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留学体験レポート

「留学先での生活ってどんなものだろう?」そんな疑問には、留学体験レポートを読んでみてください。学校や授業のこと、生活のこと、友達のことなど、実際の体験がわかるはず。これらの体験レポートを参考に、ぜひ素晴らしい留学を実現させてください。


新しい事に挑戦したいと留学を決意

 留学のきっかけは、20代のうちに留学をしてみたいという気持ちから。就職して5年がたち、新しいことをやってみたい、また語学を習うことで仕事の幅を広げたいと思っていました。
 スペインへ留学することを決めたのは、スペイン語は使用率が世界3位と広く使われていること、南米やヨーロッパを旅行したいと思っていたことから。スペインでもたくさんのエリアがありますが、自然豊かな都市で、他の国にも旅行しやすいアクセスの良さから、バルセロナを選びました。

 バルセロナは碁盤の目に町が整備されていて、交通網もしっかり整備されているので、移動面では困ることはありません。ただ手を挙げてバスを止めたり、降りるときにアナウンスがないことがあったりと戸惑うことも。公共サービスは充実しており、ワイヤレスインターネットの整備、定期的な美術館の無料開放、レンタサイクルやバリアフリー設計などが整っていました。

 気候は年中乾燥しています。6~10月は暑い日が続きますが、10時頃まで明るく、遅くなっても一人で帰れるのが安心でした。冬はから風で寒く、ダウンジャケットを持って行ってよかったと思いました。 
 町は公園が多く、日曜日はほとんどのお店が定休日なので、週末はとてもゆったりとした印象です。雨はほとんど降らず天気が良いので、多くの人が公園で楽器を弾いたりスポーツをして過ごしていました。

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サグラダファミリアから見たバルセロナの街。真上から見ると碁盤の目のように作られています。
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冬に食べたねぎ料理。焼いて白い部分をいただきます。違うテーブルのおじさんに『食べるの上手だね』と話しかけられました。

とにかく「話すこと」で慣れる

 授業は1日4時間あり、3時間が文法、1時間が会話のクラスでした。授業ではテストがなかったので、自分でついていけていないと感じたとき、また夏に人数が増えてしまったときなどにも、先生と相談してクラスを変更していきました。
 当初のクラスは日本人2名、韓国人3名。その後はロシア、ドイツなど国籍もさまざまになりましたが、どのクラスにも日本人は数人いました。バルセロナに滞在するための手続きなどを教えてもらうことができたので、その点はとても良かったと思います。

 授業の内容はアルファベットの発音にはじまり、スペインについて、またスペインの著名な俳優・画家・建築家についてなど、さまざまなテーマがありました。単語を知らないのと、他の留学生のスペイン語に耳が慣れていないので、会話できるようになるまでにはとても時間がかかりました。最初のうちは辞書や絵を描いて説明することが多かったです。

 先生によって、話すことに重点を置く先生、文法をきっちりやろうとする先生と、いろいろな教え方がありました。
 授業で特に面白く感じたのは、国ごとの習慣を知ることができたこと。出産したときのメッセージカードに書く言葉が、スペインでは『赤ちゃんはパンを持って生まれてくる』なのが、韓国ではパンがお米に変わる、など、文化の違いを知ることができました。

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クラスメイトと。10 代後半~20 代前半の生徒が多かったです。
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バルセロナで剣術を学ぶグループの皆さんと。スペインにも日本の文化を好きな人がたくさんいて、とても嬉しい気持ちになりました。

勉強以外も旅行・イベントなど充実

 学校へはホームステイ先からバスで約20分かけて通学しました。ホストファミリーは60代くらいのホストマザー。他の学校の生徒も滞在することがあり、多い時は5人ほどルームメイトがいました。最初は言葉もわからず打ち解けるまで時間がかかり、生活も初めて、言葉もわからないという時だったので、一番大変でした。

 3カ月ほど経ったころに、留学してきたばかりの日本人の女性が緊張していると思い、スーパーでの買い物の仕方を教えたことがあります。時間の経過とともに慣れましたが、彼女が留学当初の私のように思えて、みんな同じなんだな、と感じたこともありました。

 ホームステイは3カ月の契約だったので、その後は自分でシェアできる場所を探しました。ウェブサイトや現地の住宅情報を参考に、予算や場所を検討し、エクアドル人の家族のお宅に住まわせていただくことに。とても自由な家庭で、食事は自炊をしていました。両親と3人のお子さんががいるほか、私が紹介した日本人や、家族の知り合いの方など、いろいろな方と住んだ時期もありました。

 放課後や週末は、図書館が充実していたのでそこで友達と勉強したり、インテルカンビオ(お互いの言語を教え合うこと)したり、旅行の計画を立てたりして過ごしました。美術館巡りや、みんなでバーに行きサッカーの応援をすることも。街でもさまざまなイベントがあり、スペイン広場の噴水ショーや、サグラダファミリアが動くようにみえるライトアップショーもありました。

 後半の時期は旅行によく行っていました。航空券やホテルが安いので、バルセロナ近郊のほか、イタリアのローマ、ミラノやヴェネチア、またヴァチカン、ブリュッセル、ロンドン、マドリッド、アンダルシア地方、ポルトガルなど、多くを訪れることができました。イタリアは食事もおいしく、スペイン語も通じたので、とても楽しかった旅行先の一つです。ローマの遺跡や『最後の晩餐』を見たことも、よい思い出です。


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9月11 日の「ラ・ディアダ(カタルーニャの日)」。スペインからの独立を願ってデモが行われていました。
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バルセロナから電車で1時間ほど行ったところにあるタラゴナ。他にもたくさんのところへ旅行しました!

自分の意見を持つことの大切さ

 日本は雰囲気で察するのが文化でもありますが、海外に行くと自分を主張すること、交渉する力が必要です。
 授業中『どう思いますか?』と聞かれることがとても多く、今まで考えた自分の意見を、相手に伝わるように意識して話すことが足りていなかったと感じました。私は自分の質問で授業を止めてしまっていいのだろうかと消極的な部分が多かったのですが、みんなたくさん質問し、自分のどこを直せば正しくなるのかと、意欲的に参加していると感じました。

 海外での生活を通して、日本はこう考えるけど、他の国ではこう、と比較する視点を持つことができ、また自分自身のことを考えるきっかけにもなりました。
 日本はヨーロッパから見ると文化がとても違うので魅力的だと言われましたし、紹介できたこともありましたが、同時に意外と説明できないこともあったので、どうしてなんだろうと考えさせられました。帰国してから友達に『考え方に幅ができたね』と言われるほど、多くの発見があったと思います。

 次にスペインへ行くときは両親や友達を案内したいですし、そのためにも、これからもスペイン語の勉強を続けていきたいと思っています。

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