備をイメージして作られたコンパクトホテルです。
カプセルホテルでありながら、スタイリッシュでラグジュアリーな空間なので一歩足を踏み入れると女性もわくわくしますよ。
お部屋は「プレミアムルーム」「ファーストクラス」「ビジネスクラス」「プレミアムエコノミークラス」の4種類で、プレミアムルームなら複数名で利用できます。
どのお部屋もシンプルで洗練された空間になっており、圧迫感はありません。
お部屋は鍵なしのカーテンで仕切るタイプになりますが、すべてのキャビンに鍵付きのセーフティボックスを完備しているのでセキュリティは安心です。
また、宿泊エリアは男女で区切られているため、女性ひとりでも利用しやすいでしょう。
館内には共有ラウンジ、シャワーブース、大浴場、パウダールーム、カフェなどもあります。
アメニティーは館内用のウエアやタオルだけでなく、メイク落としや化粧水、乳液など女性に嬉しいアイテムも充実しています。
共有スペースが充実『ザ ミレニアルズ京都』
地下鉄東西線京都市役所駅より徒歩4分の場所にある『ザ ミレニアルズ京都』は、“眠るまでを共有スペースですごす”スタイルを取り入れているコンパクトホテルです。
モダンでインテリジェンスな空間が広がる館内にはラウンジ、ワークスペース、プレイゾーン、キッチンなどの共有スペースがホテル全面積の20%を占めています。
共有エリアは24時間利用可能なので、自宅にいるような感覚で自由に過ごせますよ。
24時間無料で利用できるセルフコーヒーサービスがあるだけでなく、毎日17:30~18:30はフリービールタイムも!
この時間内なら無料でビールが飲めるので、ビールサーバーからつぎ立ての美味しいビールを堪能してみてはいかがでしょうか。
宿泊スペースは女性専用エリアと男女共有エリアにわかれています。客室は一段式になっており、二段式のように上下を気にしなくて良いのが魅力です。
各部屋は2.3mと天井までの距離があるので、窮屈感なく過ごすことができます。
チェックイン時に貸出されるiPodでリクライニング機能や照明などの操作ができるようになっています。
本とBARで時間を楽しむ『TUNE STAY KYOTO』
『TUNE STAY KYOTO』は、本屋×BAR×宿がコラボレーションしたような空間のホテルです。京都駅中央口(京都タワー側)より徒歩5分の立地にあるので、観光の拠点として便利ですよ。
ホテルはシックな外観で、松の木などの植物が入口にあるのが目印。館内に入るとスタイリッシュでおしゃれな空間が広がります。
ロビーに入ってすぐ目に入るのが、地下1階に向かって階段状にずらりと陳列されている本。まるで海外のライブラリーに来たかのような空間でとても絵になります。
本は京都にまつわるもので、ガイドブックや小説などを2,500冊以上ラインナップしているのだとか。24時間閲覧可能になっているため、時間を気にせずじっくりと読書を楽しめます。
BARにはクラフトジンが約24種類あり、6種類のトニックウォーターとフルーツやハーブなどのガーニッシュの中から、自分で組み合わせを考えてマリアージュしたオリジナルのジンを堪能することができます。
京都のおしゃれなホテル・宿に泊まって旅を満喫しよう
今回は京都のおしゃれなホテル・宿をご紹介しました。京都にはその町の風情を活かした宿や、新しい発想を取り入れたホテルなどがさまざまあります。どんな旅を楽しみたいかを想像しながら選んでみてくださいね。